NTT西日本、フィリップス・ジャパンと業務提携し「睡眠時無呼吸症候群(SAS)オンライン 診療サービス」を高度化
~医療×企業×データを一体提供する新たなSAS対策モデルを推進~
1.背景・目的
NTT西日本株式会社(本社:大阪府大阪市都島区、代表取締役社長:北村 亮太、以下 NTT西日本)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)領域におけるオンライン診療・治療支援の高度化を目的として、CPAP(持続陽圧呼吸療法)機器および遠隔モニタリング分野で実績を有する株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:安部 美佐子、 以下 フィリップス)と連携し、NTT西日本が展開する「SASオンラインクリニック」の新たなサービスモデルの構築に取り組みます。
本取り組みは、医療機関・企業・データを横断的に連携することで、SAS対策を検査から治療までトータルで提供するサービスとして、運輸・交通企業のドライバーの検査・治療を推進します。法人企業における健康管理・安全管理の取組みを支援することで、SAS起因による交通事故問題の解決に取組んでまいります。
2.取り組み概要
本取り組みでは、NTT西日本のデジタル基盤およびサービス運用力、法人顧客基盤と、フィリップスのCPAP機器および治療データ活用技術を組み合わせ、以下の高度化を推進します。
1. CPAP治療データの可視化・連携
CPAP機器の使用状況や治療データをオンラインで連携し、医療機関および企業が治療状況を把握可能にします。
2. 治療継続支援の高度化
オンライン診療およびサポート体制とデータを組み合わせ、患者ごとに最適化された
フォローアップを実施し、治療継続率の向上を図ります。
3. 企業向け健康管理・安全管理の高度化
SAS対策を企業の安全管理・労務管理と連動させ、運輸・交通事業者をはじめとする
企業における事故リスク低減※に資する取り組みを推進します。
※注記:SAS患者は健常者と比較して交通事故リスクが高いことが報告されており、適切な治療によりそのリスクの低減が期待されています。
■役割分担
NTT西日本
・オンライン診療・運用支援サービス(SASオンラインクリニック™)
・クラウド・ソフトウェア・セキュリティ・データ分析等のデジタル基盤の技術・ノウハウ提供
・企業向けソリューション営業
フィリップス
・CPAP機器および関連ソリューションの提供
・治療データの取得・活用技術の提供
・医療業界における知見、ノウハウの提供
■対象顧客
・運輸・交通事業者(物流・電車・バス・タクシー等)
・運転や作業などの安全管理を重視する企業
・健康経営を推進する企業
■期待される効果
・SASの検査受診率・治療継続率の向上
・居眠り運転等の事故リスク低減
・企業の従業員の健康管理業務の効率化
・健康経営および人的資本経営への貢献

3.本取り組みに関するコメント
株式会社フィリップス・ジャパン 睡眠・呼吸治療事業部長 久保 和也
睡眠時無呼吸症候群は、働く方々の健康だけでなく、運輸・交通業界における安全運行にも深く関わる重要な社会課題です。
フィリップスは、NTT西日本との連携により、デジタル技術と医療の力を融合し、これまで以上に多くの方が適切な検査・治療につながる環境づくりを推進するとともに、SASオンラインクリニックを起点として、睡眠データの活用や新たなヘルスケアサービスの創出を通じ、社会課題の解決に貢献してまいります。
滋賀医科大学 睡眠学講座 特任教授 睡眠センター長 角谷 寛
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、高血圧などの生活習慣病のみならず、日中の眠気や交通事故・労働災害にも関係する重要な疾患です。一方で、検査や治療のための通院負担などから、適切な診断や継続治療につながっていない方も少なくありません。
SASオンライン診療を高度化する今回の取り組みは、検査から診療、治療継続までの患者負担軽減に寄与し、より多くの方が適切な医療へアクセスできる可能性を持っています。
今後、こうした取り組みを通じてSASへの理解が深まり、早期発見・早期治療につながることを期待しています。
4.今後の展開
NTT西日本とフィリップスは、本取り組みを通じて蓄積されるデータ、法人向け医療サービスに関する営業・運用ノウハウ、知見、技術および、把握した市場ニーズ等を活用し、SAS領域に限らない、医療・ヘルスケア領域における新たなサービスモデルおよび事業領域の展開を検討していきます。
例
・医療関連データ活用によるドライバー業務の安全性向上の新たなサービス
・モビリティ産業と連携した医療MaaSおよび遠隔医療サービスの高度化

【参考】株式会社フィリップス・ジャパンについて
株式会社フィリップス・ジャパンは、ロイヤル フィリップス※の日本法人として1953年に創業。主な事業領域は、画像診断、超音波診断、イメージガイド下治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティクス、睡眠・呼吸治療、およびパーソナルヘルスと多岐に渡ります。ヘルステクノロジーのリーディングカンパニーとして、日本の医療・健康課題解決に向け取り組んでいます。
※2025年の売上高は180億ユーロ、全世界に約64,800人の従業員を擁し、世界100か国以上でビジネスを展開
※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。変更になる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
<本件に関するお問い合わせ先>
NTT西日本株式会社
バリューデザイン部 メディカル&モビリティG:宮崎、松永
Email:sas-online-clinic@west.ntt.co.jp
(スパムメール対策のため、全角の「@」を半角の「@」に変化してお送りください。)
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