【陸養プロジェクト】富山で学ぶ、海と山のつながり
2022年3月11日 学校法人茂来学園大日向小学校
陸養プロジェクト実行委員会は、3月11日、長野県の「学校法人茂来学園大日向小学校」の特別課外授業を富山県で実施しました。海に面していない長野県で育ったこどもたちに、実際に富山の海に触れてもらいながら、海と山のつながりを学んでもらいました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・日程 3/11 魚津水族館・魚の駅生地・入善海洋深層水活用施設
・参加人数 50名
・協力団体 NPO養殖振興会
- 海と山がつながっているって、どういうことだろう?
水産資源を守るために何をしなければいけないかということを学んでもらうにあたり、海だけでなく山や町、取り巻く環境全てが循環しながら関わり合っているということを図式化した資料を作成し事前にこどもたちに配布。前もってある程度の情報をインプットしてもらいました。
そのうえで、「魚津水族館」では魚の生態についてや、富山県における海と山の関係性をスタッフの方からご説明いただきました。こどもたちは事前にインプットした情報から考えたことや、ヒラメを日々育てている中で感じたことを元に、たくさんの質問を寄せていました。
- 実際の養殖の現場を見学
こどもたちは、海洋深層水がなぜミネラル豊富なのかという点も事前資料で学んでおり、深層水の試飲コーナーでそれぞれの知識を確認し合うようなやりとりも見られました。
団体概要
「陸上養殖」に焦点を当て、児童が小学校で実体験するプロジェクトは、海の魚を子供たちが自ら育て・考え・行動することで生命の大切さを学ぶこと。陸上養殖を通して水産資源の貴重さや、自分たちが住む地域の海の問題についても学び成長していくことを目的に活動しています。
https://rikuyou.uminohi.jp/
2018年4月
陸養プロジェクト実行委員会発足
2018年 9月~2019年3月
青森市、東京渋谷区、富山市、愛媛県西予市、長崎市の5地区6小学校で陸養プロジェクトを実施。5年生児童が、学校内で海水魚を稚魚から成育。期間中、専門家から養殖や魚の生態・成育、地元の海に関する環境問題などを学ぶ。
2020年 7月~2021年3月
青森市、東京渋谷区、台東区、千葉県野田市、富山市、愛媛県伊予市、長崎市の6エリア7校に広げて展開。コロナ禍におけるリアル体験プログラムとして、東京都世田谷、台東区、栃木県宇都宮市、静岡県浜松市、埼玉県春日部市の5校でも実施。
2021年9月~
東京都渋谷区、足立区、富山県氷見市、長野県佐久穂町の4エリア5校で実施中。
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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