「Idemitsu Art Award 2026」作品募集を6月1日に開始
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、次世代を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「Idemitsu Art Award 2026」の作品募集を6月1日(月)に開始します。
「Idemitsu Art Award」は、40歳までの若手作家を対象とする公募制の美術賞です。本賞は「現物審査」にこだわり、一次審査から全ての応募作品を審査員が実際に観て、審査を行います。今年も、現代美術の分野で活躍する学芸員や作家など、新任2名を含む計5名が審査員を務めます。また全受賞・入選作品は、12月に国立新美術館で展示されます。
当社は、心の豊かさを育む「文化・芸術」を、企業市民活動の柱の一つとして位置付けています。今後も次世代を担う人たちの創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支えていきます。
独創的でエネルギーあふれる作品をお待ちしています。
■Idemitsu Art Award 2026実施概要
詳細は、当社コーポレートサイトに掲載の募集要項をご確認ください。

【応募資格】1986年4月1日以降に生まれた方
※エントリー時に、生年月日を確認できる証明書などの画像をご提出ください。
【作品規定】 ・平面作品でワイヤーによる吊り展示が可能なもの
・2024年以降に制作され、他の公募展などで入選していない作品
・作品サイズ=162.0cm×162.0cm(S100号)以内、厚さ=15cm以内
(額縁・仮額を含む)
・重量=30kg以内
【出品料】 出品は1人3点まで

|
26歳以上 |
25歳以下※ |
|
|
1点 |
7,000円 |
無料 |
|
2点 |
11,000円 |
7,000円 |
|
3点 |
14,000円 |
11,000円 |
※25歳以下:2000年4月1日以降に生まれた方
【賞】 賞の内容、点数および賞金額は変更となる場合がございます。

|
賞 |
点数 |
賞金 |
|
グランプリ |
1点 |
300万円 |
|
審査員賞 |
5点 |
各30万円 |
|
学生特別賞 |
1~2点 |
各10万円 |
|
入選 |
40~50点 |
― |
|
オーディエンス賞 |
1点 |
― |
|
SNS賞 |
1点 |
― |
【エントリー期間】 6月1日(月)~ 7月31日(金)
【出品料支払い期間】 7月1日(水)~ 8月7日(金)
【作品搬入期間】 送付搬入日:8月20日(木)、8月21日(金)
直接搬入日:8月22日(土)、8月23日(日)
【展覧会】「Idemitsu Art Award展 2026」 国立新美術館 展示室1B
12月9日(水)~ 12月21日(月) ※15日(火)休館
【Idemitsu Art Award 公式ウェブサイト】 https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/index.html
【学生支援企画】 学生特別賞の設置に加え、学生の展覧会入場料を無料とすることで、学生の創作活動と芸術鑑賞の機会を支援します。
■審査員 (計5名、敬称略・五十音順)
・大浦 周(埼玉県立近代美術館主任学芸員)
・鈴木 俊晴(豊田市美術館学芸員)
・德山 拓一(森美術館シニア・キュレーター) ※新任
・中村 史子(大阪中之島美術館主任学芸員)
・松川 朋奈(アーティスト) ※新任
■審査員プロフィール
大浦 周(Itaru Oura)
1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学コース博士後期課程単位取得退学。2013年より埼玉県立近代美術館学芸員。担当した展覧会に「辰野登恵子 オン・ペーパーズ」(2018年)、「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」(2020年)、「ボイス+パレルモ」(共同企画、2021年)、「Nerhol 種蒔きと烏 Misreading Righteousness」(2025年)など。

<コメント>
絵画を描くことは過去の膨大な蓄積に連なることであり、同時にその歴史によって規定されてきた枠組みを問い直すことでもあります。テクノロジーの進化がわたしたちの視覚環境を急激に変え、表現手法の選択肢も多様化する今日、あえて平面上で不変の問いに対峙することが、ひるがえってまだ見ぬ表現を生み出す予感を感じています。
ジャンル固有の表現や技術を深く探究するアプローチであれ、平面の領野を果敢に拡張しようと挑む試みであれ、それぞれの理路と必然を備えた作品との出会いを楽しみに、審査に臨みたいと思います。
鈴木 俊晴(Toshiharu Suzuki)
豊田市美術館学芸員。近年の主な企画に「ゲルハルト・リヒター展」(2022-23年、東京国立近代美術館と共同企画)、「栗本百合子の絵画と空間 —はじまりのまえのはじまり」(2023年、名古屋造形大学ギャラリー)、「枠と波」(2024年)、「玉山拓郎:FLOOR」(2025年)、「櫃田伸也 — 通り過ぎた風景」(2026年)

