家族みんなで埴輪づくりを楽しく学べる企画展を高槻市で開催
円筒埴輪、家形埴輪など色々な埴輪の作り方をご紹介


高槻市立今城塚古代歴史館で令和7年7月5日(土曜日)から9月15日(月曜日・祝日)まで、夏休みの子どもたちが楽しみながら埴輪について学べる恒例の夏季企画展「ハニワ―ルドへようこそ」を開催。今年は、「ハニワのつくりかた」をテーマに円筒埴輪、家形埴輪、人物埴輪など様々な形をした埴輪が当時どのように製作されていたのかを、復元された埴輪、復元前の埴輪の破片などを用いてわかりやすく紹介します。
高槻市は、継体大王の真の陵墓とされる今城塚古墳の埴輪群像、昼神車塚古墳の狩猟埴輪群、新池埴輪製作遺跡の出土品など、全国でも有数の考古資料が存在していることで知られています。
同館では、夏休みの子どもたちにも埴輪に親しんでもらうため、毎年展示テーマを変更しながら企画展を開催。今年の企画展のテーマは「ハニワのつくりかた」で、家形埴輪、人物埴輪、動物埴輪などの形の異なる埴輪がどのように作られていたのか、復元された埴輪や内側が見れる復元前の埴輪の破片、パネル展示などで解説します。
例えば、様々な埴輪の基本となった筒形の円筒埴輪は、粘土をひものように細長くのばして輪にし、その輪を積み上げて作られます。破片資料でその内側を見てみると、粘土同士をつなげるため、指先で押さえた跡が残っていたり、表面には凹凸を滑らかにするために、木の板でなでつけた跡が残っていたりします。家形埴輪は下から順に作っていき、最後に屋根の頂上を粘土で閉じて仕上げられますが、裏側を見ると、屋根の付け方、閉じ方にいく通りかの方法があることが分かるなど、1500年前の埴輪工人たちの技や工夫が観察できます。
また、企画展には、子どもたちが楽しんで埴輪について学べるよう、同館おなじみのキャラクター「しんちゃん」が夏休みの自由研究で「ハニワ職人の技」を調べていくというストーリー仕立てで、展示品に残る痕跡からハニワづくりの謎に迫る様子を、やさしい文章とイラストで楽しく紹介する工夫も施されています。夏休みは、ご家族みんなでぜひ歴史館へお越しください。
【企画展概要】
開催期間:令和7年7月5日(土曜日)から9月15日(月曜日・祝日)まで
※休館日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌平日(7月22日、8月12日)
開館時間:10時から17時まで(入館は16時30分まで)
場所:高槻市立今城塚古代歴史館(高槻市郡家新町48番8号)
アクセス:高槻市営バス「JR富田駅」1番乗り場より
1「奈佐原行き」乗車、「今城塚古墳前」下車すぐ
2「関西大学・萩谷・萩谷総合公園行き」乗車、「氷室」下車徒歩8分
※無料駐車場あり(35台)
観覧料:無料
【その他のイベント】
勾玉づくり教室
好きな型紙を選び、ロウ石を削って勾玉を作ります。
日時:7月4日から8月2日の火曜日から土曜日、7月21日(祝日)(休館日、30日は除く)
13時から15時まで(土曜日、21日(月曜日・祝日)は10時から)
定員:当日先着各5組
料金:400円
ハニワづくり教室
粘土でオリジナルのハニワを作成します。
日時:8月3日から8月31日の日曜日 10時15分から12時まで
定員:申込順各15組
料金:300円
申込:7月3日(木曜日)から15日(火曜日)までに市ホームページで
本件に関するお問い合わせ先
高槻市立今城塚古代歴史館
電話:072-682-0820
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