病院・福祉施設を運営する生長会・悠人会が30拠点でBill Oneを導入し年間1万2000件の請求書をデジタル化
~アナログ業務を刷新し、業務効率化とガバナンス体制強化を実現〜

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、大阪府の堺・泉州地域で総合病院や福祉施設など幅広く運営する社会医療法人 生長会および社会福祉法人 悠人会(以下、生長会グループ)がクラウド請求書受領サービス「Bill One請求書受領」を約30拠点で導入したことを発表します。
生長会グループでは、これまで年間約1万2000件の請求書を紙で受領・処理していました。また、会計業務で必要な帳票を紙で作成しており、アナログな業務フローが課題となっていました。今回、Bill Oneを導入し年間約1万2000件の請求書業務をオンライン化し、業務生産性の向上を実現します。
■サービス導入の背景と期待する効果
生長会グループでは、総合病院や介護施設などで年間約1万2000件の請求書を受領しており、その処理業務を行っています。各施設の担当者は、請求書の大半を紙で受け取り処理した後、振込に必要な書類のみ社内便で法人本部事務局の財務部に提出していました。さらに、会計業務に必要な帳票を紙で別途作成していたため、多くの時間を要していました。また、電子帳簿保存法への対応により、紙や電子など受領形式によって請求書を異なる場所へ保管する必要性も生じていました。
今回、紙を中心としたアナログな業務をオンラインに移行し、業務の効率化とガバナンス体制の強化を図るべく、Bill Oneの導入に至りました。
・年間1万2000件の請求書業務をオンライン化
請求書をオンラインで受け取り、そのままBill One上で確認や承認ができるようになることで、紙の請求書の開封や印刷といったアナログな業務を削減しています。会計業務用に紙で別途作成していた仕訳伝票や費用按分表も、CSVデータをBill One上にアップロードし請求書に紐付けることで、会計システムに効率的に連携することが可能となりました。さらに、請求書の支払いに必要な口座情報などをBill Oneからインターネットバンキングに電子データで連携できるため、支払情報を手入力する手間もなくなり、年間約1万2000件の請求書業務の効率化を見込んでいます。
・請求書の一元管理により、ガバナンス体制を強化
Bill Oneを活用することで、取引先もオンライン上に請求書をアップロードできるようになります。オンライン環境がない取引先が紙で請求書を送付した場合も、Bill Oneが代理で受領し99.9%の精度(※1)でデータ化します。そのため、生長会・悠人会では、取引先に負担をかけることなく、請求書をオンラインで一括受領・管理することが可能となります。さらに、各施設と法人本部事務局の両担当者がオンライン上で共通の請求書を閲覧、処理できることで、取引先への振込み時にエラーが出た際などもスムーズに連携し、対応できる体制を構築しました。

■社会医療法人 生長会 法人本部事務局 財務部 副部長 木口 善之様からのコメント
当法人は、大阪府の堺・泉州地域で約70年にわたり、地域密着型の医療サービスを提供しています。医療、介護・福祉の業界では、絶対的に人手不足の状態が続いており、当法人においても業務の効率化を重要視しています。特にDXの推進については、全社の事業計画にも盛り込まれており、重点項目の一つとして対応を検討していました。Bill One導入にあたっては取引先への説明など苦労もありましたが、紙で処理することによる非効率な作業を削減でき、本当に良かったと思います。また、各施設との間で請求書を含めた支払関係のやり取りをする手間もなくなったため、大幅に業務が効率化できたことを実感し始めています。今後も、取引先の皆様にBill Oneへのオンラインアップロードや代理受領を積極的に使っていただけるよう呼びかけ、業務のさらなる効率化を目指したいと考えています。
■社会医療法人 生長会・社会福祉法人 悠人会について
法人名:社会医療法人 生長会・社会福祉法人 悠人会
代表者:理事長 亀山 雅男
設立:1955年11月
事業内容:大阪南部を中心に保健・医療・福祉・教育サービスを提供する施設を運営
従業員数:4766名(2025年5月1日現在)
URL:https://www.seichokai.or.jp/
※1:Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度
(以上)
■請求書受領から、月次決算を加速する「Bill One請求書受領」
Bill One請求書受領は、Sansan株式会社が提供するクラウド請求書受領サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで受け取り、高い精度でデータ化して、クラウド上で請求書の一元管理を実現します。経理部門だけでなく、企業全体の請求書業務を効率化することで、企業の月次決算を加速します。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com/
所在地:〒150-6228 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
資本金:71億30百万円(2025年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com/
Eight https://8card.net/
Bill One https://bill-one.com/
Contract One https://contract-one.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像