石炭採掘・保安に関する受入研修(コロンビア)を再開
~我が国の原料炭の安定的な確保に貢献~
JOGMECは、令和4年度産炭国に対する石炭採掘・保安に関する技術移転事業における、コロンビア・鉱山エネルギー省(MINENERGIA)との受入研修の実地研修を3年ぶりに再開しました。
本事業は、海外産炭国の保安監督者、炭鉱管理者及び炭鉱技術者等を対象に、日本の石炭採掘・保安技術を移転することで、日本への安定的な石炭資源の供給確保を目的に実施するものです。
コロンビア人研修生が日本の炭鉱で研修を受ける受入研修については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、令和2年度及び令和3年度の実地研修を中止し、代わりにオンライン研修等を実施してきました。しかし、令和4年度においては、新型コロナウイルスの感染リスクが減少してきたこと並びに日本及びコロンビアの入国規制が緩和されてきたことを踏まえ、3年ぶりに実地研修を再開しました。
2022年11月22日(火)、第1期研修生10名が来日し、11月24日(木)に釧路コールマイン株式会社(北海道釧路市)の敷地内にあるJOGMEC炭鉱技術研修センターにて炭鉱の保安生産監督管理に関する研修の開講式を行いました。今年度は、来年2月までの間、6週間の研修を2回実施し、計24名の研修生を受け入れる予定です。
コロンビアは日本にとって原料炭の重要な輸入先です。そのため、JOGMECは、本事業により同国との一層の関係強化を図ることで、我が国の原料炭の安定的な確保に貢献します。また、本事業は、ロシア産石炭輸入のフェーズアウトや禁止に伴う、中長期的な代替供給源の確保の観点からも重要な意義を有します。
■コロンビア受入研修開講式の様子
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https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_00028.html?mid=pr_221128
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