テレビ東京「美の巨人たち」あす8／5～4週連続夏休み特別企画・日本の建築シリーズ！

世界遺産に決定「宗像大社」、大改修を終えた「日光東照宮・陽明門」ほか 日本を代表する名建築を4週連続で！

美術・アート作品（絵画や彫像、工芸品、建築物）や作者等にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組「KIRIN　ART GALLERY 『美の巨人たち』」。2000年4月にスタートし、この夏、放送850回を突破致しました。
長きにわたる放送で毎年恒例となっております、夏休み特別企画・日本の建築シリーズを、今年も、8月5日より4週にわたって放送いたします。
7月に世界遺産登録されたばかりの「宗像大社」、4年に及ぶ大改修を３月に終えたばかりの「日光東照宮・陽明門」など、話題の場所から国宝まで！長い時を経て今なお愛される、日本を代表する名建築の数々をご紹介します。どうぞご期待ください！

三佛寺・投入堂

 

【放送ラインナップ】
◆第１弾／8月5日放送　「三佛寺・投入堂」
日本一危険な場所にある国宝「三佛寺・投入堂」は、鳥取県のほぼ真ん中、三徳山の中腹に修験者が建てたといわれるお堂。“懸造（かけづくり）”という工法で建てられた、今にも崩れそうで崩れない、奇跡のバランスを保つ、日本一謎めいた国宝と言えます。
何故こんな場所に？一体誰がどうやって？厳しい自然の中、身じろぎもしない、その美しさの秘密とは…！

◆第2弾／8月12日放送　「宗像大社」

沖ノ島

辺津宮

今年７月、新たに世界遺産登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群。その一部「宗像大社」は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、九州本土の辺津宮の３つの社の総称。中でも沖ノ島は、国家祭祀に関わる８万点もの国宝が出土し“海の正倉院”とも呼ばれています。
海賊と呼ばれた男・出光佐三も厚く信仰し、昭和の大造営に寄与した、「宗像大社」の知られざる魅力に迫ります。

 

◆第3弾／8月19日放送　藤井厚二「聴竹居」

聴竹居

日本家屋の粋を集めモダニズムを加味した傑作建築「聴竹居（ちょうちくきょ）」。京都・山崎の深い緑の中、静かにひっそりと佇むこの木造住宅は、今から90年前、伝説の建築家・藤井厚二が五番目の自宅として、試行錯誤の果てに完成させたものです。日本の気候風土に合わせることを徹底的に追求し、西洋のモダンと和の味わいを見事に融合させました。
“風の通る家”とも異名を持つ驚きの仕掛けと、完璧なる美の秘密に迫ります。

◆第4弾／8月26日放送　徳川家光「日光東照宮・陽明門」

日光東照宮・陽明門

４年に及ぶ大改修が今年３月に終わり、鮮やかに蘇った「陽明門」。使用された金箔は24万枚！艶やかに輝く金色を表現する為、ある驚きの技法が…！さらに508体の精巧な彫刻には、江戸幕府にとって重要な意味が隠されていました。日光東照宮の中でも「陽明門」が、ひときわ絢爛豪華な理由とは何なのか？美しい立ち姿に秘められていた、西洋からもたらされたある仕掛けとは？
門に込められた徳川家光の真のメッセージをひも解きます。

【テレビ東京 制作局　岩尾庄一郎プロデューサー　コメント】
８月の“日本の建築シリーズ”４作をみると、すぐ現場にかけつけたくなるでしょう。とりあげる建築物へのアクセスを丹念に描き、旅情誘う仕上りになりました。今回のシリーズラインナップは実にバラエティに富んでいます。先ごろ登録されたばかりの世界遺産、どうやって建てたのかすら定かでない謎の国宝建築、知る人ぞ知る快適をつきつめた住宅建築、化粧直しを終え白く生まれ変わった徳川の至宝。これはそのまま日本の建築がもつ幅広さや奥行きの深さを示しているといえます。それぞれの建築美、時代背景、工法と技巧の粋に迫りました。どうぞお楽しみください。

【番組概要】
「美の巨人たち」は、美術・アート作品（絵画や彫像、工芸品、建築物）や作者等にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組です。作品に込めた作者の思い、作った理由、作者の人生・生き様、作品に影響を及ぼした時代背景等々、様々な見方で、作品の魅力を紹介します。
ナレーションを務めるのは、俳優・小林薫と女優・蒼井優。音楽はピアニスト・辻井伸行が担当しています。

◆番組タイトル
KIRIN　ART GALLERY　美の巨人たち

◆放送日時
毎週土曜夜10時～10時30分

◆同時放送
テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・ＴＶＱ九州放送 
ＢＳジャパン：毎週水曜夜11時～11時30分 　※「日本の建築シリーズ」は 8月23日～