映画アンソロジー・シリーズ 『スモール・アックス』 (全5話) 第4話「アレックス・ウィートル」4月19日(火)配信スタート!
予告編映像&舞台裏映像、場面写真、初公開!
1981年の“ブリクストン暴動”で懲役刑を受けた作家アレックス・ウィートルの半生を描く
© McQueen Limited
株式会社スター・チャンネル(東京都港区)が運営する「スターチャンネルEX」では、アカデミー賞作品賞を受賞した映画『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督が、初めて挑んだTVシリーズ『スモール・アックス』(全5話)を独占配信中!ゴールデン・グローブ賞で最優秀助演男優賞(ジョン・ボイエガ)、ロサンゼルス映画批評家協会賞では『ノマドランド』を抑えて最優秀作品賞に輝くなど、世界中の映画賞で高い評価を獲得。“BLM(ブラック・ライブズ・マター)”の叫びが世界を揺るがす今、絶対に見逃せない、鋭い社会的メッセージとエンタテインメント性を備えた一級作品だ。
ついに第4話『アレックス・ウィートル』が4月19日(火)より配信スタート!イギリスの児童文学賞“ガーディアン賞”の受賞作家アレックス・ウィートルの半生を描いた実話。両親を知らず、15歳まで白人系養護施設で育ったアレックス。施設を出て初めて自らのルーツを知った彼は、1981年、黒人と警察が衝突したブリクストン暴動に関与して刑務所に収監される。そこで彼は、同房の一人の受刑囚との出会いを機に、自らの人生を振り返り、大切なものを学んでいく…。栄誉ある文学賞の数々を受賞した小説家アレックス・ウィートルが、“ライターズ・ルーム”と呼ばれる脚本家用の会議室で自身の過去について語ったことを端緒として製作が開始。スティーヴ・マックイーン監督はこの物語が本アンソロジーにとって必要不可欠なものであると気づき、アレックスと会合を開く。「彼の進化を描き出すという課題は簡単なものではなかったが、いかなる段階においてもアレックスがそばにいて私たちを導いてくれたので大いに助かった。アレックスには、これまで誰にも打ち明けたことがなかったり、長らく思い出すこともなかったりした出来事や状況が数多くあった。彼はそれらを回想し、新たな視点から私たちに話してくれたんだ」と監督は語る。
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この度解禁された舞台裏映像には、アレックス・ウィートル本人のインタビューが収録されている。「モニター越しに見ていたら昔を思い出した。(人々の)怒りと激高に、恐怖でおののいた」とリアリティ溢れるブリクトン暴動の撮影風景を振り返る。また、スティーブ・マックイーン監督について、「スティーブは黒人の物語は社会に重要だと思っている。だから皆さんにも、僕自身の物語も重要だと感じてほしい」と語っている。
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<配信>「スターチャンネルEX」
【字幕版】第4話「アレックス・ウィートル」4月19日(火)より配信開始
作品ページ:https://ex.star-ch.jp/special_drama/W7iMz
<放送>BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】 4月19日(火)より 毎週火曜23:00 ほか
公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/smallaxe
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【概要】
第4話「アレックス・ウィ―トル」
イギリスの児童文学賞“ガーディアン賞”の受賞作家アレックス・ウィートルの半生を描いた実話。両親を知らず、15歳まで白人系養護施設で育ったアレックス。施設を出て初めて自らのルーツを知った彼は、1981年、黒人と警察が衝突したブリクストン暴動に関与して刑務所に収監される。そこで彼は、同房の一人の受刑囚との出会いを機に、自らの人生を振り返り、大切なものを学んでいく…。
映画アンソロジー・シリーズ『スモール・アックス』 (全5話)
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■ 『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督が手掛けた、賞レース24受賞・85ノミネートの大傑作!
映画『それでも夜は明ける』の俊才スティーヴ・マックイーン監督が、自身のルーツであるロンドンのカリブ系コミュニティの人種差別の歴史にスポットライトを当てた、5本の”映画” から成るアンソロジー・シリーズ。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに2本(第1話『マングローブ』&第2話『ラヴァーズ・ロック』)が選出されて大きな話題を呼び、2020年11月にBBCで放送が開始されるや大絶賛を浴び、その後、さまざまな賞レースを席巻して世界規模の注目を集めることとなった。アカデミー賞の前哨戦であるロサンゼルス映画批評家協会賞では『ノマドランド』を抑え、TVシリーズとして初めて最優秀作品賞を受賞したことは、歴史的な快挙に。オバマ元大統領は「2020年のベスト”映画”」に第2話『ラヴァーズ・ロック』を選んだ。
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■ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライトら実力派キャストの迫真の演技、無名の若手俳優の発掘!
イギリスのカリブ系黒人が経験してきたこれまであまり語られなかった史実を、ジョン・ボイエガ(『スター・ウォーズ』シリーズ)、レティーシャ・ライト(『ブラックパンサー』)、マラカイ・カービー(ドラマ『DEVILS~金融の悪魔』)ら実力派が熱演。第1話『マングローブ』で反人種差別運動家を熱演したマラカイ・カービーは英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門で最優秀助演男優賞を受賞、第3話『レッド、ホワイト&ブルー』の主人公を演じたジョン・ボイエガはゴールデン・グローブ賞で最優秀助演男優賞を受賞した。
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■ “BLM運動” に至るまでの、知られざる長い闘いの歴史
2020年、アメリカで、白人警官による不当な暴力によってアフリカ系アメリカ人男性が死亡する事件が発生した。この「ジョージ・フロイド事件」に抗議する大規模なデモの報道で、一躍世界中に響き渡った“Black Lives Matter(BLM)”というスローガン。しかし、この言葉が生まれたのは、2012年に同じく白人警官が黒人少年を射殺した「トレイボン・マーティン射殺事件」への抗議が発端だったと言われている。“BLM”という言葉はなくとも、その源流と言える“闘い” には知られざる⾧い歴史があった。本作では、「イギリス」、「カリブ系黒人」という視点が興味深い。さまざまな切り口で描かれる5つの物語を通して見えてくる1つの大きなメッセージ。今、多くの人々に見てほしい、知ってほしいテーマだ。
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■ボブ・マーリーのレゲエ曲「Small Axe」に歌われた不屈のメッセージ
タイトル『スモール・アックス(Small Axe)』は、1973年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのアルバム「Burnin’」に収録されたレゲエ曲「Small Axe」から取られている。その歌詞の中に引用されたことで世界的に有名になったフレーズ「If you are the big tree, we are the small axe(おまえが大きな木なら、俺たちは小さな斧だ)」は、19世紀後半まで続いた黒人奴隷貿易に起源をもつ、ジャマイカなどカリブ地域のアフリカ系黒人コミュニティに伝わる諺で、権力を持つ者を大きな木に喩え、自分たちは小さな斧だけど刃を研ぎ澄ましいつでも切り倒してやる、という反骨のメッセージが込められている。全話を通してレゲエやスティールパンの鳴り響く中南米音楽が作品の重要な要素で、特に第2話『ラヴァーズ・ロック』は、レゲエのジャンルの一つ”ラヴァーズ・ロック”の楽曲がふんだんに散りばめられた青春ラブストーリー。理不尽な社会の中でも彼らのルーツの音楽が常に身近にあり、歌い踊り陽気に生きる彼らの本来の姿が描かれている。
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