【清華大学×首都医校】日本の専門学校で唯一、リハビリ・介護に関する国際研修を実施

2024年度さくらサイエンスプログラムにて実施

学校法人 日本教育財団

医療・福祉の資格と就職を保証する専門学校首都医校では、世界大学ランキングでアジアトップの清華大学の学生との国際研修プログラムを実施しました。本プログラムには、清華大学社会科学大学院の学生7名が参加し、各自の研究テーマに関連する「日本のリハビリ・介護」について学びました。

清華大学の学生たちは、建築、医療、農業など異なる専攻ですが、日本の医療分野に対する関心から、本プログラムに参加。本学では歯科衛生士、作業療法士、介護福祉士のカリキュラム体験と両国学生による意見交換会が組まれました。

                          
初日は、「高齢者の食生活を支えるチームケア」に関する講義が行われ、日本の高齢者を取り巻く実態や専門職と他職種の連携について説明されました。その後、歯科衛生学科、作業療法学科、介護福祉学科の教員による講義と実習が続きました。

歯科衛生学科では、高齢者の口腔状況や口腔と全身の健康の関連性について学びました。実習では、高齢者の食事指導や、マネキンと器具を用いた口腔ケアの体験が行われました。作業療法学科では、自助具の種類や患者の事例について説明があり、実際に自助具を作成する場面では、首都医校の学生がジェスチャーも交えながら丁寧にサポートしました。介護福祉学科では、高齢者の生活に寄り添った口腔ケアを、レクリエーションを通じて体験しました。

清華大学の学生たちは、研修中に様々な鋭い質問をしました。「自助具は患者の症状に合わせて作るのか、既製品はどう使い分けているのか」「チーム医療にはトップ(指揮者)がいるのか」といった質問が挙がり、参加者全員にとって有意義な議論が展開されました。

また、両国学生による意見交換会では、清華大学の学生が医療・福祉の専門職を目指した理由や実習経験について熱心に質問し、お互いの国の医療実態や文化についても意見が交わされました。この交流は和やかで、学びの多い時間となりました。

研修を通じて、首都医校の学生からは「言語の壁はあるものの、ジェスチャーや物を使って理解してもらえたことが嬉しかったです。清華大学の学生とのディスカッションでは、新しい視点を得ることができました。」また、「中国には作業療法士という職業はまだ存在しないため、自分の学びを知ってもらえる機会になりました。日本語でのコミュニケーションが難しい中で、どう伝えるかを工夫する必要があると感じました。」という意見もありました。

日本で活躍している中国出身の卒業生も、介護現場の現状を紹介するため本研修に参加しました。「清華大学の学生たちの質問が非常に鋭く、専門家のような視点であり感心しました。歯科衛生学科の講義で学んだことは、今後の仕事に活かしていきたいと思います。中国では介護保険制度が進んでいないため、日本の制度を参考にし、中国でも制度が確立できるよう貢献したいです。」との声がありました。

一方、清華大学の学生たちは、「首都医校の学生の気配りに感動しました。言葉の壁があっても、私の困っていることを察してサポートしてくれました。今回の研修はスタートに過ぎないので、次回は清華大学に来ていただき、さらに交流を深めていければと思います。」と述べ、また「日本の高齢者社会の理念に大変感銘を受け、中国の超高齢化社会に活かしていきたい」との意欲を示しました。

今回の国際研修プログラムは、参加者全員にとって貴重な学びの場となり、国際的な視野を広げる良い機会となりました。

◆さくらサイエンスプログラムとは◆

今回の研修プログラムは国際青少年サイエンス交流事業(以下、さくらサイエンスプログラム)の一環として実施されます。さくらサイエンスプログラムは、新たな時代の社会を担う、世界の優れた人材を日本に短期間招き、日本の最先端な科学技術や文化に触れていただくプログラムです。日本の受入れ機関と、海外の送出し機関が作成した交流計画を幅広く公募し、採択しています。https://ssp.jst.go.jp/

2024年度第2回のさくらサイエンスプログラムでは、東京大学・京都大学をはじめとする86校の大学・高等専門学校・高校・専修学校が選ばれ、本学は唯一採択された専門学校です。※

※ 科学技術振興機構発表

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1706/pdf/info1706.pdf

◆本学が選ばれた背景◆

日本教育財団は中国学府の双璧「清華大学」「北京大学」と友好協定を締結。

「清華大学」「北京大学」と言えば世界を代表する名門大学。首都医校・モード学園・HAL等を運営する日本教育財団は専門学校で唯一、この両大学と協定を結んでいます。

また今年の6月には、中国大使館で教育や留学に関連する業務を管轄する、教育処の杜公使参事官らが総合校舎コクーンタワーを視察。中国をはじめ多くの留学生を受け入れ、社会に輩出している本法人に注目され「今後も中国との人材交流に期待したい。中国大使館教育処としても全面的な支援します。」と、お言葉を頂戴しました。

◆あなたを医療人する、ぜったい。◆

首都医校には、あなたを医療人にする、100の約束があります。

医療、福祉、スポーツのエキスパートに育てることはもちろん、一生涯にわたるサポートや、資格取得から就職、給与の保証まで。

ここまで約束できるのは、私たちの自信の証。

この学校にしかない様々な教育・環境で、資格の先にある、

あなたの未来まで約束します。

https://www.iko.ac.jp/cp/100promise/

首都医校について

専門学校 首都医校(東京都)は、新宿(西口)駅前徒歩3分(地下街から直結)の医療・福祉・看護・スポーツ系分野まで学べる専門学校。

多彩な学科がある環境で、チーム医療に対応するエキスパートを育成します。

*見学・相談は毎日実施しています(日曜・祝日除く)。

詳細は本学WEBサイトにてご確認ください。 https://www.iko.ac.jp/tokyo

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
学校・大学医療・病院
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

学校法人 日本教育財団

21フォロワー

RSS
URL
https://www.nkz.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-1
電話番号
-
代表者名
粕谷俊彦
上場
-
資本金
-
設立
-