プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)
会社概要

【銀座 蔦屋書店】岡田菜美の個展「flow of time」を10⽉14⽇(土)より開催。かつて訪れた場所の風景を重ねて、存在しない景色と自然を描き、鑑賞者の追憶を誘う。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX6F)では、アーティスト岡田菜美の新作を展示する、個展「flow of time」を店内アートウォール、スターバックス前にて10月14日(土)〜11月3日(金)の期間に開催します。

「void (No.114)」 71× 91 cm / acrylic, lacquer on pane「void (No.114)」 71× 91 cm / acrylic, lacquer on pane

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/36444-0936341011.html

  • 概要

岡田菜美は、「アートフェア東京2022」や「VOLTA BASEL2021」、「VOLTA NEW YORK2020」など国内外のアートフェアに参加し、最近では美術評論家でキュレーターの南條史生氏が、若手作家に焦点を当てた「NANJO SELECTION」において紹介されるなど、今後の活躍が期待される作家の一人です。

岡田は、アクリル絵具を重ね削りだす行為を繰り返し、過去に訪れた場所の風景のイメージを重ねて、どこにもない景色と自然を描き出します。空間に対する記憶の曖昧さに焦点を当てながら制作した作品は、鑑賞者に既視感と郷愁の混じった不思議な感覚を与えます。手前の木の葉や枝、遠くの風景、具象と抽象、明確と曖昧などが複雑に混在することで、鑑賞者の目を動かし記憶を刺激します。

本展では、これまでに見た景色を組み合わせて作り上げた、想像上のある景色を描く「one view」と、禅思想の円相に影響を受け、どこにでもあるような自然の風景、その季節の循環を表現する「void」の両シリーズの最新作を展示します。彼女の進境を示す作品群を通して美しくも不思議な世界観をご体感ください。

「one view No.91」F130 162×194cm acrylic, lacquer on panel 2023「one view No.91」F130 162×194cm acrylic, lacquer on panel 2023

  • アーティストステートメント

学生時代から取り組んでいた、あるイメージソースがあります。もともとは「がらんどう」という画題として作っていた絵画たちでした。

その時分では、「記憶の中にあった空間」というものについて考えていました。例えば、普段通学で通りがかっていたところの一角が、ある日空き地になっていたことに気付いたが、そこには本来なにがあったのか思い出すことが出来ない。というような体験についてです。確かに現実にはそこに何かが在ったのに全く思い返すことができないのです。

存在が意識されないというだけで、まるでなにも無かったかのようになる、そのような現象に当時の私は「がらんどう」という名前を付けて作品化していました。

その後、それは「存在があった匿名的な場所」という"スペース"への興味へと変わり、2018年から「one view」という絵画のシリーズに着手しました。

それは、匿名的で何処ともいえない風景を描いたもので、私達の潜在的な記憶の景色を作っているような仕事でした。観た人によって、その人それぞれの中に蓄積された記憶が、はっと呼び起こされるような風景を立ち表せたかったのです。

そして、そのような仕事を続けて数年が経ち、私はあることに気付きました。その作られた景色にも"四季"のように繰り返される単位があるということです。つまり人の記憶は、時間が停止したような静止画的なものではなく、映像的で常に独自のループを続けているものなのではないでしょうか。

その気付きを得てからは、この着想により描かれた絵画群に「void」という呼称を与えました。これは「がらんどう」から生まれた、「one view」とは一対の兄妹のようなシリーズです。

「one view」では一定の空間を指して描いているのに対し、「VOID」は"時間の輪"とも言えるような現象を描いています。ふたつのシリーズとも、同じところに属しながらも見せている役割が異なるのです。

「記憶の中に時間が流れていればこのようなイメージになるのでは」というような試みになっています。「VOID」による記憶と時間の輪は、どのような形状をしているのか、私自身も探っているのです。


 岡田菜美


  • 展示作品の販売について

作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売します。

店頭|10月14日(土)10:30より販売開始

OIL by 美術⼿帖|10月16日(月)12:00より販売開始

https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730

※オンラインでのお取り扱いは一部作品のみとなります。

※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。


  • プロフィール

岡田 菜美/Nami Okada

1991年群馬県生まれ。

2016年多摩美術大学大学院絵画専攻 油画研究領域修了。東京を拠点に活動。

https://gallery-ug.com/artists/namiokada/


【主な展覧会】

2023年 

アーツ前橋開館10周年記念展「ニューホライゾン 歴史から未来へ」-アーツ前橋・群馬artKYOTO 2023 – 二条城・京都

個展「VOID」- gallery UG Tennoz・東京(2020以降毎年)

個展NANJO SELECTION vol.2 「いつか見た青い影 / A Whiter Shade of Pale」- N&A Art SITE・東京

2022年

個展「one view」大丸京都店

アートフェア東京 東京国際フォーラム・東京

art stage OSAKA - 堂島リバーフォーラム・大阪

2021年

グループ展「laissez-faire」銀座 蔦屋書店・東京

VOLTA BASEL2021 - Elsässerstrasse 215・スイス

2020年

グループ展「laissez-faire」- gallery UG Tennoz・東京

グループ展「雨のち晴レの日」ART colors Vol.33 -パークホテル東京・東京

グループ展「春風-spring has come-」ART colors Vol.32 -パークホテル東京・東京         

VOLTA NEW YORK - Metropolitan West・ニューヨーク・アメリカ

2019年

グループ展「コンシン展Vol.1」- gallery UG Bakurocho・東京

2018年

個展「上書きされる前に」- オークウッドレジデンス青山・東京


  • 展示詳細

展覧会名|岡田菜美個展「flow of time」

会期|2023年10月14日(土)~11月3日(金)

※営業時間は店舗ウェブサイトをご確認ください。

※会期は変更になる場合もございます。

会場|銀座 蔦屋書店アートウォールギャラリー、スターバックス前

料金|無料

主催|銀座 蔦屋書店

お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/36444-0936341011.html

「one view No.97」 F50 116.7×91cm acrylic, lacquer on panel 2023「one view No.97」 F50 116.7×91cm acrylic, lacquer on panel 2023

  • 銀座 蔦屋書店

© 2017 Nacasa & Partners Inc. all rights reserved.© 2017 Nacasa & Partners Inc. all rights reserved.

本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。 


住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号|03-3575-7755
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。

ホームページ| https://store.tsite.jp/ginza/

Facebook|https://www.facebook.com/GINZA.TSUTAYABOOKS/?ref=bookmarks

Twitter|https://twitter.com/GINZA_TSUTAYA

Instagram|https://www.instagram.com/ginza_tsutayabooks/


  • CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/    

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
イベント
ビジネスカテゴリ
アート・カルチャー
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

53フォロワー

RSS
URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード