最先端の知を学べるビジュアルシリーズ「世界基準の教養 for ティーンズ」が刊行開始。第一弾は世界31ヵ国刊行、累計120万部超の人気シリーズ発!
シリーズ第一弾『はじめての経済学』『はじめての哲学』が4月24日同時発売。10代から大人まで、現代を生き抜くための教養&思考術が身につく入門シリーズが誕生!
株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優)は、最先端の知を学べるビジュアル入門書シリーズ「世界基準の教養 for ティーンズ」を刊行開始、シリーズ第一弾タイトルとして『はじめての経済学』(日本語版監修 池上彰)、『はじめての哲学』(日本語版監修 戸谷洋志)を2024年4月24日に同時刊行いたしました。
■「世界基準の教養 for ティーンズ」シリーズ
「世界基準の教養 for ティーンズ」は世界各国で刊行される10代向けの教養書を翻訳出版する新レーベルです。
中学・高校で学ぶ教科や10代から知っておきたい教養、思考術を、日常生活の「具体例」、登場人物たちの「対話」などを通じて、楽しみながら学ぶことができるラインナップを厳選、まさに“世界基準”の教養書をお届けいたします。
また、シリーズ各巻のテーマごとに、最前線で活躍する気鋭の研究者、専門家たちが日本語版監修を担当することも本シリーズの大きな特長の一つです。
シリーズ第一弾『はじめての経済学』はジャーナリスト・池上彰さん、『はじめての哲学』は哲学研究者・戸谷洋志さんが監修を手がけ、世界最先端の知への理解がぐっと深まります。
ビジュアル豊富な子供向けの絵本と侮るなかれ、大人が読んでも目から鱗の知識満載、本質をとらえた納得の内容にページを繰る手が止まらなくなります。
スタートを飾るのは、イギリスの児童書出版社USBORNE(アズボーン)社から刊行され、現在世界31ヵ国で出版、累計発行部数120万部を超える人気シリーズ発の2作。
以降、シリーズ続刊『はじめての地理(仮)』、『はじめての法律(仮)』も刊行予定です。ぜひご期待ください。
■『世界基準の教養 for ティーンズ はじめての経済学』
例えば、毎日の歯磨き。あなたの歯磨き粉は、どこの会社の商品ですか?
そこには「選択」があります。なぜ、その商品を買い、他の商品を買わなかったのか?
こんなことを考えていくと、私たちの生き方そのものが問われていることに気づきませんか。そういうことを考えるのが経済学です。
――池上彰「読者のみなさんへ」より一部抜粋
経済学を理解するために必要なのは、難しい計算やグラフではなく、「選択」について考えること。「放課後は遊ぶ?」「それとも宿題をやる?」など身近な選択肢から始まり、要点をシンプルに噛み砕いてわかりやすく解説します。
資源、市場、企業、貿易といった経済の基本的な仕組みから、公害、戦争、飢餓、SDGsなど地球的規模の問題、SNSでインフルエンサーが成功する理由まで、現代的な目線で幅広いテーマを取り上げる本書。世界のティーンが学んでいる教養がまるっと詰まった一冊です。
【目次】
経済学って何だろう?/経済って何だろう?/経済学者は何を研究する人?/
経済学って何をする?
第1章:すべてが足りない
私たちが生きていくために必要なものを、私たちはどう選んでいる?
時間がいくらあっても足りないのはなぜ?
経済はなぜ存在しているのか、その大きな理由。
第2章:市場
売買――それはまるで魔法のように価格が決まるしくみ。
第3章:選択
人はどのように選択する? なぜ人は時に意外な選択をするんだろう?
企業や政府はどうやって人々の選択を変える? なぜそうする?
第4章:生産、利益、競争
企業が迫られる大きな選択とは? 競争はなぜ重要?
なぜ公害を発生させる企業がある? それをやめさせるには?
第5章:経済システム
すべてを公平に分配できるようにする規則は存在する?
勝者と敗者がいるほうがいい?
