「まだこんなに差があるのか」――世界との差に打ちひしがれても立ち上がり続ける強さとは　渡邊雄太が語る『NumberTV』第22話。

NTTドコモ Lemino

2025年6月19日 12時01分

　株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）が運営する映像配信サービス「Lemino®」にて、オリジナルドキュメンタリー番組『NumberTV』第22話を2025年6月19日（木）より独占無料配信いたします。今回の主役は、日本人2人目のNBAプレーヤーとして歴史を刻み、現在はBリーグ・千葉ジェッツふなばしで新たな挑戦を続ける渡邊雄太選手。NBAという世界最高峰の舞台や日本代表として戦い続けた男が味わった数々の挫折、そしてそこからの復活。その知られざる舞台裏に迫ります。夢を信じ、何度でも立ち上がってきた渡邊選手の熱き物語を、ぜひご覧ください。

第22話予告動画：https://youtu.be/SfHmpWqBh6s

第22話視聴ページ

　2024年7月25日(木)より、Leminoと数々のアスリートのドラマを伝えてきたスポーツ総合雑誌『Sports Graphic Number』の協力により誕生した、Lemino独占配信のオリジナルドキュメンタリー番組「NumberTV」がスタートしました。この番組は、トップアスリートたちの輝かしい「現在」と、それに至るまでの「挫折」をアスリート本人が語るリアルドキュメントです。全24回の配信で、様々なスポーツジャンルの一流アスリートをお招きし、それぞれの「挫折と復活」の物語を深く掘り下げます。

■第22話　<2025年6月19日(木)配信>

　2025年6月19日（木）配信の『NumberTV』第22話には、元NBAプレーヤーで現在Bリーグ・千葉ジェッツふなばしに所属する渡邊雄太選手が登場します。彼のこれまでのキャリアは、栄光だけでなく、何度も挫折に直面しながら、それでも立ち上がってきた復活の物語です。

　渡邊選手は、実業団選手だった父と、日本代表のキャプテンだった母という“バスケ一家”に生まれました。小学1年生のとき、母が指導するスポーツ少年団でバスケットボールを始め、2年生のときには「NBA選手になりたい」と口にしていたそうです。毎朝5時の父との練習は厳しく、うまくいかない日は映像を見返して泣いたこともありました。それでもバスケットボールをやめたいと思ったことは一度もなかったといいます。

　努力の成果は着実に表れます。中学では香川県選抜に選ばれ、身長も3年間で30cm近く伸びていました。しかし、全国の強豪校からは声がかからず、高校進学時に初めての大きな挫折を経験しました。それでも地元の尽誠学園へ進学して恩師や親友にも出会い、2年生でウィンターカップ準優勝を果たすなど飛躍します。

　高校卒業後はアメリカへ。NCAAディビジョン1のジョージ・ワシントン大学へ進学します。しかし、自信を持って世界に挑んだ2016年のオリンピック世界最終予選では全敗。「世界との差」を痛感し、「自分は何もできなかった」と落ち込みます。それでもNBAへの夢を諦めず、大学では最終学年時にキャプテンを務め、最優秀ディフェンス選手にも選ばれます。NBAドラフトでは指名されなかったものの、メンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結び、日本人2人目のNBAプレーヤーへ。しかし、2WAY契約のまま本契約には至らず、フリーエージェントとして2シーズン目の終了を迎えます。その後、トロント・ラプターズとのキャンプ招待契約を獲得するも、そこで彼を襲ったのは“イップス”でした。シュートを打つときに体が思うように動かない。その結果、シュートが打てなくなる。渡邊選手はバスケ人生の危機に立たされます。

　そんな彼の転機になったのは、プレシーズンマッチで放った一本のシュートでした。思わぬところでパスがまわってきた渡邊選手は思い切ってシュート。チームの勝利に貢献したその一投を機に、イップスを乗り越えた渡邊選手は2WAY契約を掴みます。さらにシーズンを通しての堅実なプレーが認められ、ついに念願のNBA本契約を勝ち取ったのです。ラプターズとの契約期間終了後はブルックリン・ネッツとトレーニングキャンプ契約。持ち前の献身的なプレーでチームに貢献した結果、NBA5年目のシーズンの開幕ロスター入りを果たします。ネッツではNBAのトップ選手であるケビン・デュラントやカイリー・アービングとともにプレー。一時はリーグトップの3P成功率を記録するなど、3Pシュートの精度が飛躍的に向上し、一気に注目を集める存在となったのです。

