幸せになりたいと願うすべての人へ。生きる勇気を与えてくれる『愛のモヤモヤ相談室』発売（10/27）。

厳しくも愛にあふれる金言が話題！　ＮＨＫＥテレ人気お悩み相談番組、待望の書籍化!!

株式会社　大和書房

2024年10月15日 10時00分

株式会社大和書房（本社：東京都文京区、代表取締役：佐藤靖）は『愛のモヤモヤ相談室』（美輪明宏：著）を2024年10月27日に発売いたします。

　恋愛、家庭不和、子どもの将来、いじめ、偏見、生きがい、孤独、職場の人間関係……ストレスの多い毎日にみなさんモヤモヤしていませんか？

　愛と美の伝道師・美輪明宏が、その豊かで深～い人生経験から、時に厳しくそして温かく、相談者に寄り添い言葉をかける。人気お悩み相談番組『美輪明宏　愛のモヤモヤ相談室』（毎月最終金曜夜10時放送　再放送・翌週火曜午前0時）がついに書籍化!!

「前妻の娘と再婚した妻の仲が悪い」

「同性愛の関係が後ろめたい」

「マッチングアプリで男性と出会うことに疲れ果てた」

「このまま地下アイドルを続けるべきなのか」

「いじめを受けた過去が忘れられない」

「熟年離婚に踏み切れずにいる」

「夫がセックスに積極的ではない」

「部下を注意したら、関係にひびが入ってしまった」

……美輪さんのもとに集まった様々な「モヤモヤ」に対し、驚きのアドバイスが飛び出します！

モヤモヤを晴らして前向きになるヒントを探しましょう！

　こんな世の中、おのれを信じるということが一番大事なのです。どんな困難が降りかかっても、「どうせ命までは取られやしない、今まで生きてこられたんだから。今度もできないことはない」と思うことです。

　今まで生きてきたんだもの、これから先だって生きられないことはないのです。（本文より）

「人間が人間を愛しただけなのです」

「付かず離れず腹六分ぐらいがちょうどいい」
「『自分は悲劇の主人公だ』なんて図々しい」
「自分に対するプライドがなければ自分が可哀相」
「排せつ物が溜まっていれば、我慢できなくなるのは当然」
「籍なんてどうでもいい。謎の下宿人同士でいればいい」
「家にしがみついていた娘の時代はもう終わり」
「黒があるからこそ白の白さがわかる」
……厳しくも愛にあふれる言葉にハッ！　忘れられない印象的な金言がズラリ！

　この本には、自分自身のこと、恋人、親子や夫婦の問題、仕事のお悩みなど、いろんなケースが書いてあります。すべての人が、なんらかの生きるヒントを見いだせるよう、個人の相談に答える形の中に、普遍的なメッセージを込めるよう意識したつもりです。きっと、どなたでも自分自身に置き換えて考えることができるでしょう。パラパラとめくって、「ああ、これは」とお役に立つところを取捨選択していただき、この本が少しでもあなたの明日を生きる力になることを願っています。（「はじめに」より）

第１章　生きるということ

　必要なのは「悩む」より「考える」こと　

　自分が選んだのだからやるだけです

「君子危うきに近寄らず」が大事なたしなみ　

　目に見えているものだけを基準にして人間を見ない

　孤独なのはあなたひとりではない　など

第２章　愛するということ

　理想に合わないのは当たり前です　

　自分のことを棚に上げて、求めてばかり　

　愚痴を言う前に自分を磨く努力をしなさい　

　自分に刃を向けるのはおよしなさい　など　

第３章　家族というもの

　人間は、夢を見ている間が一番幸せ　

　言葉はあなたそのものです　

　文化は裏切りません　

　お父さんもひとりの「人間」です　など

第４章　働くということ

　ユーモアは人生の必需品　

　感情は脇にどかして、理知を働かせなさい　

　給料は「ご苦労賃」と割り切りましょう　

　上司になったのが運の尽き　など

著者略歴

美輪明宏

1935年、長崎市生まれ。歌手、俳優、演出家。国立音楽大学附属高校中退。16歳でプロ歌手としてデビュー。銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」を拠点にし、注目を集める。1957年に『メケ・メケ』、1966年に『ヨイトマケの唄』が大ヒットとなる。1967年、演劇実験室「天井桟敷」旗揚げ公演に参加、寺山修司の『毛皮のマリー』、三島由紀夫と組んだ『黒蜥蝪』ほか数多くの作品に出演。以後、演劇・リサイタル・テレビ・ラジオ・講演活動などで幅広く活動。1997年、舞台「双頭の鷲」で読売演劇大賞優秀賞を受賞。2018年、戦後の日本にジェンダーを超えた生き方を示したこと、長きにわたり舞台・映画・テレビ・講演・著作と多方面で夢と感動を与えてきたことなどから、東京都の「名誉都民」として顕彰される。『紫の履歴書』（水書坊）、『人生ノート』『ああ正負の法則』（共にパルコ出版）など著書多数。