過去に試されたシステムにはどんなものがある?
第6章:マクロ経済学
政府はどうやって経済をはかる?
政府の選択は、個人や経済全体にどんな影響を与える?
第7章:国際貿易
世界中のみんながお互いの製品を売買することで利益を得るのはなぜ?
政府が時に貿易を阻止しようとするのはなぜ?
第8章:大きな問題(といくつかの答え)
戦争から飢餓、地球環境の保護まで、経済学というツールはどう役立つ?
次はどうする?/用語解説/経済学の仕事/さくいん
【書誌情報】
書名:世界基準の教養 for ティーンズ はじめての経済学
日本語版監修:池上彰
著者:ララ・ブライアン/アンディー・プレンティス文 フェデリコ・マリアーニ絵
翻訳:清水玲奈
仕様:B5変形判/並製/128頁
発売日:2024年4月24日
税込定価:2,068円(本体1,880円)
ISBN:978-4-309-62271-2
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309622712/
■『世界基準の教養 for ティーンズ はじめての哲学』
この本は工夫の凝らされた哲学の入門書です。日常生活での事例を使いながら、本格的な哲学の世界を案内してくれます。
きっとあなたは、これから先の人生で、本書で扱った問題に、何度も違った形で遭遇するでしょう。そのとき、またこの本を取り出して、ページを開いてみてください。きっとこの本は、いつまでも、あなたの味方になってくれるはずです。
――戸谷洋志「読者のみなさんへ」より一部抜粋
「生きる意味って何?」「なぜ戦争するの?」「何が正しいかわからない」……日常生活で出会う素朴な不思議、人間関係で生まれるモヤモヤ、どんなに頭をひねっても答えの出ない深淵な問いなど、私たちの生きる世界には疑問が尽きません。
本書は、考える道具〈哲学〉について知り、学ぶことで、根気よく問題と向き合う力をつける入門書。ユーモラスな登場人物たちによる哲学対話、想像力豊かな思考実験に立ち会いながら、「覚える」のではなく、自ら「考える」ことの楽しさが身につく一冊です。
【目次】
哲学って何?/哲学の世界/哲学をやってみる/主張のしかた/思考実験/なぜ哲学をするの?
第1章:知識
この世界のことを、どうやって知ればいいんだろう?――きみは何かを知っているとはっきり言える?
第2章:心
心と体とどう違うんだろう? きみは心をコントロールできているだろうか?
第3章:美と芸術
美や芸術って何だろう? そして、この質問に答えるのはどうして難しいんだろう?
第4章:神
もし神がいるなら、その存在を証明することはできる?
第5章:政治
全員が納得できるルールで、だれもが公平で幸せに暮らす社会を作ることはできる?
第6章:よく生きるには
何が正しい行動かわからないとき、哲学を使えば答えは見つかるだろうか?
第7章:時間と同一性(アイデンティティ)
すべてのものは時間が経つと変わっていく――じゃあ、どのくらい変わったら前と同じものじゃなくなるんだろう? そもそも時間って何だろう?
第8章:論理と言語
哲学の仕組みってどんなもの? 同じ言葉の意味が人によって違うなら、そんな言葉で説明された仕組みを、どうやって理解すればいいだろう?
第9章:人生の意味
哲学は、世界についての疑問を持つだけなの?
それは生き方の指針にはならない?
哲学は「人生の意味とは何か」という究極の問いに答えることはできる?
次はどうする?/いくつかの謎/用語解説/こんな哲学者たちがいた!/さくいん
【書誌情報】
書名:世界基準の教養 for ティーンズ はじめての哲学
日本語版監修:戸谷洋志
著者:ジョーダン・アクポジャロ/レイチェル・ファース/ミンナ・レイシー文 ニック・ラドフォード絵
翻訳:川野太郎
仕様:B5変形判/並製/128頁
発売日:2024年4月24日
税込定価:2,068円(本体1,880円)
ISBN:978-4-309-62272-9
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