<コメント>
昨年度はじめてこの企画の審査員を務めて、不慣れなこともありいろいろと思うところをカタログの所感に書きましたが、そうしたどこか義憤めいたもやもやがただの狭い了見に過ぎないのだと思い知らされたのは、ようやく、授賞式での作家のみなさんのスピーチを聞いたときでした。作家の意図を超えて、作品一つひとつの良し悪しというのは確かにあるように思う。その一方で、作品一つひとつに、作家がそれぞれに抱える切実さがある。このアウォードのよさは、あくまで作品だけで勝負しながら、結果的に良し悪しを超えた不思議と多様な切実さが浮上する、その可能性にあるのではないでしょうか(肝心の展覧会ではそれが見えづらいのがもったいない!)。奮ってご応募ください。
德山 拓一(Hirokazu Tokuyama)
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAを経て、2016年4月より森美術館に勤務。現在、森美術館シニア・キュレーター。近年担当した展覧会に、「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」(2022年)、「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」(2024年)、「MAMプロジェクト033:クリスティーン・サン・キム」(2025年)、「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」(2025年12月〜2026年3月)などがある。東北芸術工科大学客員教授。

<コメント>
このたび審査員を務めさせていただくことを、大変光栄に思っています。私はもともと絵画制作を学んでいた経験があります。キュレーターとなった今も、技術や表現の巧拙を超えたところに滲み出る、アーティストの制作に対する姿勢や自身への問いの強度を見逃さないよう努めています。
国内外の多様な表現と向き合ってきた経験からも、「なぜ今、この絵画なのか」という問いに答えられる作品は、固有の存在感を持っていると思います。今回も、そのような作品との出会いを楽しみにしています。
中村 史子(Fumiko Nakamura)
大阪中之島美術館の主任学芸員。「サラ・モリス 取引権限」(2026年)、若手作家を個展形式で紹介するシリーズ「Osaka Directory Supported by RICHARD MILLE」の小松千倫展(2024年)、KOURYOU展(2025年)、金光男展(2026年)を企画・担当。また、2007年から2023年まで愛知県美術館の学芸員として勤務し、「放課後のはらっぱ」(2009年)、「魔術/美術」(2012年)、「これからの写真」(2014年)、「生誕120年 安井仲治」(2023年)などの展覧会を企画・担当。さらに、「国際芸術祭あいち2022」(2022年)ではキュレーターを務める。このほか、雑誌や書籍等への寄稿も多数。

<コメント>
昨年度に引き続き審査をつとめます。このアワードは、誰かの推薦等の「お墨付き」が無くても誰でも応募できる数少ないアワードです。平面という物理的な条件を満たせば、いわゆる絵画に限らず写真やレリーフなどのあらゆる表現が可能です。実はなかなか間口の広い可能性に満ちたアワードです。こちらも固定観念に縛られずに審査する心づもりでいるので、これぞという作品をお待ちしています。
松川 朋奈(Tomona Matsukawa)
1987年、愛知県生まれ。2011年、多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。主な個展に、「ひとり」(2025年、KOTARO NUKAGA 六本木)、「As I am」(2024年、Ceysson & Bénétière パリ)など。主なグループ展に、「LOVEファッションー私を着がえるとき」(2024年-2025年、京都国立近代美術館、熊本市現代美術館、東京オペラシティアートギャラリー)、「MAMコレクション011:横溝静+松川朋奈ー私たちが生きる、それぞれの時間」(2019年、森美術館)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(2016年、森美術館)などがある。作品は、京都国立近代美術館、京都市京セラ美術館、森美術館、大原美術館、アーツ前橋などに収蔵されている。

<コメント>
本アワードの前身であるシェル美術賞には、私自身、過去に何度か応募したことがあります。入賞には至りませんでしたが、その経験を通して、「作家として人に見せる作品をつくるとはどういうことか」を深く考えさせられたことを覚えています。そのアワードに、このたび審査員として参加させていただけることを、大変光栄に感じております。
大きく時代が移り変わるなかで、若い世代の方々が何を感じ、何を表現しようとしているのか、じっくり拝見できればと思います。平面という限られた形式のなかだからこそ立ち上がる、芯の強さを備えた作品に出会えることを楽しみにしております。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 電気・ガス・資源・エネルギー
