【発売前に重版決定】新人作家が描く「クズ男の内面があまりにも生々しい」コミック『幸せになりたいマサムネ君』1巻発売!
著者ヨネマイさん&担当編集コメントあり
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、コミック『幸せになりたいマサムネ君』①(ヨネマイ)を本日5月16日に発売いたします。
アラサーのリアルな恋愛模様を描いた本作は予約段階より話題を呼び、発売前重版が決定しました。

◆先行販売の電子版DL数と書店からの期待の声により、発売前に重版が決定
同人誌として発表された作品を、文藝春秋の漫画サイト「Seasons」にて商業連載化した『幸せになりたいマサムネ君』は、「クズ男」の内面をあまりにも生々しく描き出し、読者から「共感しすぎて吐きそう」「全員が傷つく未来しか見えないのに、読む手が止まらない」といった声が殺到。
単行本に先行して販売した電子版は発売から2ヶ月半で、総DL数16万3800越えとなりました(集計期間2月28日~5月14日)。
また、全国主要書店より期待の声をいただいて、発売日前にもかかわらず、重版することが決定しました。
〈あらすじ〉もうすぐ付き合って10年の彼女が居るマサムネ君(26)。最近、彼女の様子がおかしい?「彼女がいなくなったら、どうなってしまうんだろう」不安に駆られたマサムネ君は、相席バーに向かって――?



単行本に収録の番外編には、「付き合う」と約束しないで致してしまった「セフレになる瞬間のキス~セックスまで」をたっぷり37P収録しています。

◆著者・ヨネマイさんコメント:
ーーマサムネ君の推しポイントを教えてください。
マサムネ君の推しポイントはリアルな人間性です。彼は読み進めていくほどに第1話の印象から変化していくと思います。神経質かと思ったら大雑把だったり、男同士でワイワイ騒いで飲み会したり、意外と優しかったり、真面目な一面があったり…。
現実世界の人間関係(もしくは恋愛関係)のように、会えば会うほどマサムネ君の新しい一面を知って好きになってほしいです。
ーーこれからコミックを読む人に向けて、メッセージを。
作者自身がうまくいかない恋愛をしている時に、たまたま読んだ恋愛漫画の中のキャラクターが自分と同じ状況の恋愛をしてて、すごく共感できて『自分だけじゃないんだ…!』って救われたり元気をもらったことがあります。『幸せになりたいマサムネ君』を読んだ人もそんな風に共感してくれたり気が楽になってくれると嬉しいなと思ってます。

◆担当編集コメント:
「生身の人間が動いている感」を大切に
『幸せになりたいマサムネ君』は、「浮気をドラマチックに仕立てた物語」ではなく、本当に「リアルで素朴な浮気」です。
テンポ感が独特で、漫画として面白くなるようにスピード感を上げたりなどあまりしていないんですよね。その分「生身の人間が動いている感」があって、共感性が増しています。
「解像度の高い」キャラクターたち
キャラクターの解像度がめちゃくちゃ高いのがこの作品の最大の魅力です。マサムネは「26歳。身長178.5cm。細身で長身だが180cmに届いていないことをたびたび自虐的に語る」。モモカは「26歳。中2でバレエを辞めたあとはしばらくガニ股がひどく、お父さんが一生懸命注意して直った」。〇〇子は「22歳。『パパ活してそう、ガールズバーで働いてそう』と言われがちだが、そんな度胸はない」。いる~、こういう人いるいる~、ときっと感じると思います。このように細部まで作りこまれたキャラクターだからこそ、読者の心を抉る物語を生み出せるのだと思います。
読者からも生々しい感想が届く本作、是非お手に取っていただければと思います!
◆書誌情報
書名:『幸せになりたいマサムネ君1』
著者:ヨネマイ
発売:2025年5月16日、文藝春秋より刊行
判型:B6判
ページ数:176ページ
定価:880円 (税込)
ISBN: 978-4-16-090205-3

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