ピックルボールの船水雄太選手、日本人初 米国メジャーリーグ・ピックルボールにドラフト指名

~4月のシーズン開幕から世界一を目指す~

Visional

Visionalグループが支援している、ピックルボールの船水 雄太(ふねみず・ゆうた)選手は、2025年3月2日(米国時間)、米国プロピックルボールリーグ「メジャーリーグ・ピックルボール(Major League Pickleball、略称:MLP)」のクラブ「マイアミ・ピックルボール・クラブ(Miami Pickleball Club)」にドラフトされ、日本人選手として初めてMLP選手に選ばれました。今回のドラフトを経て、MLPプレミアの16チームは、各チーム男女6名(合計96名)で4月に開幕するシーズンを戦います。

船水選手は、大学生でソフトテニスの世界一に輝き、世界一の実業団でNTT西日本に所属し、日本リーグ10連覇を達成し、その後プロ選手として独立し、ソフトテニス界で長年活躍してきました。その船水選手は、米国プロリーグMLPに挑戦するため、2024年1月に単身で渡米し、日本初のMLP選手になることを目指すと共に世界一になることを目指して活動してきました。今回、日本人初MLP選手になったことで、船水選手は、米国そして世界のピックルボール界に今後日本人プレーヤーが参入していく道を切り開いたことになります。

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとするVisionalは、日本人初となるMLP選手になり、今後も世界で挑戦し続ける船水選手の新しい可能性を支援してまいります。

米国で試合に出場する船水雄太選手

【船水 雄太選手コメント】

日本人初MLP選手になるという目標を達成することができ、本当に嬉しいです。サポートしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

MLPにドラフトされた選手に自分の名前が入っているのを見て、昨年1月に渡米したばかりの頃の景色が走馬灯のように駆け巡りました。渡米直後は英語が話せず、練習相手もおらず、一人寂しく壁打ちしていました。また、ダブルスの試合のパートナーが見つからず、試合に出場できないこともありましたし、試合に出場できるようになっても、しばらく勝つことができませんでした。それでも周囲の皆さんが応援し続けてくれたおかげで、諦めずに挑戦し続けることができました。そのおかげもあり、年始からの2ヶ月で成績的にもブレイクスルーがありました。

また、2月下旬の大会出場後、MLP全16チームに自分の大会結果やプレーの特徴をメールで送り、「プレーを見ていただきたいので、どうか一度だけ会っていただきたい」とお願いしました。その甲斐もあり、直近1週間で、マイアミ、ロサンゼルス、アリゾナを飛び回り、各チームに対して、プレーで最終アピールをしました。この一年間、献身的なサポートをしてくださった皆さんの想いが自分を突き動かし、最後の最後まで力を出し切ることができました。

今回、日本人として初めてMLPドラフトに選出されたことは、世界一のピックルボール選手になるためのスタートラインです。必ずMLPでチームをリーグ優勝に導き、個人としても、世界一のピックルボール選手を目指していきます。また自身の活躍により、日本におけるピックルボール人気が広がり、スポーツとしてより普及していくことに貢献していきたいです。これからも応援のほど、どうかお願いいたします。

MLPドラフトの結果

MLPドラフトの結果詳細(英語):

https://www.majorleaguepickleball.net/news/2025-mlp-premier-level-free-agency-draft-results/

【米国で急成長するピックルボール】

ピックルボールは米国で最も急成長しているスポーツで、世界中でも市場が急拡大しています。2024年にUPAが運営する米国プロピックルボール大会ツアー「PPA ツアー」と米国プロピックルボールリーグ「MLP」で活躍したプロ選手は 3,000 万米ドルを超える賞金を獲得し、会場に来場した30 万人以上のファンを魅了しただけでなく、試合の放送を通じても数百万人のファンを魅了しました。PPAツアーは、女子選手として世界ランキング1位のアンナ・リー・ウォーターズ選手、男子選手として世界ランキング1位のベン・ジョーンズ選手やフェデリコ・スタクスルード選手をはじめとした世界トッププレーヤーと独占契約を結んでいます。また、MLPのクラブオーナーには、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ氏、プロバスケットボールプレーヤーのレブロン・ジェームス氏やケビン・デュラント氏、モデル・俳優のハイディ・クルム氏をはじめ、多くの著名人が名を連ねており、非常に注目されています。

【船水 雄太選手の直近約1年間のピックルボール活動実績】

PPAツアーをはじめ、競争の激しい米国でのプロ大会と国際大会において、船水選手は直近1年で計23大会に出場しました。直近のPPAツアー大会でもベスト32に進出し、本年1月に開催されたメジャー「PPA ツアー マスターズ」では、男子ダブルス世界ランキング1位のコリン・ジョーンズ選手(ペア:クリスタ・ゲチェバ選手)とのミックスダブルスの試合に勝利しました。国際大会においても、2024年10月に台湾で開催された「アジアピックルボール選手権2024」(英語名称:Asia Pickleball Games 2024/Asia Federation of Pickleball主催)に日本代表として出場し、男子シングルスで銀メダルを獲得、2024年12月に東京で開催された日本初の国際ピックルボール大会「PJF ピックルボール チャンピオンシップス 2024 in Japan」(一般財団法人ピックルボール日本連盟主催)でも、男子ダブルス(Skill Division)とミックスダブルス(Open Division)で金メダルを獲得しました。また、船水選手は、2024年12月に、世界トップクラスのピックルボールブランド「ヨーラ」のブランドアンバサダーに日本人として初めて就任しました。

また、直近では、米国の「United Pickleball Association (UPA)」と専属契約を締結し、UPAが運営する米国プロピックルボール大会ツアー「PPAツアー」に専属出場することが発表されました。

米国でプレーする船水雄太選手

【船水 雄太(ふねみず・ゆうた)選手プロフィール】

5歳から、家族の影響でソフトテニスを始める。2009年、東北高校に入学し、インターハイ団体・個人優勝2冠。2012年、早稲田大学に入学。全日本大学対抗ソフトテニス選手権では4連覇し、団体戦・ダブルス・シングルス全タイトルを獲得。2015年、 大学4年生の時に世界選手権のメンバーに選出され、国別対抗戦で世界一になる。2016年、 全国約200チームあるソフトテニス実業団の最高峰であるNTT西日本に加入し、ソフトテニス日本リーグ10連覇を達成。全日本社会人選手権大会優勝、国体優勝、日本リーグ優勝、日本代表として出場する国際大会で優勝するなど第一線で活躍。2020年よりプロソフトテニスプレイヤーとして活動中。2024年1月より、単身で渡米し、米国プロピックルボールリーグ「メジャーリーグピックルボール(MLP)」に挑戦。ピックルボールでは、ダブルスの右サイドを専門とし、独特のボレースタイルを有する。

1993年生まれ、31歳。青森県出身。

・YouTube:ピックルボールジャパンTV(@pickleball-japan) /船水選手のピックルボールの活動を紹介https://www.youtube.com/@pickleball-japan

URL:https://aasmanagement.com/profile/yuta_funemizu/

【Visionalについて】

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、社内スカウトで人材流出を防ぐ「社内版ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人的資本データプラットフォームの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。https://www.visional.inc/


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