業界最高の周波数と最も広帯域のマイクロ波RFシンセサイザを発表
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、新しいマイクロ波広帯域RFシンセサイザであるSTuW81300を発表しました。同製品は、シングル・チップで、市場で最も広帯域のRF周波数範囲(1.925~16GHz)に対応し、最高速の周波数を提供します。最先端のパフォーマンスを提供するSTのBiCMOS SiGe技術を採用したSTuW81300は、集積度の低い従来のIII-V技術に基づくマイクロ波ソリューションよりも、より低い部品コストで多用途なRFアーキテクチャを実現しています。
STuW81300は、フラクショナルN方式の位相同期回路(PLL)コアと低ノイズの広帯域電圧制御発振器(VCO)、ボルテージ・レギュレータで構成されています。さらに、同製品は、プログラム可能な幅広いハードウェア・オプションを特徴としており、無線回線、衛星通信、基地局および試験・計測装置などRF/マイクロ波を利用する最先端アプリケーションのニーズに対応します。
新たな市場創出に向け。低コストな無線機器を必要とするアプリケーションが拡大しており、マイクロ波周波数帯域(6GHz超)の使用が着実に増加しています。STuW81300は、ディスクリートのGaAs(ガリウム砒素)アーキテクチャを1チップの広帯域SiGeデバイスに統合し、市場要求をサポートします。
STuW81300の特徴
・最も広い周波数範囲 : 1.925~16GHz、2つのRF出力に分割)
・内部でブロードバンド・マッチングされた2つのRF出力(+6dBm@6GHzおよび
+4dBm@12GHz)
・20dBを超えるダブラー出力時の基本VCO拒絶機能
・正規化された帯域内位相ノイズ・フロア:-227dBc/Hz
・VCO位相ノイズ(6.0GHz):-131dBc/Hz @1MHzオフセット
・ノイズ・フロア(6.0GHz):-158dBc/Hz
・位相ノイズ(12.0GHz):-125dBc/Hz @1MHzオフセット
・ノイズ・フロア(12.0GHz):-154dBc/Hz
・RMSジッタ:0.13ps(標準値)
実績のあるSTW81200およびSTW8110xファミリの後継品であるSTuW81300は、同じ基板設計でマルチ・バンドと複数のRF規格に対応すると同時に、高い性能と柔軟性を提供します。例えば、衛星用機器において、STuW81300は、Kuバンド信号の変・復調用ローカル・オシレータとしてそのまま使用できるだけでなく、追加のオンボード周波数ダブラーを利用してKaバンドもサポートできます。その他のアプリケーションでは、外付けVCO(GaAs)の確実な駆動も可能にします。
STuW81300には、単一の非安定化単一電源(5Vまたは3.6V)からの給電で駆動すると共に、従来の電源インフラから低消費電力機器にわたる幅広いアプリケーションにおいて、消費電力と性能を調整できるという独自の機能があります。
STuW81300は、現在サンプル出荷中で、既に一部の顧客に採用されています。2016年に量産が開始される予定で、単価は1000個購入時に約11ドルです。評価キットならびにQFPパッケージ(6 x 6mm)に実装されたサンプルを提供中です。このキットには、アプリケーションを迅速かつ正確に調整できるソフトウェア・ツール STWPLLSimが含まれています。詳細については、http://www.st.com/stuw81300-pr をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL : 03-5783-8340 FAX : 03-5783-8216
STuW81300は、フラクショナルN方式の位相同期回路(PLL)コアと低ノイズの広帯域電圧制御発振器(VCO)、ボルテージ・レギュレータで構成されています。さらに、同製品は、プログラム可能な幅広いハードウェア・オプションを特徴としており、無線回線、衛星通信、基地局および試験・計測装置などRF/マイクロ波を利用する最先端アプリケーションのニーズに対応します。
新たな市場創出に向け。低コストな無線機器を必要とするアプリケーションが拡大しており、マイクロ波周波数帯域(6GHz超)の使用が着実に増加しています。STuW81300は、ディスクリートのGaAs(ガリウム砒素)アーキテクチャを1チップの広帯域SiGeデバイスに統合し、市場要求をサポートします。
STuW81300の特徴
・最も広い周波数範囲 : 1.925~16GHz、2つのRF出力に分割)
・内部でブロードバンド・マッチングされた2つのRF出力(+6dBm@6GHzおよび
+4dBm@12GHz)
・20dBを超えるダブラー出力時の基本VCO拒絶機能
・正規化された帯域内位相ノイズ・フロア:-227dBc/Hz
・VCO位相ノイズ(6.0GHz):-131dBc/Hz @1MHzオフセット
・ノイズ・フロア(6.0GHz):-158dBc/Hz
・位相ノイズ(12.0GHz):-125dBc/Hz @1MHzオフセット
・ノイズ・フロア(12.0GHz):-154dBc/Hz
・RMSジッタ:0.13ps(標準値)
実績のあるSTW81200およびSTW8110xファミリの後継品であるSTuW81300は、同じ基板設計でマルチ・バンドと複数のRF規格に対応すると同時に、高い性能と柔軟性を提供します。例えば、衛星用機器において、STuW81300は、Kuバンド信号の変・復調用ローカル・オシレータとしてそのまま使用できるだけでなく、追加のオンボード周波数ダブラーを利用してKaバンドもサポートできます。その他のアプリケーションでは、外付けVCO(GaAs)の確実な駆動も可能にします。
STuW81300には、単一の非安定化単一電源(5Vまたは3.6V)からの給電で駆動すると共に、従来の電源インフラから低消費電力機器にわたる幅広いアプリケーションにおいて、消費電力と性能を調整できるという独自の機能があります。
STuW81300は、現在サンプル出荷中で、既に一部の顧客に採用されています。2016年に量産が開始される予定で、単価は1000個購入時に約11ドルです。評価キットならびにQFPパッケージ(6 x 6mm)に実装されたサンプルを提供中です。このキットには、アプリケーションを迅速かつ正確に調整できるソフトウェア・ツール STWPLLSimが含まれています。詳細については、http://www.st.com/stuw81300-pr をご覧ください。
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STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
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