Lunch Box Project「ブルガリ お弁当プロジェクト」第2回
新型コロナウイルスと闘う医療従事者へブルガリがお弁当を提供
2020年4月23日 東京 ― イタリア・ ローマを代表するハイジュエラーブルガリは、新型コロナウイルスの撲滅において科学界と医学界を支援しつづけています。この度、ブルガリ ジャパンでは、その企業活動の 一環として、自社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランの星付きレストラン、イル・リストランテ ルカ・ファンティン(東京・銀座)のエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティンによる栄養・衛生面にも配慮したイタリア料理で彩るお弁当を製造・配送までを行うことを決定し、東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者を対象に、本日4月22日(水曜日)より提供を開始致しました。
昨日(22日)第1回目の「ブルガリ お弁当プロジェクト」は、東京都立駒込病院へ180食が届けられ、続いて、本日4月23日(木)は、国立国際 医療研究センター病院へ200食が無償提供されました。
お弁当を受け取った国立国際 医療研究センター病院 院長杉山温人氏は下記のように語りました。
「このたびは、心のこもったイタリアンのお弁当をお届けいただき、誠にありがとうございました。お弁当は、新型コロナウイルス感染症の患者さんを救うために、日夜を問わず治療や看護等にあたっている医療スタッフをはじめ、センター病院の現場に届けたいと思っております。皆さまから支援してもらうことで、元気が出ます。看護師や現場の職員にとっても大いなる励みになると思います。」
今回の活動に対して、ブルガリ グループ CEOジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せております。
「この度、ブルガリホテルズ&リゾーツ部門がこの活動に加わることで、日本では食、ヨーロッパではアルコールを基にした殺菌・消毒と、それぞれが持つ専門知識をグローバルに活用することで新型 コロナウイルスと戦い、世界的に蔓延している感染病の最前線で戦う勇敢な医療従事者を支援できる ことを大変誇りに思います。ブルガリは、難民キャンプの子供たちへの教育支援にはじまり、災害救援、男女平等を謳うブルガリ アウローラ アワードそして歴史的なローマの建築物修復への寄付に至るまで、ラグジュアリー業界に於けるCSR活動の先駆者であり続けています。この世に生を受けた責任ある市民で ある私たちは、何十年にも渡り、恩恵をもたらせてくれた地域社会に貢献していかなくてはならないと信じています。ブルガリは、その地域の人々によるブランドへの信頼のおかげで、世界的なラグジュアリー アイコンとしての地位を確立しているに他なりません。日本は、ヨーロッパに続き最初に設立された子会社であり、最もブルガリが愛されている国のひとつです。この活動が、はかり知れないプレッシャーのなかで 邁進される日本の医療従事者の一助になれば幸いです」
また、一昨日にこの提供を受けた、東京都立駒込病院の院長 神澤 輝実氏は下記のようにコメントを寄せています。
「新型コロナウイルスへの対応には、予断を許さない状況のなか、日々医療スタッフが真摯に向き合っております。そのような折、お弁当をご提供いただきましたことは、働く医療スタッフの励みとなり、一同、心より感謝申し上げます。みなさんの温かい気持ちに支えられていることに心から感謝し、大切な命を救うために、感染症指定医療機関として、多くの方のご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。このたびは誠にありがとうございました。これからも一緒に新型コロナウイルスと闘っていきましょう。」
ブルガリ ジャパン株式会社 代表取締役社長 ウォルター・ボロニーノは次のように述べております。
「私たちは、やがて訪れる終息を信じてともに立ち向かっています。今回の支援は、ひとえに私たちの社会のために日々ご尽力されている医者、看護師、そして研究者の方々へ敬意を表するものです。ブルガリジャパンによる支援は、私たちに希望の礎をもたらすべく邁進されておられる医療従事者の方々への当然の行いです。希望を見失わず今を乗り越え、より強い社会となることを願っています。世界中で人々がより助け合う未来がもたらされることを願っています。今置かれている状況は、決して未来への妨げではなく、光がもたらされる未来への局面であることを願ってやみません」
また、今回のメニュー構成から実際の調理を担当した、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティンは、「仕事の枠を超え、生命を守る最前線で戦う医療現場の皆さまの多大なるご尽力に敬意を表します。この『ブルガリ お弁当プロジェクト』は、シンプルなイタリアンのメニューですが、私たちが常に大切にしている『季節』を感じて頂けるよう、栄養価も高い旬の食材を中心にメニューを構成しています。医療現場で働かれる多忙な皆さまに、少しでも、見た目と味で春という季節を感じ、心が和むひとときをお届けできればと願っています」とコメントしました。
尚、この活動は政府の緊急事態宣言期間中、週に2回のペースで行われ、次回は4月27日(月)に東京都立駒込病院、そして翌日の28日(火)には、国立国際医療研究センター病院へ無償提供を実施する予定です。
これまでもブルガリは積極的なCSR(企業の社会的責任)活動を実施し、特に国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンへは、パートナシップ締結後10年間以上で9000万米ドル(約97億円*4月20日時点1ドル=107円)もの寄付を行うなど 慈善活動にも率先的に取り組んでいます。新型コロナウイルス撲滅活動に於いては、イタリア・国立感染症研究所 デル・ヴェッキオ・パビリオンへ最先端の3D顕微鏡を提供する支援を行い、またブルガリのフレグランス製造に於ける専門知識により、ICR社(Industrie Cosmetiche Riunite S.p.A)とともに消毒剤を用いたハンドジェルを数十万本生産し、イタリア全土の医療施設に配布、後、深刻な感染拡大が進むスイスへの医療施設への提供も開始いたしました。
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