　しかし、日本代表としては苦難が続きます。2019年のワールドカップでは5戦全敗。「日本に帰るのが恥ずかしい」と漏らしたほどの挫折でしたが、それでも2023年には自力で五輪出場権を獲得。「この仲間とずっとバスケをしていたい」と語るほど、代表への思いも強くなっていきました。

　そして30歳を迎える2024‐25シーズン。NBAで日本人最長となる6シーズンをプレーした渡邊選手は、フェニックス・サンズから移籍した古巣グリズリーズとの契約を1年残しながらも、新たな挑戦の舞台として日本を選びました。その決断の裏には、何度も立ち止まりながらも前を向き続けた彼の思いがあります。

　『NumberTV』では、渡邊雄太選手の歩みと、その中に秘められた「挫折と復活」の物語を描きます。一つひとつの困難に立ち向かい続けた彼の姿に、きっと心が揺さぶられるはずです。その歩みのすべてを、是非Leminoでご覧ください。

■渡邊雄太さんのプロフィール

名前：渡邊雄太（わたなべゆうた）

生年月日：1994年10月13日

出身地：香川県木田郡三木町

職業：プロバスケットボール選手

経歴：小学1年生の頃にバスケットボールを始め、高松市立牟礼中学校、尽誠学園高校を経て、2014年にアメリカ・ジョージ・ワシントン大学へ進学。

2018年、メンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結び、田臥勇太に次ぐ日本人2人目のNBAプレーヤーとなった。NBAと下部リーグ（Gリーグ）を行き来しながら経験を積む。2020‐22シーズンはトロント・ラプターズ、2022-2023シーズンはブルックリン・ネッツで活躍。ディフェンス力と献身的なプレースタイルで評価される。その後、フェニックス・サンズなどでプレーしたのち、2024年に日本のBリーグ・千葉ジェッツふなばしに入団。

日本代表でも中心選手として活躍し、2023年FIBAワールドカップではパリ五輪の出場権獲得に貢献。五輪は2021年東京大会、2024年パリ大会に出場した。

【キャンペーン概要】

　渡邊雄太選手のサイン入りグッズが抽選で1名様に当たるプレゼントキャンペーンも実施中です。貴重な機会をお見逃しなく！

■キャンペーン名：「NumberTV」視聴者プレゼントキャンペーン

■応募期間：2025年6月19日(木)0:00～2025年7月2日(水)23:59

■応募方法：番組特設ページの応募フォームから必要情報を記入して応募

■賞品：渡邊雄太選手　サイン入りパネル（A2サイズ）（1名様）

番組特設ページ

【「NumberTV」番組概要】

■タイトル：『NumberTV』挫折地点～あのとき前を向いた理由～

■配信日：2024年7月25日（木）0:00～　全24話配信（月2話配信予定）

■提供形態：最新話は無料配信、過去回は月額990円（税込）※1Leminoプレミアムにて配信

■内容：トップアスリートの「挫折」と「復活」をテーマにしたドキュメンタリー番組。過去の写真が飾られた特別な空間（Number Room）で、アスリート本人がこれまでの人生を振り返り、挫折の瞬間や前を向けた理由について語る。

第1話：サッカー　冨安健洋

第2話：野球　清原和博

第3話：体操　内村航平

第4話：ラグビー　リーチマイケル

第5話：野球　栗山英樹

第6話：サッカー　香川真司

第7話：フェンシング　宮脇花綸

第8話：野球　青木宣親

第9話：柔道　角田夏実

第10話：バドミントン　桃田賢斗

第11話：フィギュアスケート　宇野昌磨

第12話：F1　角田裕毅

第13話：サッカー長谷川唯

第14話：バレーボール木村沙織

第15話：サッカー中村俊輔

第16話：ハイライト（前半総集編）

第17話：バレーボール　髙橋藍

第18話：野球　川﨑宗則

第19話：サッカー　原口元気

第20話：フィギュアスケート浅田真央

第21話：フィギュアスケート羽生結弦

第22話：バスケットボール渡邊雄太

■特設ページ：https://bit.ly/4jzzFor

■視聴ページ：https://bit.ly/4kjK5JL

■製作著作：NTTドコモ/ Sports Graphic Number

【『Sports Graphic Number』とは】

「Sports Graphic Number」は、株式会社文藝春秋が発行するビジュアル・スポーツ総合誌です。1980年の創刊以来、野球、サッカー、ラグビー、フィギュアスケート、そして近年では将棋など、様々なジャンルを特集。通巻1100号を迎えた今も、希少なインタビュー、書き手の熱が伝わるノンフィクション、そして独自の世界観を持つ写真で、アスリートの姿を伝え続けています。

＜2025年6月19日発売　1122号＞