エビ市場、2021年から2026年にかけて緩やかな成長見込み

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「エビの世界市場:業界動向、市場シェア・規模・成長率・機会および予測(2021年~2026年)」(IMARC Services Private Limited)の販売を9月1日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/imarc999769-shrimp-market-global-industry-trends-share-size.html


市場の概要
エビ市場は、2020年に812万トンの規模に達しました。今後、2021年から2026年にかけて、市場は緩やかな成長が見込まれています。
エビは、世界中で消費されている最も一般的で人気のある魚介類の一つです。軟甲綱と呼ばれる甲殻類の中で最も大きなクラスに属し、横方向に圧縮された細長い体に長い触角と脚を持っています。浅いところから深いところまで、また淡水の湖や川にも生息しています。カルシウム、ヨウ素、ビタミンD、ビタミンB3、亜鉛、タンパク質、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれていますが、飽和脂肪は少ないのが特徴です。また、骨や脳の健康増進、ダイエット、心血管疾患のリスク軽減、眼精疲労の緩和、血圧の低下など、多くの健康効果があることから、世界的に需要が高まっています。  

市場の動向及び成長要因
世界市場は、メーカーが自社の製品ラインにいくつかの付加価値製品を加えることで、プラス成長を遂げています。これらの製品は、米国、欧州、日本などの国々で人気を博しており、消費者層の拡大に貢献しています。
特にインドや中国では、組織化された小売チェーンが増えているため、エビの消費量は継続的に増加しています。また、水産物の需要には所得弾力性があるため、可処分所得の高い消費者の継続的な増加が市場の成長にプラスの影響を与えると予想されます。
主要生産国の政府は、水産物分野を優先度の高い産業として認識しており、現在、いくつかの財政的救済措置やインセンティブを用いて推進しています。例えば、インドではMPEDA(Marine Products Exports Development Authority)などの政府機関が、クラスター農法によるエビの養殖を支援しています。また、ベトナム、タイ、中国でも同様の取り組みが行われており、この業界に新たな投資家を呼び込むことが期待されています。
この市場は伝統的に、インドなどの未開拓市場への輸出志向が強く、国内での消費量は総生産量のわずかな割合に過ぎませんでした。しかし、ここ数年、これらの国の国内市場が盛んになり始めています。数年前までは主に大都市に集中していた需要が、現在ではTier-IIやTier-IIIの都市にも広がっており、国内消費量は今後数年にわたって継続的に増加すると予想されています。

主要な市場区分
世界のエビ市場は、種、サイズ、地域に基づいて分類されています。

種別による市場構成
・バナメイエビ
・ウシエビ
・オニテナガエビ
・その他
バナメイエビは現在最も人気のある魚種です。アメリカ、ベトナム、メキシコ、インド、ブラジル、中国、タイなど世界各国で養殖されています。

サイズ別の市場構成
・<21  
・21-25 
・26-30   
・31-40
・41-50 
・51-60
・61-70
・>70
41-50サイズは、パスタ、シーフード料理、トスターダ、タコスなど様々な料理の調理に使用できるため、市場で明らかに優位性を示しています。

地域別の市場区分
主な生産地域
・中国
・インド
・インドネシア
・ベトナム
・タイ
・エクアドル
中国が生産量の大半を占めていますが、これは政府が製品の品質向上と持続可能な農法の推進を支援しているためです。

主な消費地域 
・アメリカ
・中国
・ヨーロッパ
・日本
・その他
エビは中華料理に欠かせない食材であり、麺類やボンタン(餃子)に広く使用されているため、消費量では中国が最大の市場となっています。



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上場
東証スタンダード
資本金
1億6250万円
設立
1995年01月