主婦・主夫層に聞く、就活周りでDXが進んでいると思うのは?「求人応募」79.7%、「求人情報の収集」76.5%、もっと進めた方がいいもの「パソコンなどスキル研修」32.6%
~しゅふJOB総研~
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『就活周りのDX』をテーマに、就労志向の主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:779件)
■調査結果概要
・ハローワークの手続関連はいつも対面。ここが一番ネック(40代:今は働いていない)
・履歴書も申請フォームで良いと思います(30代:派遣社員)
・コロナが終息しても活用して欲しい。出勤したほうが真面目、ランチしたほうが得、とならないように、成果を多面的に評価できたら良い(40代:パート/アルバイト)
・難病を患っていて通勤が困難なことがあるので、オンライン化により出来る仕事を増やしてほしい(40代:今は働いていない)
・家でも働けるということがわかった以上、働き方の多様化を企業がもっと受け入れるべきだとおもう(40代:SOHO/在宅ワーク)
・情報漏洩が心配(50代:派遣社員)
・もっと進めることができるはずが、抵抗がある企業や人が多いように思います(30代:その他の働き方)
・都会一極化が是正され地方にいても都会と同レベルの仕事案件が得られるような枠組みの構築を求める(50代:今は働いていない)
・早くペーパーレスに実現して下さい。世の中、紙が多すぎ(60代:その他の働き方)
・高齢者でも分かりやすいシステム作りを目指して欲しい(50代:パート/アルバイト)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
一方「就職活動周りで、もっとオンライン化を進めた方がいいと思うものはありますか」との質問には、32.6%が「パソコンなどのスキル研修」を挙げ最も多くなりました。また「最終手前までの面接」が28.5%、「最終面接」が20.5%と、書類選考後の面接においてもオンライン化を進めることを希望する人が一定数います。就職活動周りのオンライン化について「既に進んでいる」比率から「もっと進めた方がいい」比率を引いて算出したギャップ値では、「最終面接」のマイナスが最も大きくなりました。採用選考において、「最終面接」までオンライン化を進めた方がいいと考える約2割の人にとっては現状のオンライン化はまだ不十分のようです。これからテレワーク勤務がさらに浸透していけば、求人検索から最終面接、ひいてはその後の勤務と、就業周りのすべての工程がオンライン上で完結する職場がもっと身近になっていく可能性があるように思います。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて> https://www.bstylegroup.co.jp/
1.就活周りでオンライン化が進んでいる:「求人応募」79.7% 2.就活周りでオンライン化を進めた方がいい:「パソコンなどスキル研修」32.6% 3.就職活動周りのオンライン化:現状と希望ギャップ 4.フリーコメントより |
1.就活周りでオンライン化が進んでいる:「求人応募」79.7%
2.就活周りでオンライン化を進めた方がいい:「パソコンなどスキル研修」32.6%
3.就職活動周りのオンライン化:現状と希望ギャップ
4.フリーコメントより
◇「その他」および「オンライン化の促進についての意見」に寄せられたフリーコメントより抜粋(年代:就業形態)・ハローワークの手続関連はいつも対面。ここが一番ネック(40代:今は働いていない)
・履歴書も申請フォームで良いと思います(30代:派遣社員)
・コロナが終息しても活用して欲しい。出勤したほうが真面目、ランチしたほうが得、とならないように、成果を多面的に評価できたら良い(40代:パート/アルバイト)
・難病を患っていて通勤が困難なことがあるので、オンライン化により出来る仕事を増やしてほしい(40代:今は働いていない)
・家でも働けるということがわかった以上、働き方の多様化を企業がもっと受け入れるべきだとおもう(40代:SOHO/在宅ワーク)
・情報漏洩が心配(50代:派遣社員)
・もっと進めることができるはずが、抵抗がある企業や人が多いように思います(30代:その他の働き方)
・都会一極化が是正され地方にいても都会と同レベルの仕事案件が得られるような枠組みの構築を求める(50代:今は働いていない)
・早くペーパーレスに実現して下さい。世の中、紙が多すぎ(60代:その他の働き方)
・高齢者でも分かりやすいシステム作りを目指して欲しい(50代:パート/アルバイト)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
DXの推進が注目される中、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に「就職活動周りで、オンライン化が既に進んでいると思うものはありますか」と尋ねたところ、「特にない」と回答した人は6%にとどまりました。殆どの人が、就活周りで何らかのオンライン化が進んでいると感じているようです。オンライン化が既に進んでいるものとして最も多くの人が挙げたのが「求人応募」で、79.7%におよびました。続く「求人情報の収集」も76.5%が挙げており、3番目の「書類選考」も53.1%と過半数となっていることから、オンライン上で求人検索して応募し、書類選考まで進めるケースが一般化しつつあることが伺えます。
一方「就職活動周りで、もっとオンライン化を進めた方がいいと思うものはありますか」との質問には、32.6%が「パソコンなどのスキル研修」を挙げ最も多くなりました。また「最終手前までの面接」が28.5%、「最終面接」が20.5%と、書類選考後の面接においてもオンライン化を進めることを希望する人が一定数います。就職活動周りのオンライン化について「既に進んでいる」比率から「もっと進めた方がいい」比率を引いて算出したギャップ値では、「最終面接」のマイナスが最も大きくなりました。採用選考において、「最終面接」までオンライン化を進めた方がいいと考える約2割の人にとっては現状のオンライン化はまだ不十分のようです。これからテレワーク勤務がさらに浸透していけば、求人検索から最終面接、ひいてはその後の勤務と、就業周りのすべての工程がオンライン上で完結する職場がもっと身近になっていく可能性があるように思います。
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー 1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。 仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦・主夫層”のべ35000人以上の声を調査・分析し、200本以上のレポートを配信。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。 人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。 Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員 ◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員 民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度) 労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度) 日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など ◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数 ◇執筆・その他 ITメディア連載『「人材サービス」が滅ぶ日は来るのか?』/マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』他、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、NEWSポストセブン、アーバンライフメトロなど執筆・寄稿記事多数 大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターなども務める |
■調査概要 調査手法:インターネットリサーチ(無記名式) 有効回答者数:779名(※) 調査実施日:2021年9月15日(水)~2021年9月22日(水)まで 調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者 ※調査対象者のうち、家周りの仕事について「配偶者などの同居人はいるが主に自分が担当」または「配偶者などの同居人と自分で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。 ※本リリースの引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。 ※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。 |
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて> https://www.bstylegroup.co.jp/
best basic style~時代に合わせた価値を創造する~を共通の基本理念に掲げ、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ16万人以上創出してきた『しゅふJOB』や多様な働き方×ハイキャリアを実現する『スマートキャリア』、すきま時間で働く『ご近所ワーク』など人材サービス事業を主軸に、RPA導入支援やスーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど事業領域を広げながら、グループ共通のバリュー「四方善」を実践して参ります。
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