【かいけつゾロリのスピンオフミステリー誕生！！】　ゾロリのせいで事件現場は大パニック。爆笑しつつ読解力が育つ読み物『まじめにふまじめミステリー　ナゾロリ』発売！

株式会社ポプラ社

2023年4月27日 16時32分

株式会社ポプラ社は2023年4月26日に小学校中学年以上向け読み物『まじめにふまじめミステリー　ナゾロリかなしみのデカもりチャーハン事件』を発売しました。

書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900348.html

7つの短編が楽しめるミステリー集

「セレブパーティーぶどうジュース事件」

よばれてないパーティーに勝手に来て、白目をむくゾロリ！

「かなしみのデカもりチャーハン事件」

そびえたつチャーハンを前にして、たおれた常連客とゾロリ！

「ぶちこわし！　eスポーツバトル事件」

だれかがこわした最新ゲーム機……近くにいたのはやっぱりゾロリ

……などなど、毎回ゾロリが事件にからんできて現場をひっかきまわす７つのミステリーが楽しめます。展開が進むにつれ、ナゾすぎるゾロリの行動から目が離せなくなります。1話につき20ページ程度なので、朝読にもおすすめです。

・パート分け＆会話形式だから読み進めやすい

『ナゾロリ』のストーリーは、現場検証、聞きこみ、推理、解決編でパート分けした構造になっています。また、登場人物たちの会話はキャラクターの表情アイコンとセットになったチャット形式に近いもの。アドベンチャーゲームを攻略していくような感覚で読み進められるので、1話を読了する満足感が得やすいつくりになっています。

その一方で、事件のナゾトキはしっかり手ごわい。読む力、ナゾトキ力、まじめにふまじめ力がばっちり鍛えられる内容です。

『ゲームセンターCX』の放送作家・岐部さんが執筆

放送作家として『ゲームセンターCX』『シューイチ』『秘密のケンミンSHOW極』などを担当し、脚本家としても多くのアニメやゲームのシナリオを手掛けている岐部昌幸さんがストーリーを執筆しました。

収録されている7話はいずれも、登場人物たちの「思いやり」の度が過ぎてしまった結果、想定外の事件になってしまうといった展開のお話です。落語の人情噺のような味わいで、笑いあり涙ありゾロリありの読後感の良いストーリーは、子どもだけでなく、ミステリー好きの大人も楽しめる内容となっています。随所に盛り込まれた原作『かいけつゾロリ』リスペクトネタもお見逃しなく！　原ゆたか先生も本文のどこかにかくれているので、見つけてください。

▲『ナゾロリ』企画会議の一場面。ゾロリ（右）のプレゼン内容に戸惑う岐部さん（左）。