SansanとAI契約書レビューサービス「LeCHECK」を提供するリセが資本業務提携を締結

～両社の営業基盤や知見を生かし、顧客の多様な課題解決に貢献～

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社（以下、Sansan）は、AI契約書レビューサービス「LeCHECK（リチェック）」等を提供する株式会社リセ（以下、リセ）と、資本業務提携を締結いたしました。両社の営業基盤や知見を相互に活用してリーガルテック市場での販路をさらに広げ、契約業務に課題を抱える企業を幅広く支援してまいります。

■提携の背景

近年、電子契約の普及が進む一方で、多くの企業では紙と電子の契約書が混在しており、管理の煩雑化が課題になっています（※1）。そのため、契約書の形式を問わず一元管理できる仕組みが求められています。このような状況を受け、Sansanでは2022年より契約データベース「Contract One」の提供を開始し、営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」に次ぐ、新たな柱として事業を拡大しています。　　

Contract Oneは、当社が培ってきたアナログな情報をデジタルに変える技術を活用することで、紙や電子を問わず契約書を高精度でデータ化しクラウド上で一元管理することが可能です。これにより、企業における契約書の全社活用を促進し、事業成長を後押ししています。

一方リセは、企業法務に精通した弁護士の知見と最先端の技術を融合し、AI契約書レビューサービス「LeCHECK」や、契約書の翻訳機能サービス「LeTRANSLATE」などを提供しています。

SansanではContract One事業の営業人材を半年間で2倍にするなど注力しており、契約社数も直近1年で1.5倍に伸長しています。リセと提携することで契約領域での販路をさらに広げ、技術・専門知識の面でも事業をさらに強化できると考え、今回の業務提携に至りました。

■提携の主な内容

本提携により、Contract OneおよびLeCHECK相互で販売パートナーシップを構築し、双方の顧客が抱える課題に対してより幅広い提案を行うことが可能になります。

さらに両社が持つ技術的な知見を生かし、機能の拡張や連携も見据えて、多様化する顧客ニーズに一層応えられるよう取り組んでまいります。

 

■株式会社リセについて

会社名：株式会社リセ

代表者：代表取締役社長　藤田 美樹

設立：2018年6月

URL： https://lisse-law.com/

※1：Sansan株式会社「紙の契約書に関する実態調査」（2024年3月5日発表）

https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0305.html

（以上）

■現場の習慣を変える、契約データベース「Contract One」
Contract One （コントラクトワン） は、Sansan株式会社が提供する契約データベースです。当社が長年培ってきた独自の技術で、紙や電子などあらゆる契約書をデータ化。契約の有効性や契約同士の複雑な関係を、誰でも正確かつ俯瞰して捉えられる契約データベースを構築します。また、生成AIを活用した機能によって、管理部門だけでなく事業部門も日常的に契約データを活用できる環境を整備。契約に対する意識を変え、習慣を変えることで、リスク管理と生産性向上を実現し、事業を加速させます。
https://contract-one.com/

■Sansan株式会社 会社概要

「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。

設立：2007年6月11日

URL：https://jp.corp-sansan.com

所在地：150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F

資本金：71億30百万円（2025年2月28日時点）

事業内容：働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売

Sansan  　https://jp.sansan.com

Eight      　https://8card.net

Bill One 　https://bill-one.com

Contract One　https://contract-one.com