資源エネルギー政策と原料炭プロジェクトに関するオンラインセミナーを豪州クィーンズランド州政府と開催
豪州クィーンズランド州(以下「QLD州」)は世界有数の石炭産出地域で、資源分野を主要産業と位置付けています。このため、QLD州政府とJOGMECは2013年9月包括的・戦略的パートナーシップに係る覚書(MOU)を締結しました。以来、JOGMECは同州資源分野への投資促進を目的に、日本企業向けに投資セミナーを継続的に開催しています。
今回は、州政府が今年公表した(石炭を含めた)資源に関連する政策全般を取上げました。Resources Industry Development Plan、Energy and Job Plan、およびCoal Planについて、所管する州政府の職員に講演頂いたことで、QLD州の包括的な資源戦略を日本企業に対して発信する重要な機会となりました。
さらに、市況高騰を受け、州内で多くの原料炭プロジェクトが生産を準備していますが、その中で2社の案件を紹介し、投資を呼びかけました。また、クリティカルミネラルに関する案件についても紹介しました。
本セミナーには、日本、オーストラリアの日系商社、鉄鋼会社、資源会社等から80名の参加がありました。質疑応答では、原料炭輸入国とQLD州とのCO2削減に係る協力の在り方、EU等のロシア炭禁輸に対するQLD州政府の対応方針等多くの質問があり、貴重な意見交換の場を提供することができました。
JOGMECは今後もセミナーを継続的に実施して、石炭資源の安定確保に係る有益な情報を提供して参ります。 石炭資源開発に係る最新情報につきましては、JOGMEC石炭開発部HPをご覧いただくか、メールマガジン「JOGMEC石炭通信」にご登録ください。
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