重松清さんの“まぼろし”の作品が、いきなり文庫化!!『ニワトリは一度だけ飛べる』
働くとは、人生とは。名手が贈る、笑って泣ける長編小説。
朝日文庫創刊40周年を記念して、『とんび』『流星ワゴン』などのベストセラーで知られる直木賞作家の重松清さんのまぼろしの作品を文庫オリジナル版で刊行します。2002年~2003年にかけて「週刊朝日」で連載されていた『ニワトリは一度だけ飛べる』は、ふとしたきっかけで左遷部署に異動となってしまったサラリーマンが主人公。笑って泣ける、重松節全開の作品です。
■内容紹介
『ニワトリは一度だけ飛べる』
左遷部署「イノベーション・ルーム(通称・イノ部屋)」に異動となった酒井裕介のもとに「ニワトリは一度だけ飛べる」という題名の謎のメールが届くようになる。送り主はイノ部屋の社員たちを『オズの魔法使い』の登場人物になぞらえて、何かメッセージを伝えようとしているようなのだが……。
※以下本書登場人物のセリフより抜粋
- 「仕事はたいせつだけど、好きなわけじゃない」酒井裕介
- 「会社じゃねぇよ!仕事だろうがよ、大事なのは!」羽村史夫
- 「会社との距離の取り方、もっと考えたほうがいいんじゃないですか?」中川政夫
■著者プロフィール
重松清 (しげまつ・きよし)
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、01年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。小説に、『流星ワゴン』『定年ゴジラ』『疾走』『その日のまえに』『とんび』『ブランケット・キャッツ』『赤ヘル1975』『ファミレス』『一人っ子同盟』『たんぽぽ団地のひみつ』『どんまい』『木曜日の子ども』など多数。また『明日があるさ』『夢・続投! マスターズ甲子園』『加油……! 五輪の街から』『百年読書会』など、エッセイやルポルタージュも多く手がけている。
ニワトリは一度だけ飛べる(朝日文庫)
発売日:2019年3月7日
定価:734円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/4022649208/
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