fav me グループ最大規模の初ワンマン大成功、初披露の新曲「Stage of the Future」を配信

アソビシステム株式会社

2025年12月7日 10時00分

fav meが12月6日（土）、東京・Kanadevia Hall（旧TOKYO DOME CITY HALL）にて初ワンマンライブ「Stage of the Future」を開催した。

fav meは、小野寺梓、阿部かれん、川岸瑠那、瀬乃まりん、丸山蘭奈、澪川舞香、中本こまりの7人によるアイドルグループ。アソビシステムが2025年2月に新たにスタートしたアイドルプロジェクト「PEAK SPOT」より第1弾グループとしてデビューし、今年6月から開催された東名阪ツアーを全公演完売させるなど成長が著しい。

今回の初ワンマンライブの会場はグループ史上最大規模であり、デビュー1年にも満たないfav meにとっても挑戦となる会場であった。そんなプレッシャーのなか、チケットはソールドアウト。彼女たちの初ワンマンライブを見届けるべく、多くのファンがKanadevia Hallに集結した。

開演前から会場には熱気があふれており、Overtureが流れるとプリズムに輝く大きな装飾の中からメンバーたちが1人ずつ登場。背景の装飾に負けないくらいの輝きを放つメンバーに客席からは歓声があがる。全員がステージに立つと、中本のアカペラから「ギュッてして」がスタート。fav me、そしてファンたちにとって忘れらない一日が始まった。

「fav meの初ワンマンにようこそ！今日は私と君の特別な日になりますように」と、阿部の掛け声とともに始まったのは「蒼のラブレター」。客席のペンライトが7色に輝き、ファンたちの熱意がこもったコール＆レスポンスがステージに立つメンバーたちに届けられる。そんな熱気に満ち溢れる雰囲気のなか、「あの空はずっとキミの色」「キュンってして！」を披露し、さらに会場のボルテージを上げた。

エネルギッシュでキュートなパフォーマンスが終わると、自己紹介パートに。小野寺が「今日は私たちと伝説を作りましょう！」と意気込むと、12月24日（水）リリースの1stシングルCD表題曲「すきなんかじゃ…にゃい！」を披露。ちょっぴり強がりで素直になれない“猫系ツンデレ女子”を描いた楽曲でファンをメロメロにする。さらに、新曲「シンデレラブ」を初披露。タイトル通り、シンデレラをテーマにした楽曲で、会場中のファンの心を撃ち抜いた。

間髪入れず、「わんだーらんっ！」、「ちゅーしよう」を披露したかと思うと、メンバーたちが突如ステージを去る。すると、「7人それぞれが唯一無二、それぞれがNo.1。そんな7人ならこの先もずっと進んでいける」と、小野寺の決意とも思えるナレーションとともに新曲「Stage of the Future」をパフォーマンス。今回のライブタイトルになっている楽曲で、メンバーとファンとの強い絆、そしてこれから待つ輝く未来を歌詞に詰め込んでおり、会場に集まったファンに対して最高のパフォーマンスで感謝を伝えた。

ライブ後半戦、「New World」「あの時、キミが好きだった」でしなやかで力強いボーカルを響かせ会場をしっとりとした雰囲気にしたかと思えば、続く「アストラ」「ストレイト・ストライド」では、疾走感ある楽曲をエネルギッシュにパフォーマンス。可愛いからカッコいいまで、彼女たちの振り幅の大きさをステージで証明した。ラストは、fav meの人気曲「ケーキを食べればいいんじゃない！？」を全力で披露し、Kanadevia Hallに舞い上がった銀テープとファンからの声援に祝福されながら本編は終了した。

メンバーがステージを去ると、すぐさま客席からアンコールの声が響く。その声に応えるようにメンバーたちが再登場し、「ストレイト・ストライド」を再び披露。本編で披露したときに負けないくらい熱くパワフルなステージを見せる。曲が終わると小野寺から今回のライブへの想いが伝えられる。デビューから8ヶ月経ち、「期待値の高さ故に厳しい言葉があったり、期待を超えていないと自分たちで悩むこともありました。このKanadevia Hallでのワンマンライブも大丈夫かなって正直とっても不安でした。でも、みんなでがむしゃらに駆け抜けてきて、こうして今日を迎えることができて、たくさんの皆さんに見守ってもらえて、少し期待に応えられたのかなって思います。」と、正直な気持ちを吐露。また、「一緒に夢に食らいついてくれるメンバーがいて、私たちはまだまだ夢に向かって走っていけます」と、仲間への感謝と決心を伝えた。

さらに、2026年5月18日（月）に豊洲PITでデビュー1周年公演が開催されることが発表された。祝福の拍手に包まれるなか、「ここから限りない夢が一つひとつ叶うその時も皆さんと一緒に笑っていたいです。貴方がいるから輝けます」という真っ直ぐで純粋な言葉とともに、新曲「Stage of the Future」を再度パフォーマンスし、ライブは幕を閉じた。

この先、どんな未来がfav meを待ち構えているのかは誰にも分からない。それでも、今日まで一緒に努力してきたメンバー、そして応援してくれたファンがいれば、どんなに高い壁でも乗り越えられる。そう思わせてくれる初ワンマンライブだったと、会場で彼女たちを見届けた全員が確信したに違いない。