都立駒込病院職員の新型コロナウイルス感染について

～新型コロナウイルスに関する東京都からのお知らせ～

都立駒込病院に勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので御報告します。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。

１　当該職員の基本情報
　　年 代：５０代
　　性 別：女性
　　職 種：看護師（常勤職員・外来勤務）
　　居住地：都内

２ 現在判明している事実
・８月１日（土曜日）に、当該職員の同居家族について、ＰＣＲ検査の「陽性」が判明した。当該職員に症状はなかったが、同居家族の陽性判明により８月３日（月曜日）に当院を受診、ＰＣＲ検査を実施し、８月４日（火曜日）に「陽性」が判明した。また、当該職員は、同日より発熱等の症状が出ている。現在、入院等について保健所と調整中である。
・当該職員は、８月１日以降、当院に勤務していない。
・当該職員は、勤務中は常時マスクを着用し、手指衛生を行っていた。
・所管保健所の助言を踏まえ、発症２日前の８月２日（日曜日）以降の当該職員との接触者を調査したが、当院における勤務がなかったため、院内には接触者がいないことを確認した。

３ 病院の対応
（１）職員が業務を行っていた診察室や動線等は、８月４日に消毒を実施した。
（２）職員の手指衛生や、マスク着用などの標準予防策の徹底及び感染管理担当（ＩＣＴ）による巡回点検を引き続き実施する。

４ 今後の診療について
　当該職員は、同居家族のＰＣＲ検査の結果が陽性と判明した８月１日以降、当院に勤務していないこと、当該職員の所属部署の職員も症状を訴える者は現在出ていないこと、当院では、手指衛生やマスクの着用など標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。