ウェルビーイング、インナーコミュニケーション、異文化コミュニケーション…などさまざま職場の課題に、「テプラ」で挑む!?「#おねがいテプラ」1月27日より実証実験 動画公開!

整理収納だけじゃない、意外でアイデアフルな「テプラ」の活用法 ナッジ理論専門家 竹林先生「テプラによる小さな“後押し”は、職場の良い環境づくりに」

株式会社キングジム

 株式会社キングジム(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:木村 美代子)は、仕事や暮らしを快適にする「テプラ」の意外な活用術をまとめた「#おねがいテプラ」の検証動画と実証実験動画を2025年1月27日(月)に公開しました。本企画では、職場での気になることやちょっとした悩みを、「テプラ」と専用のWindows 向けラベルソフト「テプラクリエイター」(SPC10)を活用して解決にチャレンジ。キングジム本社での検証と各業界での実証実験を行う様子を動画や写真で紹介しています。オフィス、建設、保育園、工場、医療・福祉の現場で働く人々が抱く悩みの声を集め、「テプラ」の汎用性を活かした意外な解決方法を提案していきます。

「#おねがいテプラ」サイトURL:https://www.kingjim.co.jp/sp/tepra_onegai/

■職場の悩みに「テプラ」で挑む

 「テプラ」は誰でも簡単に使える機能性と汎用性により、工場・建設現場での注意表示や、病院・学校の案内表示、家庭での整理整頓やお名前付けなど、様々なシーンでご活用いただいております。今まで、「テプラ」の用途として多くの方に認知頂いていたのは「整理のためのラベリング」でしたが、今回の「#おねがいテプラ」キャンペーンでは、職場で出会う日常のお困りごとを「テプラ」の力で解決していくことを目指します。

 たとえば、オフィスの現場におけるお悩み事を聞くと「デスクワークで肩こりがひどくなっている」「会議の緊張をどうにかしたい」。また保育園の現場では「子どもたちがお昼寝してくれない」など、様々な声が寄せられました。今回のキャンペーンで「テプラ」が取り組んだ課題のテーマは「インナーコミュニケーション」「ウェルビーイング」「エデュテイメント」「安全管理」「インナーモチベーション」「孤独解消」「健康寿命」「チームビルディング」「異文化コミュニケーション」の9種類。「オフィス編」ではキングジム自らが活用術を検証し、悩みを解決する「テプラ」の活用アイデアにチャレンジしました。

 この「テプラ」を活用したお悩み解決には、日常で起こりうるさまざまな人の行動に注目しています。5つの実証動画では解決に導く行動の変化を、行動経済学を専門とする青森大学客員教授の竹林先生が“ナッジ理論”の視点から解説しました。人は強制された行動よりも、自然にやってほしいことを提案される方が動きやすい性質を持つと言われています。ナッジ理論とは、この性質を利用した「心理に軽い刺激を与えることで、望ましい行動を促す方法」を指します。「#おねがいテプラ」企画では、職場での悩みや人間関係のすれ違いに人間の行動特性を効果的に活用したことで解決できた事例を、ナッジ理論の観点からそれぞれ解説しています。

 また、特設サイトでは「テプラ」の特性を活かした実証実験を公開。この「#おねがいテプラ」企画にはSNS総フォロワー22万人を誇り、架空のプロダクトを創作するSNSで人気のクリエイター ミチルさんが、“テプラクリエイター”として企画・監修を担当しています。

プロダクトクリエイター ミチルさん

「テプラ」は、単なるラベル作成ができるツールと思ってましたが、触ってみるとユーモアのあるラベルが作れて驚きました。「テプラ」を使って職場や家庭での生活用品に遊び心を加えたラベルを貼ることで、楽しげな印象を持たせることができるので、アイテムに個性を与え日常を豊かにしてくれるプロダクトだと感じました。

【プロフィール】

ユニークなプロダクトを創作するクリエイター。

2020年よりSNSをメインに活動開始。SNSで投稿したプロダクトは数多くの商品化を果たす。

代表作は「氷山になるティッシュケース」「きのこの山のワイヤレスイヤホン」

職場の悩みに「テプラ」で挑め!キングジム自らがオフィスで検証してみた

SNSで人気の創作クリエイター ミチルさんと一緒に考えたアイデアを実践!

