前回の年末年始、出動は約11秒に1件。事前のチェックでトラブル回避!年末年始、クルマでのお出かけには万全の備えを!
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は、帰省などクルマの使用が増える年末年始、お出かけ前の車両点検を呼びかけるとともに、ご確認いただきたいポイントをまとめました。なお、JAFでは救援要請が増加することが予想されるため、体制を強化して対応します。
- 年末年始の救援出動は10.8秒に1件!最も多いのはバッテリー上がり!!
最も多い要請内容は「バッテリー上がり」。気温が低いとバッテリーの能力が低下し、発生しやすくなります。また、バッテリーは使用環境によって劣化の進み方が大きく変化しますので、お出かけ前にはカーディーラー、ガソリンスタンド、カーショップなどでチェックしてもらいましょう。
【参考】
▼ロードサービス出動理由
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/frequency
- ノーマルタイヤで雪道走行、制動距離は29.9m。スタッドレスタイヤの約1.7倍!
JAFは、ノーマルタイヤをはじめスタッドレスタイヤ・オールシーズンタイヤなど6種のタイヤを用い、雪道(圧雪路)と凍結路(氷盤路)での制動距離実験をおこないました。
[テキスト ボックス: オートソック…布製タイヤ滑り止め スプレーチェーン…タイヤ滑り止めスプレー] 結果は雪道でのノーマルタイヤの制動距離は29.9m、スタッドレスタイヤの17.3mに対して約1.7倍でした。お出かけ先で思いがけず降雪や凍結に遭うことも予想されます。降雪が予想される地域へお出かけの際はタイヤチェーンやスタッドレスタイヤのご準備を。
【参考】
▼走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ
http://movie.jaf.or.jp/details/199.html
- 暖かい地域の軽油は寒冷地で凍る可能性あり!「燃料凍結」と「燃料切れ」に注意
比較的温暖な地域で販売されている軽油を入れたクルマが、気温が低いスキー場などに長時間駐車した時などには、軽油の流動性が失われ、燃料が噴射できずにエンジンがかからなくなることがあります。
軽油は流動点(使用できる外気温の目安)の違いによって5等級に分けられています。凍結してしまうとエンジンが停止したり思わぬトラブルの原因になってしまいます。軽油の凍結を防ぐために、現地で寒冷地用の軽油を給油しましょう。ガソリンは凍結する心配はありませんのでご安心ください。
長距離ドライブの際には、早めの給油をお願いします。高速道路上では、ガソリンスタンドがない区間が長かったり、夜間閉店の場合もあります。観光などではじめてその場所に訪れる際には、ガソリンスタンドの場所や営業時間を事前に確認しておきましょう。
【参考】
▼クルマ何でも質問箱 寒冷地ではバッテリー、冷却液、軽油はどんな影響を受けますか?
http://qa.jaf.or.jp/drive/winterdrive/02.htm
- 目的のインターチェンジ(以下、IC)を過ぎても安心!“特別転回”で超過料金支払いなし!!
①高速道路上でバックやUターンをせず、そのまま走行し、次のICで流出する。 ②料金所では、ETCレーンではなく、一般レーンに進み、料金所係員に申し出る。 ETC/一般共用レーンでは、ETCが反応しないよう、カードをあらかじめ抜いておく。 (ETC通信してしまうと、料金決済が完了し上記対応が受けられなくなってしまいます) ※料金所係員がいないレーン(無人の料金精算機)の場合は、係員呼出ボタンにより申し出る。 ③目的のICまで戻れるよう案内してもらえるので、料金所係員の指示に従う。 ④目的のICに戻った際には、上記②と同じように料金所係員に申し出る。 この手順で戻ってきた場合の通行料金は、当初流入ICから目的のICまでの通行料金となります。 |
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