【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月からほぼ横ばい
募集賃料の上昇は11ヵ月連続
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:福島正二郎)は、2026年9月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル※1のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2026年10月号」を公表します。
※1:大規模ビル=1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※調査時点:2026年9月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
東京都心5区 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月からほぼ横ばい 今後も低下傾向が続く見込み
空室率は前月比プラス0.01ポイントの0.97%となり、前月からほぼ横ばいだった。統合移転や部分解約等で現空床が生じた一方、新築ビルがほぼ満室で竣工したことに加え、館内増床等で空室の消化が進んだ。潜在空室率は前月比マイナス0.06ポイントの2.26%となった。今年の新規供給はピークを越えたことから、今後も空室率・潜在空室率の低下傾向が続くとみられる。
<空室率&潜在空室率>

東京都心5区 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 11ヵ月連続の上昇 2000年以降の最高値を更新
募集賃料は11ヵ月連続の上昇となった。ファンドバブル時のピークである2008年1月の34,686円/坪を上回り、2000年以降の最高値を更新した。引き締まった需給バランスを背景に、賃料は上昇傾向が続いている。
<募集賃料&募集面積>

東京都心5区 大規模ビル ネット・アブソープション&新規供給(四半期)
2期連続の需要超過
ネット・アブソープション(吸収需要)はオフィス需要の指標であり、一定期間におけるテナント入居面積(稼働面積)の増減を表す。直近2026年第3四半期は需要が供給を上回り、2期連続の需要超過となった。吸収需要がプラスとなるのは2022年第2四半期から18期連続となっている。
<ネット・アブソープション&新規供給(四半期)>

アナリストの視点
オフィス需要は前向きな需要が多く活発な状況が続く一方、まとまった面積の募集床は引き続き限定的なため、大口テナントは移転が難しく館内増床や分室による対応が増えている。今年に入り、需要超過が縮小したことで空室率はわずかな動きが続いており、空室率の更なる低下余地は乏しくなりつつある。(市場調査室 津田宏美・今関豊和)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介から、最適なワークプレイスの検証・提案、プロジェクト遂行に不可欠なマネジメント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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