HIS創業40周年目を迎え、コーポレートロゴを一新 -真のユニバーサルデザインで旅と世界を繋ぐ-
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区 代表取締役会長兼社長:澤田 秀雄 以下、HIS)は、創業40周年目を迎える11月1日より、新たな挑戦への決意を込め、コーポレートロゴを一新いたします。
HISは、「自然の摂理にのっとり、人類の創造的発展と世界平和に寄与する」というグループ企業理念と共に、「“挑戦者”であるというアイデンティティを、この先もずっと持ち続けたい」「多角化しているグループ全体の指針となる“未来の旗印“をつくりたい」という想いから、コーポレートロゴを10年ぶりに変更いたします。
【哲学的デザインについて】
・地球上すべての人に対してサービスを提供する存在でありたい
アルファベット中心のタイプロゴだった旧ロゴとは違い、「HIS」の文字の後ろに、四角と円の
シンプルなモチーフを配置しています。古今東西、誰もが親しみやすいカタチだけでも、HISが連想されるように。世界中のありとあらゆる人が、そのカタチを見れば、触れれば、安心できる・ワクワクできるようにとの願いを込めています。
例えば、世界には約8億人以上も文字を読むことができない人がいます。識字率の高い国でも、小さな子供は文字を読めません。英語のアルファベットだけが文字でもありません。暗黙の前提を排し、HISは企業理念を貫き、真のユニバーサルデザインで世界を繋いでいきたい。そんな想いが、新しいロゴには練り込まれています。
【形状的デザインについて】
・世界を繋ぐ空の色
HISの象徴であるブルー。新しいロゴのブルーの名は「HIS Connected Blue」 。それは、世界を繋ぐ空の色です。
・型にはまらない・枠におさまらない
ひとつとして同じカタチでないモチーフは、型破り・枠を飛び出すHISのスタンスを象徴しています。デザイン自体が新しい可能性への挑戦。挑戦というDNAを練り込みました。
・角のある世界をまるくする。世界平和の理念
鋭い台形からまろやかな円へ。常に先端で尖りながら、世界を変えていき、地球を丸くする。それは、HISの理念である世界平和への挑戦・信念を表しています。
・地軸の角度 = 前進する力
モチーフは地軸の角度に傾いています。姿は変わらずとも、円形部分も、傾けています。その地軸の角度は、前のめりな姿勢、HISの前進する力を表現しています。
【シルエットについて】
シンボリックなマークだけのデザインをシルエットと呼びます。新HISロゴに込められた思想哲学から生まれた、まったく新しい概念です。グループをシンボリックに表現するものであり、哲学的デザインに込めた「言葉をこえて語り掛けるカタチ」です。
・HISグループのグローバルブランディング
この先のHISグループの発展のために、より一層の世界におけるグループブランド価値向上のために、シルエットをつかったデザインを展開していく予定です。
・非顕示的なデザインが求められるシーン
既に完成されたブランドやクリエイティビティとコラボレーション(或いは、スポンサード)する際に、顕示的・主張的なことが必ずしもベストではない場面、尊敬の念を伝えたい場面など、HISはシルエットを使用してまいります。
1980年より、「若者をもっと海外へ」という想いの元、起業したHISは、団体旅行が主流だった時代に、格安航空券の販売を通じて、個人のお客様による海外自由旅行の市場開拓に邁進してまいりました。
現在、日本における旅行市場は、国内旅行市場が全体の8割(出典:観光庁「旅行・観光消費動向調査」)を占めているものの、海外旅行出国者数は伸びが鈍化しています。一方で成長が著しい訪日旅行市場により、日本国内でグローバルな交流が生まれる環境になっています。2020年は、世界中から日本・東京に高い注目を集める年であり、日本人の海外旅行市場の停滞感を打破出来るよう挑戦してまいります。
人々が海外に旅に出ることで、世界を知り、違いを知る。その認識が相互理解につながり、国内におけるグローバル意識を高めることにつながると信じています。旅行者が、日本国内の課題、また世界の課題に気づき、個々の生活を見直し、企業がビジネスを変えるだけの力が、旅にはあると思っております。それは、社会を変えることに繋がり、ひいては、日本の国際競争力を高めることへと繋げていき、さらに、世界平和への貢献へとつなげていきたいと考えております。
【ロゴデザイン】
小沼 敏郎(Toshiro Konuma)氏
マルチクリエイター / ビジネスプロデューサー / 作家
ROWMAN , Konuma & Co., Ltd , TOKYO MIDTOWN HIBIYA BASEQ
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