実証動画では解決へと導いた行動を竹林教授がナッジ理論を用いて解説

オフィス、建設、保育、工場、介護の全5業界の現場の悩みを解決する動画など、全26アイデアを公開しました。

オフィス編では、キングジム自らが「テプラ」を活用してさまざまな悩みに対しての活用術を検証。キングジム取締役会長も出演しました。「ミチル」さんと一緒に考えた「テプラ」活用アイデアと合わせてご注目ください。

■オフィス【肩こり編】 〜エレベーターの時間を、ストレッチ時間に〜

〈悩み〉社員の肩こりを、何とかしたい。

〈「テプラ」活用アイデア〉エレベーターの乗降時間に、ストレッチを促進

▼実験内容 

対象となるのは、デスクワークで肩こりがつらそうな社員。そこで、エレベーターでの移動時間を利用してストレッチを促すラベルを。ドアが閉まると、「天井を見上げてください」と書かれたラベル。目線を送った先の天井には「うしろで手を組み、ストレッチ。」というラベルが。その指示の通りにストレッチをした社員は、肩こりが少し楽になった気がした様子で出ていきました。

【ナッジ理論からみる竹林先生の解説】

この行動には「簡素化ナッジ」(行動の難易度を下げる)が働いています。

「肩こり対策しよう」と言われても実際に動くことは難しいですが、ラベルに書かれた「上を見て」というシンプルかつ実践しやすいメッセージによりストレッチすることを導き出しています。

職場の悩みに「テプラ」で挑め!建設、保育、工場、医療・福祉の働く現場で実験してみた

自社内で実施したオフィスでの検証を踏まえて、建設、保育、工場、医療・福祉の現場でも働く人の悩みを解決できるか実験してみました。実験後には「#おねがいテプラ」を体験した働く人々へのアンケート調査を実施。「新たな使い方の可能性を感じた」「インナーモチベーションアップにつながりそうだと思った」など様々な反響が寄せられました。各業界の「テプラ」活用アイデアと合わせて、調査結果にもぜひご注目ください。

■建設現場【異文化コミュニケーション編】 〜外国人でも楽しく働ける現場にしたい〜

〈悩み〉外国人スタッフと、距離を縮めたい。

〈「テプラ」活用アイデア〉多言語翻訳ラベルでヘルメットに一言、コミュニケーションのきっかけに

▼実験内容

協力いただいたのは外国人のスタッフとの関わりが多い、鉄建建設株式会社の工事現場。言語の壁を超えるきっかけがあれば、もっと快適な職場になれるはず。そこで、「テプラクリエイター」(SPC10)の多言語翻訳機能を使って、会話のきっかけをラベル化。日本人スタッフのヘルメットに貼られた、ベトナム語での自己紹介。現場でそれを目にしたベトナム人スタッフは、思わず笑顔に。小さな「テプラ」のラベルで、国境を超えた瞬間でした。

【ナッジ理論からみる竹林先生の解説】

この行動には「初頭ナッジ」(最初に得た情報を後の意思決定において重視する)が働いています。

言語の壁により交流が難しい現場でも「テプラ」のラベルで相手の第一印象をポジティブに変え、会話しやすくなる状態を作り出しています。

■保育園【行きしぶり編】 〜毎日の登園をポジティブに〜

〈悩み〉子どもたちが、すんなり登園してくれません。

〈「テプラ」活用アイデア〉玄関から教室まで、しりとりラベルで子どもたちを楽しく誘導

▼実験内容

協力いただいた保育園は、キートスチャイルドケア桜木。朝の登園時、親元から離れたがらない子どもたちは、先生にとって悩みのタネ。そこで、楽しく登園を促すラベルを。床に貼られた、絵文字しりとり。「りんご、ごりら、らっぱ・・・」と読みながら、いつの間にか玄関から廊下、廊下から教室へ。登園成功に胸をなでおろす先生、そして制作スタッフたちでした。

【ナッジ理論からみる竹林先生の解説】

この行動には「ゲーム化ナッジ」(魅力的な選択肢やインセンティブを提示する)が働いています。

登園にネガティブな気持ちになる瞬間を楽しくゲーム化(しりとり)することで行動のきっかけ生み出しています。

(以下、動画ではなくスチールです)

■工場【声援編】 〜働くスタッフのモチベーションをアップ〜

〈悩み〉職場の従業員に、お客さまの声を届けたい。

〈「テプラ」活用アイデア〉お客さまからの声をラベル化、階段に貼り付け

▼実験内容

協力いただいた工場は、日本製紙クレシア株式会社。自分たちの仕事で、よろこんでくれる人がいる。そう感じられると、働くモチベーションも上がるもの。そこで、カスタマーセンターに寄せられた、商品に対するお客さまからのお褒めの言葉を、Excelからの流し込み印刷機能でラベル化、工場内の階段に貼り付けしました。読むたびに励まされそうです、との反応をいただきました。

