【婚活者1,539人に調査】“デート代”「少し多めに支払ってほしい」と回答する女性が4割。
“付き合う前”と“付き合った後”では「全額支払いたい」と回答した男性の割合が15ポイント減少。
かつての常識だった“男女の恋愛ルール”は令和時代において急激に変化しています。特に「デート費用の負担」はSNSなどで“デート代は男性がおごるべき?”論争として世間を賑わせました。そこで今回は、結婚相談所で活動をしている男女に「デート費用」について調査し、令和時代の婚活者の心境をお届けします。
■調査サマリー
“付き合う前”のデート代について、男性の4割は「全額支払いたい」と回答。特に、40~50代では半数が「全額支払いたい」と回答。
“付き合う前”のデート代について、女性は「少し多めに支払ってほしい」「割勘にしたい」が7割を占めボリュームゾーンに。
“付き合った後”のデート代について、男性は「全額支払いたい」と思う割合が15.6ポイント減少し、「少し多めに支払いたい」が11.2ポイント上昇。
“付き合った後”のデート代について、「全額支払ってほしい」と回答した女性は1割に。
■調査結果
“付き合う前”のデート代を「割勘にしたい」という男性は2割
“付き合う前”のデート代について「全額支払いたい(44.5%)」「少し多めに支払いたい(37.5%)」がボリュームゾーンに。
年代別に絞って調査すると「全額支払いたい」と回答した20~30代は4割弱であるにも関わらず、40~50代では半数と割合が高くなり“世代間ギャップ”が発生していることが分かりました。
“全額支払いたい”理由
「自分で全額支払った方が、気楽だから(20代・神奈川県)」
「収入が多い方が払うのが当たり前、楽しい時間を過ごした場合、男側が支払うのがマナー(30代・東京都)」
「交際相手に相応しい人であれば誠意を見せたいから(30代・東京都)」
「男性が支払うことが、当たり前だと思っているから(40代・静岡県)」
“少し多めに支払いたい”理由
「基本的には出すつもりでいるが、全額となると金銭的負担が大きすぎるように感じる(20代・神奈川県)」
「対等な立場と考えているので全額奢るのは違和感があるから(30代・東京都)」
「相手側の支払いに対する考え方がわからないうちは多めに払っておくのが無難だと感じるから(30代・岐阜県)」
「男側が支払うほうがスマート。時代に合わせて女性に出してもらうように気をつけてる(40代・福岡県)」
3割が割勘派。“対等な付き合い”を望む女性
“付き合う前”のデート代について女性は「少し多めに支払ってほしい(45.3%)」が最多に。「割勘にしたい(30.1%)」「全額支払ってほしい(24.3%)」では5.8ポイント差と大差はありませんでした。
年代別では、40~50代女性の3割は「全額支払ってほしい」と回答し、それ以外の年代では2割程度に。また全年代で「少し多めに支払ってほしい」と回答した割合が最多となり、女性は必ずしも「全額支払ってほしい」という考えではないことが分かりました。
“少し多めに支払ってほしい”理由
「大体のケースで、お相手の方が年収が高いと思われるため(20代・千葉県)」
「自分のために頑張ってくれていると感じられた方が好きになりやすいから(30代・大阪府)」
「外見を重視する男性が多く、外見にかける出費が男性よりも多いと考えているため(30代・奈良県)」
「今までの経験上、全額支払って頂く事が多かった為、多めにしていただけると助かるから(40代・東京都)」
“割勘にしたい”理由
「相手と対等な付き合いがしたいから(20代・千葉県)」
「貸し借りを作りたく無いから(30代・東京都)」
「付き合うか分からない相手に奢ってもらうのは申し訳ないと思ってしまう(30代・神奈川県)」
「結婚後も共働きで、それぞれが自立していたいと思うから(40代・兵庫県)」
一方で、“全額支払ってほしい”と回答した女性は「大事にされてる気がして嬉しいから」という声が多く寄せられました。また、“少し多めに支払ってほしい”理由にも同様の声があり、女性はお相手の“自身に対する気持ち”を表現してくれたかという部分を重視しているのではないでしょうか。
“付き合った後”は男性の心境に変化が
“付き合った後”のデート代について「少し多めに支払いたい(48.7%)」が最多に。「全額支払いたい」は28.9%となり、“付き合う前”と比べると15.6ポイント減少しました。
“付き合った後”のデート代について「少し多めに支払ってほしい(53.0%)」「割勘にしたい(34.0%)」がボリュームゾーンとなり、「全額支払ってほしい」と回答する方は1割程度に留まりました。“付き合う前”と比較して「少し多めに支払ってほしい」が7.7ポイント「割勘にしたい」が3.9ポイント上昇。
“付き合った後”では男性側に心境の変化が現れることが分かりました。「全額支払いたい」と回答していた男性の中には、「それがあたりまえと思ってほしくない」という声も。“結婚を見据えた”お付き合いであるからこそ、お互いの「金銭感覚」を確かめておくことが重要だと考えます。結婚後は家計が一緒になるケースが多いことから「どちらがどのくらい」負担するのかをあらかじめ決めておく方が気を遣わないお付き合いができるのかもしれません。
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*¹ ⽇本マーケティングリサーチ機構 2022年2⽉調べ_IBJ⽇本結婚相談所連盟登録会員に関する調査(成婚数:2022 年実績、会員数:2022年12⽉末時点、⼤⼿結婚相談所・連盟を対象)
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お客様のライフスタイルや婚活フェーズに合わせた婚活サービスの提供と、結婚に伴うライフデザインサポートを行っています。成婚=婚約と定義し、マッチングに留まらないトータルサポートで、年間1万組を超える成婚を創出。日本の深刻な課題である「人口減少問題」に、結婚カップルを生み出すことで貢献したいと考えています。
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代表者 :代表取締役社長 石坂 茂
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