【新国立劇場】《世界随一の人気バス歌手ミケーレ・ペルトゥージが待望の初登場!!イタリア・オペラの楽しさ満載の『ドン・パスクワーレ』》
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/donpasquale/
オペラの華、ベルカント・オペラの傑作喜劇『ドン・パスクワーレ』。
ユネスコ無形文化遺産登録“イタリア・オペラ”の伝統がここに!
ベルカント(※「美しい声」を意味するイタリア語)を代表する作曲家ドニゼッティ晩年のオペラ・ブッファ『ドン・パスクワーレ』が登場。大金持ちの老人ドン・パスクワーレが財産を守ろうとした挙句、甥っ子エルネストと恋人ノリーナ、医師マラテスタに一泡ふかされ、若い二人の恋路が成就するドタバタ劇が、ドニゼッティならではの魅力的で親しみやすい曲に載せて繰り広げられます。ノリーナの夢見るようなカヴァティーナ「あの騎士の眼差しは」、エルネストの痛切なアリア「遥かなる土地を求めて」、怒り狂って復讐を誓うパスクワーレとマラテスタの超絶早口の二重唱「静かに、今すぐに」など、楽しいナンバーが続きます。パスクワーレ家の使用人たちの楽しい合唱シーンも華を添え、ピリッとした切れ味で場を展開させます。
優美な音楽、声の美しさや歌手の技巧を楽しめるベルカント・オペラは、何といってもオペラの華。オペラハウスには欠かせないレパートリーとして、新国立劇場を彩ります。
イタリアのオペラは2023年12月、ユネスコの無形文化遺産に新たに登録されました。世界に誇る本格的なイタリア・オペラが、イタリアに行かずとも新国立劇場で体験できます。
“魔法の箱”のような舞台にも注目!スカラ座はじめ世界で愛される決定版
ヴィツィオーリ演出のプロダクションは、94年にミラノ・スカラ座で初演されて以来、イタリアをはじめ世界各地で上演されている決定版。オーソドックスな中に繊細な心理表現や効果的なシーン展開といった現代的な感性が光る、イタリア伝統の叡智が結集された秀逸な舞台です。古都ローマを望む“魔法の箱”(※ヴィツィオーリ談)のような精巧で暗示に満ちた舞台が次々に展開し、その中で堅物ドン・パスクワーレ、開放的なノリーナ、甘えた若者エルネストに策略家マラテスタらの登場人物が活き活きと動くさまは小気味よいほどです。
新国立劇場『ドン・パスクワーレ』ダイジェスト映像
世界随一のバス歌手ミケーレ・ペルトゥージ、待望の新国立劇場初登場!!
題名役ドン・パスクワーレには世界随一の人気バス歌手ミケーレ・ペルトゥージが待望の新国立劇場デビュー。グラミー賞、アッビアーティ賞、グラモフォン賞など数々の賞に輝く名歌手にして、世界の主要歌劇場で引っ張りだこの圧倒的人気バス歌手が、いよいよオペラパレスへ登場します。ドン・パスクワーレ役は今シーズン、ウィーン国立歌劇場、ハンブルク歌劇場、パレルモ・マッシモ劇場など最重要歌劇場で歌っている得意役。財産を守ろうと欲張ったことから、柄にもなく、そして年甲斐もなく恋に落ちてしまうパスクワーレが、艶やかな美声と磨き抜かれた演技で演じられます。
『ドン・パスクワーレ』タイトルロール ミケーレ・ペルトゥージインタビュー
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_026820.html
オペラファンならば見逃せない、スター歌手の至芸に注目!
恋する若者エルネストには、甘美な美声のテノール、フアン・フランシスコ・ガテルが待望のカムバック。2019年の『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役で新国立劇場へデビューし瞬く間に観客を魅了した美声の持ち主、そして今やベルカント・テノールのスターとして欧米の著名劇場を飛び回るガテルの円熟にも注目です。
エルネストの恋人で“ノリーナ台風”を巻き起こす美貌の未亡人ノリーナには、ヴェローナ野外音楽祭、ザルツブルク音楽祭など国際シーンに躍り出た新鋭ソプラノ、ラヴィニア・ビーニが登場。この喜劇を仕掛ける狂言回しのマラテスタには、圧倒的技量の持ち主で、日本の誇るベルカント歌手、上江隼人が出演。ベルカント・オペラを特に得意とする指揮者レナート・バルサドンナのドライブで繰り出される、豪華歌手陣の至芸合戦と丁々発止の掛け合いにご期待ください。
近年快演続きと大評判の新国立劇場のベルカント・オペラ。万全の布陣の決定版『ドン・パスクワーレ』をどうぞお楽しみください。
『ドン・パスクワーレ』ものがたり
大金持ちの老人ドン・パスクワーレは、跡継ぎである甥のエルネストに縁談を断わられたため、自分が結婚して子供を作り財産を譲ると宣言する。エルネストは若い未亡人ノリーナと愛し合っているのだ。医者でエルネストの友人マラテスタは、若い二人のために一計を案じる。自分の妹と偽り、ノリーナをパスクワーレに紹介。清純な娘を演じるノリーナにパスクワーレはまんまと一目惚れし、結婚契約書に署名するが、その途端ノリーナはわがままで贅沢三昧の悪妻に豹変。パスクワーレは困り果ててしまい……。
新国立劇場2023/2024シーズン オペラ『ドン・パスクワーレ』
【公演日程】2024年2月4日(日)14:00/8日(木)14:00/10日(土)14:00
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【スタッフ・出演】指揮:レナート・バルサドンナ/演出:ステファノ・ヴィツィオーリ/美術:スザンナ・ロッシ・ヨスト/出演:ミケーレ・ペルトゥージ、上江隼人、フアン・フランシスコ・ガテル、ラヴィニア・ビーニ、千葉裕一/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京交響楽団
【チケット料金】S:29,700円 ・ A:24,200円 ・ B:17,600円 ・ C:11,000円 ・ D:7,700円・ Z(当日のみ):1,650円
【チケットのお求め】新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 WEBボックスオフィスhttps://nntt.pia.jp/
※WEBボックスオフィスで学生(5%)、ジュニア(20%)、高齢者(5%)割引チケットもお取り扱い中。
※新国立劇場当日券は、学生・生徒の方は50%割引となります(D席・Z席除く)。ボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。
【アクセス】京王新線(都営新宿線乗入)初台駅中央口直結
◇U25/U39特別優待◇
登録無料の新国メンバーズにご登録いただくと、25歳以下はS席5,000円、39歳以下はS席11,000円になる優待チケットをご購入いただけます。
https://www.nntt.jac.go.jp/ticket/general/youth-members/
公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトをご覧ください。
公演情報WEBサイト https://www.nntt.jac.go.jp/opera/donpasquale/
新国立劇場について
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラ部門は2018年9月より世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
【お客様からのお問い合わせ先】
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999(10:00~18:00)
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