■医療・福祉現場【書道編】 〜施設での活動を家族にかわいくご報告〜

〈悩み〉入居者さんの様子を、ご家族に届けたい。

〈「テプラ」活用アイデア〉レクリエーションの書道作品を、そのままラベル化、ご家族にプレゼント

▼実験内容

協力いただいた介護施設は、SOMPOケア ラヴィーレ狛江。なかなか会いに来られない入居者のご家族に、施設での活動の様子をお伝えしたい。そこで、レクリエーションで書いた書道作品を写真撮影、「テプラクリエイター」(SPC10)にデータを取り込んでラベルに印刷。貼ってかわいいミニ書道シールのできあがり。「これなら喜んでくれそうです」と、介護士さんからお声をいただきました。

「新たな可能性を感じた!」職場での「テプラ」活用への嬉しい声も

キングジムオフィスでの実証実験では「新たな使い方の可能性を感じました。」「アイデア次第でいろいろな用途が作り出せることに、あらためて気付かされた。」など社内で驚きや感動の声が寄せられました。

オフィス実験同様に、建設現場の従業員からは「自分たちでは発想できなかった使い方に感心しました。」と、普段とは異なる使い方に新たな気づきを感じる結果となり、保育園の現場では「絵に興味を示しジャンプしながら登園する子どもの姿が見られ、楽しく登園する新しい可能性を感じました。」と効果を感じた声が挙げられました。  また、工場現場の作業員からは「インナーモチベーションアップにつながりそう。」という仕事に対するポジティブな声や、医療・福祉現場の介護士からは「ご入居者さんと、家族とのコミュニケーションや会話も増えていくと思いました。」という交流の広がりに期待を寄せる声が挙げられました。

人々の行動を変化させる「ナッジ理論」とは?

「テプラ」での行動変化の背景には、ナッジ理論と呼ばれる「可視化による行動促進」にあります。今回の実証実験のように、自分の作業スペースに「テプラ」で「普段意識していないことを意識するように促す」ことを貼り付け、「普段とは違う行動」を促進することで自然と行動に変化が起き、改善に向かうことが期待できます。行動を促すための少しの「後押し」として「テプラ」を活用していくことは職場の良い環境づくりに繋がると考えられます。

ナッジ理論専門家  竹林 正樹(たけばやし まさき)先生

ナッジは心理傾向に訴えかけて望ましい行動へ導く方法です。ナッジは行動経済学から派生した理論で、提唱者のR.セイラー博士がノーベル経済学賞を受賞したこともあり、世界で注目されています。

いつものスペースに「テプラ」を貼ることが視覚的なトリガーになって、なかなかできなかった行動に対して後押しできます。「テプラ」は工夫次第で、風通しの良い職場の環境づくりや生産性の向上に繋がる手段になりそうです。

【プロフィール】

青森県出身。立教大学経済学部、米国University of Phoenix大学大学院(Master of Business Administration)、青森県立保健大学大学院修了(博士(健康科学))。行動経済学を用いて「頭ではわかっていても、健康行動できない人を動かすには?」をテーマにした研究を行い、年間10本ペースで論文執筆。ナッジで受診促進を紹介したTED(テッド)トークはYouTubeで80万回以上再生。代表作は「心のゾウを動かす方法」(扶桑社)、「介護のことになると親子はなぜすれ違うのか」(GAKKEN)。

■「#おねがいテプラ」キャンペーン概要

詳細は、キャンペーン実施概要をご確認ください。

https://www.kingjim.co.jp/news/detail/campaign/250127cp.pdf

■ラベルライター「テプラ」について

ラベルライター「テプラ」は、1988年に国内初の漢字変換機能を搭載したコンパクトなラベルライターとして誕生し、現在では国内シェアNo.1※の地位を確立しています。発売以来、パソコン接続モデルやスマートフォン専用モデル、シンプルで使いやすいエントリーモデルなど、仕事から日常生活まで幅広いニーズに応えるラインアップを展開しています。また、対応するテープも業界最多の種類を揃え、さまざまな用途に対応可能です。※ 自社調べ

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日用品・生活雑貨
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会社概要

株式会社キングジム

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URL
https://www.kingjim.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区東神田2-10-18
電話番号
-
代表者名
木村 美代子
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1948年08月