【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から小幅な低下
募集賃料の上昇は9ヵ月連続
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2026年7月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル※1のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2026年8月号」を公表します。
※1:大規模ビル=1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※調査時点:2026年7月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
東京都心5区 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から小幅な低下 2020年9月以来の1%を下回る水準が目前
空室率は前月比マイナス0.11ポイントの1.00%となり、前月から小幅に低下した。建替えに伴う大口の貸止めがあったことに加え、新築ビルが概ね高稼働で竣工し、主な低下要因となった。空室率は2020年9月以来の1%を下回る水準が目前に迫っている。潜在空室率は前月比マイナス0.17ポイントの2.33%となった。
<空室率&潜在空室率>

東京都心5区 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 9ヵ月連続の上昇 2008年9月以来の34,000円/坪台を回復
募集賃料は9ヵ月連続の上昇となった。上昇傾向が継続し、2008年9月以来の34,000円/坪台を回復した。ファンドバブル時のピークである2008年1月の34,686円/坪に迫る水準であり、賃料の上昇ペースには力強さが見られる。
<募集賃料&募集面積>

東京都心5区 大規模ビル 成約面積(四半期)
対前年同期比は3期連続のマイナス
成約面積はリーシング活動の活発度を表す指標である。2026年第2四半期の成約面積は約8万坪と、対前年同期比で3期連続のマイナスとなった。また、2026年上半期の合計は前年同期を大幅に下回り、コロナ禍の2021年並みの水準となっている。
<成約面積(四半期)>

アナリストの視点
品薄感が一段と強まり、移転先の選択肢は限定的な状況にある。また、新築・建築中ビルを中心に賃料は力強い上昇を続けている。更に、中東紛争の長期化を原因とした原油の供給制約・価格高騰により、入居前工事等の移転コストが急速に上昇していることも、成約面積が減少している背景にある。足元で需要に明確な陰りは確認されないものの、移転に伴うコストの上昇にテナント側がどこまで対応していくのか、動向が注目される。(市場調査室 津田宏美・今関豊和)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介から、最適なワークプレイスの検証・提案、プロジェクト遂行に不可欠なマネジメント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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