上里町×東日本電信電話株式会社 埼玉支店 ＤＸ人材育成・庁内ＤＸ推進のためAI・ドローンなどの「DX体験会」開催

上里町（町長：山下博一）と東日本電信電話株式会社　埼玉支店（執行役員　支店長：市川泰吾、以下「ＮＴＴ東日本」）は、2020年1月17日に締結した協定に基づき、自治体DX並びにデジタル田園都市国家構想を踏まえた取り組みの推進と深化を図るため、2022年9月1日よりＮＴＴ東日本の社員をデジタル専門員として上里町に派遣し、職員のDX人材育成など庁内DXの推進に関する取り組みを進めています。このたび取り組みの一環として、2023年7月14日（金）に、上里町で職員向け「DX体験会」を実施しました。

この体験会は、ＮＴＴ東日本が社内外で活用している「DXツール・ノウハウ」を職員の方に見て・体験いただくことで、DX推進の取り組みを具体的にイメージしていただき、各原課におけるニーズを引き出し、お困りごと解決に繋げていくとともに、上里町職員のデジタル人材育成を推進することを目的としています。

 

当日は、参加した職員の方から「業務繁忙の中、遠方に行かず身近で体験できることは非常にありがたい。」「実際に見て体験することでイメージしやすくなり、自分の業務に当てはめて考える事ができた。」などの感想が聞かれ、職員向けに出前形式で行うDXツール体験会が庁内DX推進に有効であることが分かりました。

 

今後も上里町とNTT東日本は、DX人材育成・庁内業務DXに向け連携して取り組んでまいります。

 

     ＜自治体のDXの悩みを「体験・相談」で解決＞

 

     ＜上里町の課題に対応したDXツールの展示＞

 

1.開催概要

(1)日時　：２０２３年7月1４日（金）15時～17時

(2)場所　：上里町役場　４階　会議室　（上里町大字七本木５５１８番地）

(3)参加者：各原課のDX推進リーダー、一般職員等　45名

(4)講師　：上里町で活動するＮＴＴ東日本のデジタル専門員１名、ＮＴＴ東日本社員

 

2.展示内容

RPA・OCR、ドローン×映像、点検調査報告ツール、AI、アシストスーツ

［事務処理DX］入力転記作業の自動化

［点検/管理DX］点検調査報告業務のアプリ化、AIによる映像解析

［安全マネジメントDX］力作業の身体負荷低減化

［研修/育成DX］映像技術の活用

 

3.参加者の感想

●各原課のDX推進リーダー

・DXと言われても自分の業務との結びつきが分からなかったが、実際に見て体験することでイメージしやすくな

り、自分の業務に当てはめて考える事ができた。また参加したい。

・ドローンは人が入れない現場に入れる強みがあると感じた。災害時の現場調査や記録として残すために活用したい。

・側溝の土嚢を集めた袋などを移し替える作業があるが、人力でやっているので腰を痛めてしまった。アシストスーツが非常に役立つと感じた。防災関連でも使えると思う。

・東京近郊でおこなわれるDX体験イベントはあるが、業務もありなかなか行けないが、このように身近で体験できることは非常にありがたい。

●副町長

・職員の意識を変えるには体験することが必要と思っていたが、それぞれの業務があり実現できなかった。「それならNTT東日本が出前展示をおこないましょうか」と提案してもらい実現できた。力添えをいただいて感謝している。職員も自分の業務に当てはめて考える事ができ非常にありがたい。

 

４．当日の模様

アシストス－ツの着用体験

 

ドローンシミュレータの操作体験

 

一緒に説明を受ける山下町長

 

ＡＩによる映像解析の説明

 

5．本件に関するお問い合わせ先
東日本電信電話株式会社 埼玉支店 担当 市川、勝俣
電話 [phone]（平日 9：00-17：30）