エンタープライズAIが音声機能に対応:ElevenLabsとIBMがAIエージェントに高度な音声機能を提供
ElevenLabsとIBM watsonx Orchestrateの統合により、お客様は自然で多言語の対話体験を大規模に提供可能に

【米国ニューヨーク州アーモンクおよびニューヨーク - 2026年3月25日(現地時間)発】
ElevenLabs社とIBMは、ElevenLabs社の音声認識(Speech-to-Text)および音声合成(Text-to-Speech)機能を、IBMのAIエージェント製品である「watsonx Orchestrate」に統合する協業を発表しました。今回の協業により、お客様は、企業のセキュリティーとスケーラビリティーのニーズに対応しつつ、AIエージェント主導の体験を向上させる、より豊かで自然な音声対話を提供するためのツールを利用できます。
音声は、顧客や従業員と対話するAIエージェントのワークフローにおいて重要な媒体となっています。しかし、長い待ち時間、柔軟性に欠ける通話フロー、そして機械的に聞こえる音声が、ユーザー体験を損なうことがありました。ElevenLabs社の高品質な音声合成技術の統合により、お客様は、70言語にわたり、人間の話し言葉が持つニュアンス、感情、リズムを取り入れた、明確で自然なコミュニケーションが可能な、セキュリティーとコンプライアンスを重視した音声対応エージェントを構築できます。
ElevenLabs社の共同創業者であるマティ・スタニシェフスキ氏(Mati Staniszewski)は次のように述べています。「AIエージェントは日常業務の中心になりつつあり、AIが信頼を勝ち取るか、あるいは失うかは音声にあるといっても過言ではありません。IBMとの協業により、企業が求めるセキュリティーおよびコンプライアンスの要件を満たしつつ、人々が実際に会話したいと思えるAIエージェントを実現し、機械的なやり取りを置き換える支援を推進しています」
今回の統合により、AIエージェントの機能をテキスト・ベースから音声ファーストの対話へと拡張し、組織はより効果的で人間中心のAI体験を提供するための高品質な音声オプションを利用できるようになります。例えば、政府機関や公共サービスでは、医療、福祉、教育、市民活動に関する情報を支援するために、複数の言語への対応が求められます。ElevenLabsの統合により、AI電話エージェントは、複数の地域アクセントや声色を使い分け、70言語で会話することが可能になります。さらに、銀行、保険会社、医療提供者、公益事業者なども、カスタマー・サポート、営業、従業員体験、社内業務といった主要なケースにおいて、より多くのコミュニティーに対応できるようになります。
IBM watsonx Orchestrateは、お客様がビジネス全体のワークフローを自動化するためのAIエージェントを構築、展開、管理、統制できる統合プラットフォームです。既存のシステム、モデル、自動化ツールと接続し、エージェント間の連携を可能にし、信頼性と説明可能性を備えたエンタープライズAIのためのスケーラブルな基盤を提供します。今回の統合により、IBM watsonx Orchestrateでエージェントを構築するお客様は、ElevenLabsの高品質な音声と10,000以上に及ぶ豊富な音声ライブラリーにアクセスできます。また、PCI準拠による安全な決済処理、HIPAA準拠のデータ処理を支援するゼロ・リテンション・モード、データ・レジデンシーなど、エンタープライズ・レベルの保護機能も利用できます。これらの組み合わせにより、エンタープライズ規模の展開に必要な一貫性、セキュリティー、信頼性への対応が強化され、グローバルなユーザーベースに対して高トラフィックかつ高同時接続の対話を支援します。
IBMのAIテクノロジー・パートナーシップ担当バイス・プレジデント ニック・ホルダ(Nick Holda)は次のように述べています。「私たちは、エンタープライズにおけるAIエージェントに『声』をもたらします。お客様が顧客や従業員と対話するAIエージェントの展開を拡大するにつれて、これらの体験が直感的で、応答性が高く、アクセスしやすいものであることが求められています。IBMのオープンなエコシステム・アプローチは、お客様が自社のビジネスに合ったモデルやツールを柔軟に選択できることを提供します。ElevenLabsのwatsonx Orchestrateへの統合は、その強力な一例です。これにより、企業は自然な響きで、グローバルに拡張可能であり、セキュリティー、信頼性、ガバナンスに対応したAIエージェントを展開できます」
ElevenLabs社とIBMは、企業がテキストのみのエージェントから、拡張性を備えたエンタープライズ向けに設計された、音声ファーストで人間中心のAI体験へと移行するのを支援するため、今後も協力を継続していく予定です。
ElevenLabs社およびIBMの将来の方向性および意図に関する記述は、予告なしに変更または撤回される可能性があり、あくまで目標および目的のみを表しています。
ElevenLabs社について
ElevenLabs社は、私たちがテクノロジーとどのように関わるかを変革するAI研究・製品開発企業です。2023年1月に人間のような初のAI音声モデルを発表しました。現在、3つの主要プラットフォームを通じて、数百万のユーザーと数千の企業にサービスを提供しています。ElevenAgentsは、音声およびチャット・エージェントを大規模に展開するために必要な統合、テスト、モニタリング、信頼性を備え、企業がシームレスでインテリジェントな顧客体験を提供することを可能にします。ElevenCreativeは、クリエイターやマーケターが70以上の言語で音声、音楽、画像、動画を生成・編集する力を与えます。ElevenAPIは、開発者に私たちの先進的なAI音声基盤モデルへのアクセスを提供します。
当報道資料は、2026年3月25日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文はこちらを参照ください。
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