日経統合システム、ランサムウエア対策ソフト発売 ファイルの暗号化を阻止
画面ロックも阻止 早期の業務再開可能に
日本経済新聞社グループのIT(情報技術)エンジニアリング会社である株式会社日経統合システム(東京都江東区、代表取締役社長:新井裕)は4月15日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)対策ソフト「NASランサムブロック」を発売しました。脆弱性を突いて侵入してきたランサムウエアがパソコンやクラウド上などに保管されているファイルの暗号化を阻止するのが特長です。ランサムウエアに感染しても、NASランサムブロックが「最後の砦」としてデータ(ファイル)を守るため、被害が最小化され、早期に業務を再開できます。
■特長
ランサムウエアは感染した端末のファイルを暗号化し、復旧のために金銭(身代金)を要求するマルウエア(悪意のあるプログラム)です。NASランサムブロックはセキュリティーソリューションを扱う株式会社シティリバース(東京都千代田区、代表取締役:佐藤義康)の協力を得て開発しました。
NASランサムブロックをパソコンにインストールしていると、ランサムウエアがファイルを暗号化する際の特徴的な動きを検知し、暗号化を阻止します。パソコン内のファイルだけでなく、OneDriveなどのクラウドストレージやオンプレミスのファイルサーバーにあるファイルの暗号化も防ぎます。既知のランサムウエアの検体約50種を使ってNASランサムブロックの性能を評価したところ、対象とした全種の検体でファイルの暗号化を阻止しました。NASランサムブロックを導入していれば、感染していない端末からクラウドストレージなどにアクセスして業務を早期に再開できます。
ランサムウエア対策として、端末を監視して脅威を検出する「EDR(エンドポイント検知・対応)」が普及していますが、近年はEDRを無効化して侵入するランサムウエア被害が起きており、EDRだけでは安心できない状況です。NASランサムブロックは導入済みのEDRと相互補完することでランサムウエア対策の有効性が高まる「多層防御」の1つとして機能します。
NASランサムブロックは暗号化を阻止する国内製のランサムウエア対策ソフトで、使いやすいUIと迅速なサポートも特長です。

NASランサムブロックの主な機能は以下の通りです。
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保護対象となるファイルへのアクセスを常時監視。ランサムウエアがファイルを暗号化する際の特徴的な動作を検知し、ファイルの暗号化を阻止
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パソコン操作を不能にする動きも検知し、画面ロックを阻止
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ファイルの暗号化や画面ロックを阻止すると、クラウド上の管理コンソールから通知
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他社製のアンチウイルスソフトや「EDR(エンドポイント検知・対応)」と呼ばれる不正アクセス検知サービスと併用可能。既存のセキュリティー環境を維持したまま、ランサムウエア対策を強化できる
(注)ランサムブロックが動作するのはOSがWindows 11のパソコンとなります
■価格
・NASランサムブロック
1ID(1端末)3,600円(税別、12カ月契約)
・「NASランサムブロック+EDR+24時間セキュリティー監視」のセットサービス
1ID(1端末)12,000円(税別、12カ月契約)、10IDから申し込み可能
■ランサムウエアの被害
警察庁によると、2025年のランサムウエアの被害報告件数は226件で、過去最多の22年(230件)に次ぐ高水準でした。被害企業・団体の44%が復旧に1カ月以上要していました。最新のセキュリティーパッチ(ソフトの脆弱性を修正した更新版)を適用したり、ウイルス対策ソフトを導入したりしていても被害を防げない実態があります。
株式会社日経統合システムについて
日本経済新聞社グループを中心とした顧客企業の情報インフラを預かるデータセンターとして創業。企業の情報システムを守るセキュリティー事業、業務改革を支援するソリューション事業なども展開しています。
本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社日経統合システム セキュリティービジネスユニット 松岡・谷口
pr@nasnet.co.jp
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社日経統合システム カスタマーサクセスユニット
sales@nasnet.co.jp
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