Finatextとナウキャスト、みずほ証券のデータ・AI活用を包括的に支援
~データ基盤の移管を起点に、AI駆動開発の現場定着まで一気通貫で伴走~

AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループの株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:木下 あかね、以下「Finatext」)と株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「ナウキャスト」)は、みずほ証券株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:浜本 吉郎、以下「みずほ証券」)に対し、大規模なデータベースのクラウド移管から、「AI駆動開発」に向けた技術検証・ルール整備・プロジェクトの進行管理までを一体で支援しました。
■背景
みずほ証券では、システム開発プロセス全体の抜本的な改革に取り組んでいます。その一環として、要件定義から設計・実装・テストに至る開発工程全体に生成AIを組み込む「AI駆動開発」を推進しており、工程に応じた3つのAIツールが導入されています。一方で、それらを現場で安全かつ実効性をもって活用するための環境整備とともに、社内に分散したデータを安全に利用できるデータ基盤の整備も同時に求められていました。
こうした背景のもと、Finatextグループは特定のツールベンダーに属さない中立的な立場から、「既存の業務プロセスにAIを付け加えるのではなく、AIを前提として仕組みそのものを再構築する」という価値観に基づき、データベースの移管・設計から、AIツールの検証、ガバナンス整備、現場への浸透施策までを一貫して支援を行いました。
■ご支援内容
本取り組みにおける主な支援内容は、以下のとおりです。
【データ活用環境の整備】
・大規模データベースのクラウド移行
全社横断で利用される大規模データベースについて、金融機関に求められる厳格なガバナンス要件を組み込み、クラウド基盤への移行を要件定義から設計・実装まで支援しています。さらに、この移行で整理した安全な運用ルールを皮切りに社内のデータを集約し、ゆくゆくはAIが横断的に利用できる「AI駆動開発の土台」となるデータ環境の構築に向けて検討を進めています。
【「AI駆動開発」の推進】
・AIツールの検証
仕様策定を担う「Kiro」、開発を担う「Devin」、テストを担う「Genesis/Nexus」といった各工程のAIツールについて、品質向上や開発スピード向上につなげられるかを見極めるため、単体および複数ツールを組み合わせたPoC(概念実証)の推進を支援しました。
・ガバナンス整備
AIを開発現場で安全に活用するため、利用範囲・責任分界・レビュー体制などを定めたガイドラインの整備を支援しました。推進チームだけでなくリスク管理部門とも連携してルールを設計し、予期せぬリスクを防ぐ堅牢な運用の枠組みを構築しています。
・社内浸透施策のサポート
各AIツールの利用法に関する勉強会に加え、ベストプラクティスの共有会や、ハンズオン支援など各種コンテンツの企画・運営を支援し、IT部門をはじめとするメンバーがAIを実務で使いこなせる状態づくりを後押ししました。
■みずほ証券株式会社 IT・システムグループ 上級技術統括 杉谷剛 様のコメント
みずほ証券では現在、システム部門全体で『フルスタックでのAI駆動開発プロセスの構築』という大きな挑戦を進めています。この変革には、AIの先端技術だけでなく、大規模な組織を動かす推進力が不可欠でした。Finatextグループには、これまでの支援実績を通じて示された確かな実行力への信頼があります。だからこそ、データベースのクラウド移行からAI駆動開発の現場定着までを一気通貫で牽引していただいています。データとAIを駆使し、ITとビジネスが一体となった迅速な価値提供をさらに加速させるため、引き続き力強いサポートを期待しています。
■今後の展望
今後は、各種AIツールの本格運用を通じて、システム開発のさらなる効率化を推進します。あわせて、移管したデータ基盤とAIを安全に接続する仕組みの検証を進め、開発工程にとどまらず、全社横断でデータとAIを利活用できる環境の実現を目指します。Finatextグループは、データ利活用に関する包括的なプロジェクトを通じて、みずほ証券の変革を引き続き支援してまいります。

Finatextグループについて
Finatextグループは、「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、AI時代の金融インフラを提供する企業グループです。金融サービスのあるべき姿をユーザー視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」、貸金サービスに必要なシステムや業務を一気通貫で提供する「株式会社スマートプラスクレジット」といった事業会社を擁し、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。

株式会社Finatext
株式会社Finatextは、AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループにおいて、フィンテックシフト事業および保険領域における金融インフラストラクチャ事業を担っています。「最速で、金融の新領域へ」をスローガンに掲げるフィンテックシフト事業では、金融機関の進化を実現するプロフェッショナル集団として、現状把握から目指す未来の実現まで一気通貫で導きます。金融サービサーとしての豊富な実務経験とユーザー理解、柔軟な対応力と圧倒的なスピードを強みとし、これまでに、複数の金融事業者のサービスを1つのプラットフォームで提供する三菱UFJ銀行様の『Money Canvas』、少額変額年金保険をスマートフォンで購入できる三井住友海上プライマリー生命様の『AHARA』など、革新的なサービスを開発しています。また、金融インフラストラクチャ事業においては、保険ビジネスプラットフォーム「Inspire(インスパイア)」とクレジットビジネスプラットフォーム「Crest(クレスト)」を軸に、金融DXに取り組む事業者を支援しています。Finatextは、これまで世の中になかった新しい金融サービスの創出により、金融がもっと暮らしに寄り添う世界を実現します。
会社名 : 株式会社Finatext
代表者 : 代表取締役CEO 木下 あかね
設立 : 2018年12月
所在地 : 東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル 9階
公式サイト: https://finatext.com/fn

株式会社ナウキャスト
株式会社ナウキャストは、東京大学経済学研究科渡辺努研究室における「東大日次物価指数(現:日経CPINow)」プロジェクトを前身として2015年に設立された、オルタナティブデータのリーディングカンパニーです。AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループにおいて、データAI事業を担っています。POSデータやクレジットカードの決済データ、求人広告データなどの「オルタナティブデータ」を多数扱い、生成AI活用とデータ基盤構築の両輪で事業者の業務支援に取り組んでいます。また、独自の経済指数を開発し、経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行い、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援しています。
会社名 : 株式会社ナウキャスト
代表者 : 代表取締役CEO 辻中 仁士
設立 : 2015年2月
所在地 : 東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル 9階
公式サイト: https://nowcast.co.jp/
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