Finatext、東京海上日動パートナーズの法人営業支援システム「TNP Navi」の開発を支援

~生成AIと法人データベースを活用し、商談準備から提案までのプロセスを一気通貫で高度化~

株式会社Finatextホールディングス

 AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループの株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:木下 あかね、以下「Finatext」)は、東京海上グループの保険代理店である東京海上日動パートナーズ株式会社(以下「TNP」)独自の法人営業支援システム「TNP Navi」の開発を支援しました。本システムは、Finatextグループが金融機関向けに展開するAIプロダクトブランド「Finstage(フィンステージ)」の営業支援ソリューションを基盤とし、生成AIと法人データベースを活用して開発したものです。TNPの法人営業における業務効率化と提案品質の標準化を支え、法人のお客様の経営課題を起点とした価値提供の向上に貢献します。

■背景

 保険業界における法人営業では、お客様ごとの経営課題やリスクに寄り添い、高い専門性をもって保険にとどまらない幅広い解決策を提供することが求められています。そうした中、営業担当者の育成や知識・ノウハウの共有を一層進め、組織全体の法人対応力を高めていくことはより重要なテーマとなっています。

 TNPは、東京海上日動100%出資の代理店である全国8エリアのパートナーズ代理店が2026年7月に合併して誕生した、約160拠点・約2,500名の従業員を擁する保険代理店です。全国に広がるネットワークを最大限に活かし、経営理念として「地域社会で最も信頼される保険代理店」の実現を掲げています。その取り組みの一つとして、法人顧客に関する情報の収集・整理から課題・ニーズの仮説構築、課題抽出、解決策の提示およびクロージングまでの一連の課題解決型アプローチについて、組織全体での浸透・定着を進めています。

 Finatextは、TNPの構想を実現するパートナーとして、単に既存業務の一部をデジタル化するのではなく、生成AIとデータ活用を前提とした新しい営業プロセスへと再構築するため、本システムの開発を支援しました。

■システムの概要と特長

 本システムは、金融業界の現場業務をAIで包括的に支援するプロダクトブランド「Finstage」の営業支援ソリューション「Finstage セールスアシスト」と法人データベースを組み合わせて構築しました。営業担当者の「商談準備」「商談実施」「事後フォロー」という一連の業務フローを支援し、お客様ごとの経営課題やリスクに寄り添った価値提供の実践を後押しします。

1. 【商談準備】 外部データ連携による「仮説構築」の自動化

 Finatextグループの株式会社ナウキャストが提供するAI-Readyな法人データベース「DataLinc(データリンク)」と連携しており、お客様企業の最新の基本情報を取得できます。さらに、業種や企業規模などの特性に応じて、想定される経営課題や商談時に確認すべきヒアリング項目を提示することで、事前準備の時間を大幅に短縮するとともに、商談品質の向上を支援します。

2. 【商談実施】 生成AIによる「商談の可視化」と非構造化データの活用

 商談内容を音声記録し、生成AIが即座に書き起こしや議事録を作成します。これまでブラックボックス化しがちだった商談内容をデジタルデータとして蓄積することで、上司による具体的なフィードバックや営業担当者の振り返りを支援し、営業品質の向上や人材育成につなげます。

3. 【事後フォロー】 課題抽出と「提案商材」の自動マッチング

 生成AIが商談議事録からお客様の課題やニーズを抽出・整理し、内容に応じてタグ付けを行います。さらに、抽出した課題やニーズに対して、保険商品や各ソリューションを自動的にマッピングし、提案内容の素案を作成します。これにより、営業担当者はお客様の課題やニーズに応じた提案を、より効率的かつ的確に検討・作成することが可能となります。

4. 「Human-in-the-Loop」による品質担保と人材育成

 本システムは生成AIのアウトプットに全面的に依存するのではなく、営業担当者が生成AIの提案内容を確認・修正するプロセス(Human-in-the-Loop)を前提に設計されています。生成AIが提示する「気づき」を人間が判断・活用するフローを組むことで、生成AIの精度の限界を補完すると同時に、利用する営業担当者自身のスキルアップも促進します。

■今後の展望

 Finatextグループは、金融機関がAIを安全かつ継続的に活用し、成果を創出するための環境整備(AIイネーブルメント)を推進しています。Finatextは今後も、本システムを通じてTNPの法人営業の強化を支援するとともに、金融の現場に根ざしたAI活用を金融業界全体へ広げてまいります。

【参考リンク】


Finatextグループについて

Finatextグループについて

Finatextグループは、「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、AI時代の金融インフラを提供する企業グループです。金融サービスのあるべき姿をユーザー視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」、貸金サービスに必要なシステムや業務を一気通貫で提供する「株式会社スマートプラスクレジット」といった事業会社を擁し、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。

株式会社Finatext

株式会社Finatext

株式会社Finatextは、AI時代の金融インフラを提供するFinatextグループにおいて、フィンテックシフト事業および保険領域における金融インフラストラクチャ事業を担っています。「最速で、金融の新領域へ」をスローガンに掲げるフィンテックシフト事業では、金融機関の進化を実現するプロフェッショナル集団として、現状把握から目指す未来の実現まで一気通貫で導きます。金融サービサーとしての豊富な実務経験とユーザー理解、柔軟な対応力と圧倒的なスピードを強みとし、これまでに、複数の金融事業者のサービスを1つのプラットフォームで提供する三菱UFJ銀行様の『Money Canvas』、少額変額年金保険をスマートフォンで購入できる三井住友海上プライマリー生命様の『AHARA』など、革新的なサービスを開発しています。また、金融インフラストラクチャ事業においては、保険ビジネスプラットフォーム「Inspire(インスパイア)」とクレジットビジネスプラットフォーム「Crest(クレスト)」を軸に、金融DXに取り組む事業者を支援しています。Finatextは、これまで世の中になかった新しい金融サービスの創出により、金融がもっと暮らしに寄り添う世界を実現します。

会社名  : 株式会社Finatext
代表者  : 代表取締役CEO 木下 あかね
設立   : 2018年12月
所在地  : 東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル 9階
公式サイト: https://finatext.com/fn

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://finatext.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区九段北1丁目8番10号 住友不動産九段ビル9階
電話番号
-
代表者名
林良太
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2013年12月