プロレスラーには限界からの姿を見せていく使命がある――。オカダ・カズチカ最新刊『「リング」に立つための基本作法』12月25日発売
撮り下ろし写真、44頁!
オカダ流人生の極意
あまたある格闘技のなかで、プロレスだけが相手の攻撃を真っ向から受ける。よけない。
お前の力はそんなもんなのか!? というように、相手のチョップを真正面からもらう。キックももらう。スタミナに自信があればラリアットも受ける。
だから、プロレスラーはオフェンスだけでは通用しない。実はディフェンスの能力がものすごく問われるのだ。相手の攻撃を逃げることなく受け止め、倒れない。そういう強靭な身体を手に入れるために、僕たちは日々地道なトレーニングを積んでいる。
攻撃力だけでなく、受ける力、耐える力があってこそ、一流のプロレスラーといえるのだ。
僕の体重は107kg。闘う相手も100kgを超えている。130kgを超える外国人レスラーもざらだ。
そんなプロレスラーの攻撃を真正面から受けるのは、キャリアを積んでもやはり勇気がいることなのだ。そして、度量も必要。身体だけでなく、マインドも鍛えていかなくてはならない。
プロレスの試合は人生の縮図だ。そこには、闘っているプロレスラーならではの物語がある。
リングの上は戦場。攻めているときもあれば、防戦一方のときだってある。勝利に酔うこともあれば、あっさり負けることもある。歓喜があり、砂を噛むような屈辱もある。
勝ったときだけでなく、負けたときの態度やその後、雪辱を果たすまでの姿を通して、プロレスラーとしての価値が問われる。それと同時に人としての真価も問われる。
この本では、身体を鍛え、心を鍛えるとともに、はからずもリングで人間力を磨かせてもらってきたプロレスラー、レインメーカーことオカダ・カズチカの日常、ありのままの姿をお見せしたい。
そしてこの本のタイトル『「リング」に立つための作法』の「 」には、読者のみなさんの取り組んでいることを入れてほしい。
日々を過ごすうえで、何かのヒントになればと思っている。
新著『「リング」に立つための作法』の冒頭で、こう綴るオカダ・カズチカ。この本では、新日本プロレスを牽引するオカダが、マインドを鍛えるスクワット法から、 SNS との付き合い方、後輩体質のコミュニケーション力、 そしてスーツや日記の効用まで、老若男女、誰もが自らの「リング」に立つためにヒントとなる、 オカダ流人生の極意を明かす。
凛々しいスーツ姿のショット、鍛え抜かれた肉体を披露するショット、愛車フェラーリとのショットなど、撮り下ろし写真 を44 ページにわたって掲載!
- 著者プロフィール
オカダ・カズチカ
1987年愛知県安城市生まれ。15歳の時にウルティモ・ドラゴンが校長を務める闘龍門に入門。16歳の時にメキシコでデビュー戦を行う。2007年、新日本プロレスに移籍。’11年からレインメーカーを名乗り、凱旋帰国した'12年、棚橋弘至を破りIWGPヘビー級王座を初戴冠。また、同年、G1 CLIMAXに初参戦し、史上最年少の若さで優勝を飾る。’16年、第65代IWGPヘビー級王座に輝くと、その後、史上最多の12回の連続防衛記録を樹立した。’21年、G1 CLIMAX31で優勝し3 度目の制覇を成し遂げる。身長191センチ、体重107キロ。
- CONTENTS
自分の商品価値は自分で管理/揺らぎそうなときは退路を断て/失恋から己を知る/重圧がかかる場面ならではのチャンス/女性が女性らしくいられるように最大限の努力をする/SNSとの距離/人生を豊かにする日記の効用 ほか
【外見についての改造計画】
スーツで心を整える/フェラーリに乗る理由/あえてブランド品を持つ/ピンクのカルバン・クラインのパンツをはく理由 ほか
【特別コラム1】 アントニオ猪木さんについて思うこと
【特別コラム2】天龍源一郎さんから学んだこと ほか
- 書籍情報
タイトル/「リング」に立つための基本作法
著者/オカダ・カズチカ
発売日/2021年12月25日
価格/1,760円(税込み)
判型/四六版変形
ページ/260頁
発売元/幻冬舎
なぜ強いのか、なぜ特別な存在であり得るのか……。オカダがトップに昇りつめるにあたって、強く意識したこと、自分に課していることを、心と身体、両面から率直に語る。老若男女、誰もが自らの「リング」に立つためのヒントになる、オカダ流人生の極意の数々。アントニオ猪木や天龍源一郎との遭遇、闘い、教えられたことの記述も興味深い。
▼お問い合わせ先
株式会社幻冬舎 営業局
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7 03-5411-6222
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