20代の約7割が「年収が大きく下がっても週休3日の職場がいい」。各世代の転職活動における本音が明らかに/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第100回】

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性759名を対象に「転職活動」についてアンケートを実施しました。

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

▼詳しくはこちらからご覧ください。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-100/

■調査結果抜粋

★転職で叶えたいこと1位は「年収を上げたい」

★魅力に感じる制度や条件は「リモートワーク」「有給取得率の高さ」「フレックスタイム」

★20代の約7割が「厳しくても成長できる会社で働きたい」と回答

★一方で20代の約7割が「年収は大きく下がっても週休3日の職場がいい」とも回答

★約8割が転職サービスのアプリをインストールしたことがある

★転職を決めるときは「家族」「パートナー、恋人」の意見を参考にする


【Q.1転職活動で叶えたいことは何?】

※上位3つまで選択

現在転職活動中の人に、転職で叶えたいことを聞いてみると「年収を上げたい」54.5%が過半数以上という結果となりました。次いで「仕事内容を変えたい」35.8%、「スキルアップしたい」31.1%と、キャリアチェンジやキャリアアップを目的に転職活動を行っている人が多いようです。

【Q.2 企業を選ぶ際に魅力的に感じる制度や条件は?】

※上位3つまで選択

企業を選ぶ際に魅力的に感じる制度や条件について尋ねたところ、1位「リモートワーク制度」51.1%、2位「有給取得率の高さ」37.8%、3位「フレックスタイム制度」36.4%でした。

その他の中にも「家庭と両立できること」「残業がない」などのコメントが多く、「働きやすさ」に関する制度や条件がある企業に魅力を感じる人が多いことがわかります。

【Q.3 厳しくても成長できる会社で働きたい?】

※離職中の人は直近の職場で回答

厳しくても成長できる会社で働きたいかどうかを尋ねたところ、「働きたい」と考えている割合が最も多いのは20代で、約7割を占めました。

「働きたい派」の割合は年代が上になるほど少なくなることから、ある程度キャリアを重ねると成長よりもストレスの少ない職場を求める人が増えることがわかります。

【Q.4 年収は大きく下がっても週休3日の職場がいい?】

年収が大きく下がっても週休3日がいいかという質問では、20代・30代は「思う派」が過半数を超え、特に20代が多い結果となりました。一方で40代は「思わない派」が63.5%となり、20代とほぼ逆転する数字でした。

年齢が若い方が週休3日を魅力的に感じる人が多い様子がうかがえます。

【Q.5 フォローが手厚くなくてもリモートワークできる仕事がしたい?】

フォローが手厚くなくてもリモートワークがしたいかを聞くと、20代・30代はそれぞれ「したい派」が73.2%、61.4%と多数派でした。一方で40代は「したい派」が47.2%と過半数を割り、「あまりそう思わない」38.2%が最も多い結果となりました。

【Q.6 転職サービスのアプリをインストールしたことはある?】

転職サービスのアプリをインストールしたことがある人はどの世代でも7割を超える結果となりました。特に割合が多かったのは20代で、9割近くの人が転職サービスのアプリをインストールした経験があるようです。

【Q.7 インストールしない理由は?】

※Q.6で「ない」と答えた人のみ

※複数回答あり

Q.6で転職サービスのアプリをインストールしたことが「ない」と答えた人に、その理由を聞いたところ「容量がいっぱいだから」37.3%、「必要性を感じないから」34.0%、「通知がわずらわしいから」28.8%でした。

一方で「特に理由はない」と答えた人も24.8%いました。

【Q.8 転職する時に誰の意見を1番参考にする?】

転職する際に誰の意見を1番参考にするかという質問では、20代は「パートナー、恋人」27.1%、30代・40代は「家族」がそれぞれ27.8%、30.9%と1位でした。

一方で、40代は「誰の意見も参考にしない」が22.8%と2番目に多い結果となりました。経験やキャリアを重ねた世代だからこそ、自分の判断で転職を決めるという人が多いのかもしれません。

また20代は30代、40代と比較して「キャリアアドバイザー(転職エージェント)」を1番にあげる人が少ないこともわかりました。「誰の意見も参考にしない」が最も少ないのが20代ですが、自分に近しい人の意見を参考にする傾向があるようです。

Q.8のように答えた理由など、詳しくはこちらからご確認ください。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-100/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。


★今回のアンケート考察★

女の転職type編集長 小林佳代子

今回のデータで知る「女性と仕事」は記念すべき第100回目。今回は原点に回帰し「各世代の転職活動の本音」に迫りました。

今回の調査で興味深かったのは、Z世代とされる20代の回答でした。20代は「厳しくても成長できる環境で働きたい」と答えた人が7割で、他の世代と比較して最も多い結果でした。20代は社会人経験が短いため、より成長を重視していることは当然の結果かと思います。一方で「年収は大きく下がっても週休3日の職場がいい」、「フォローが手厚くなくてもリモートワークできる仕事がしたい」と答えた割合が最も高いのも20代でした。「働き方も重視した上で成長したい」という“全部取り”状態ですが、組織や社会の評価にこだわらず、“自分基準”で満足できる成長や働き方を求めている方が多いのではないかと感じました。

また、Z世代の注目ポイントとして、「転職する時に誰の意見を1番参考にするか」という問いに対して、「キャリアアドバイザー(転職エージェント)」と答える人が最も少なかったことも挙げられます。20代で7.8%、30代13.9%、40代13.0%となっており、20代が唯一10%をきっています。逆に、「パートナー、恋人」と答えた人は、20代27.1%、30代14.3%、40代6.5%と20代がどの年代よりも高くなっており、より身近な人の意見を重視する傾向がありました。こちらも、“自分基準”を理解している人、あるいは共有できる人に相談したいという背景があるのではないでしょうか。転職のプロとはいえど、自分についての理解がないキャリアアドバイザーにつまびらかに自分の経歴や志向を開示し、直接アドバイスをもらうことは、Z世代が求める転職方法とはずれてきているのかもしれません。

人手不足・売り手市場といわれる昨今。こうした世代による志向の差なども考慮して会社の制度を整えたり、相互理解を大事にした採用をすることが必要なのかもしれません。

『女の転職type』では、ユーザーの方の志向に合った求人をご提案する機能などもご用意しています。是非お役に立てていただけますと幸いです。


■調査内容:第100回「教えて!転職活動の本音」 / データで知る「女性と仕事」

・調査期間:2024年11月25日~12月17日

・有効回答数:759名

・調査対象:女の転職type会員

・調査方法: Web上でのアンケート

■データで知る「女性と仕事」一覧

働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは

正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。

https://woman-type.jp/

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要

代表者  :代表取締役社長兼会長 多田 弘實

本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル

資本金  :5億5866万円

設立   :1993年7月8日

従業員数 :835名(2024年9月30日現在)

事業内容 :

・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営

・転職フェアの開催

・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)

・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス

・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)

・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営

など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

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会社概要

URL
http://cdc.type.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル
電話番号
03-3560-1688
代表者名
多田 弘實
上場
東証1部
資本金
5億5866万円
設立
1993年07月