【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から横ばい
募集賃料 6ヵ月連続の上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2026年4月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル※1のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2026年5月号」を公表します。
※1:大規模ビル=1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※調査時点:2026年4月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
東京都心5区 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から横ばい 1%台前半の低水準で推移
空室率は前月から横ばいの1.15%となった。自社ビルへの移転等により、まとまった面積の現空床が生じた一方、港区の新築・築浅ビルを中心に空室消化が進んだ。空室率は1%台前半の低水準で推移している。潜在空室率は前月比マイナス0.06ポイントの2.55%となった。
<空室率&潜在空室率>

東京都心5区 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 6ヵ月連続の上昇 2008年11月以来の33,000円/坪台を回復
募集賃料は6ヵ月連続で上昇し、2008年11月以来の33,000円/坪台を回復した。募集面積約25万坪のうち、既存ビルでの募集は約16万坪となっており、2020年5月の水準まで低下している。賃料水準の上昇に加え、選択肢が限定的なため、移転計画を見送り既存オフィスのリニューアル等で対応するケースも増えている。
<募集賃料&募集面積>

東京都心5区 大規模ビル 成約面積(四半期)
対前年同期比は2期連続でマイナス
成約面積はリーシング活動の活発度を表す指標である。2026年第1四半期の成約面積は10万坪を下回り、2025年第4四半期に続き2期連続で対前年同期比マイナスとなった。
<成約面積(四半期)>

アナリストの視点
年間の成約面積は2021年から5年連続で前年を上回り、リーシング活動は拡大傾向にある。足元のオフィス需要は活発な一方、都心部では空室床の消化が進み、まとまった面積の募集床が限定的なため、成約面積の伸びには以前ほどの勢いが見込みにくい状況となっている。また、中東情勢の緊迫化で資材価格が一段と上昇し、景気後退への警戒感が高まっていることから、今後の需要動向を注視する必要がある。(市場調査室 今関豊和・津田宏美)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介から、最適なワークプレイスの検証・提案、プロジェクト遂行に不可欠なマネジメント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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