テレビ大阪「おとな旅あるき旅」三田村邦彦がいよいよロケに復帰。「ほっとできるような旅を届けたい」三田村が見せる新しい旅のカタチとは。

テレビ大阪制作番組「おとな旅あるき旅」京都・嵯峨嵐山編　２０２０年７月４日（土）夕方６：３０～６：５８放送

テレビ大阪株式会社

2020年6月28日 12時00分

三田村復帰の第一弾は、京都・嵯峨嵐山への旅。夏の緑が美しい嵯峨野エリアをめぐります。

新型コロナウイルスの影響で今年４月からロケを中止していた三田村邦彦主演のテレビ大阪制作「おとな旅あるき旅」。６月１９日（金）に政府が都道府県境をまたぐ移動自粛を全面的に解除したことにより、約3ヶ月ぶりに三田村も旅に復帰。出演者・スタッフともに基本的にマスクを着用し、店や施設に入る際にはアルコール消毒するなど感染拡大防止の対策を取りながら旅をする。

三田村邦彦コメント

Q.今日は自粛解除後で初めてのロケですが、率直なご感想をお聞かせ下さい。

A.デビューしたのが２５歳で、この４１年間で３ヶ月も新幹線に乗らなかったのは初めてだと思います。毎週京都や大阪には来ていましたから。多い時は週に４往復していたのが、３ヶ月全くどこへもほとんど行きませんでした。どう対処して良いのか、その生活様式が本当に手探りでした。

Q.おとな旅あるき旅のロケをいつ始められるかなど、思いを馳せることはありましたか。

A.旅っていうのは、本来息抜きじゃないですか。新型コロナウイルスに感染するかしないかを心配しながら旅をするのは、果たして旅をする意味があるのかなって。ここに行ったら大丈夫かな、感染しないかな、人が多いな、ちょっと遠慮しようかなって思いながら旅をするのって本来の旅の目的じゃないと思うんです。そんな想いがある中、家の中ばかりいて外出は全然できなかったので、今日のロケで生ビールを３ヶ月振りに飲んだんですよ。やっぱり美味しいんですよね。

感染を心配しながらもやっぱり美味しいなって、外で食べる食事って良いな、人に作ってもらう食事は良いなって。その瞬間に、日常を忘れてしまう時間って大切だなって思いました。ほっとする時間は人間には必要だと思うんです。それが、旅ってやっぱり良いなっていうことに繋がっていくと思います。この番組でお世話になった所もたくさんあって、観光業の打撃は計り知れないと思います。私たちがまず感染しないことを第一に考えながら旅をする、そして注意しながら感染をさせないようにしているお店を紹介していけたら良いなと思うし、そういうところを紹介していかなくてはいけないと思います。

Q.今日ロケに出てみて、いかがですか。

元々僕は、閉所が苦手なんです。とにかくロケが大好きなんですよ。だから６月初旬に行ったリモート収録でも外に出たくてウズウズしていました。リモートをして改めて、この番組で色々な”当たり前”のありがたみがわかりました。普段の何気ない当たり前の日常をありがたいなと感じました。それと、斉藤雪乃さんと小塚舞子さんが大阪でロケしているのを見て、視聴者の感覚を改めて知ることができました。視聴者の方はこういう目線で見ているのかっていうのが多々あって、これは贅沢しちゃいけないなって思いました。贅沢な旅をするのではなくて、安くて美味しいお店を紹介できたらなとか、自然豊かなところを旅してほっとするような場所を紹介しなきゃいけないなと思いました。

Q.視聴者の皆さんへ一言お願いします。

この番組で大切にしているのは、言った先々での触れ合いです。ドラマ撮影で各地に行って景色や建物をお借りしても、その地元の人たちと接することはほとんどないし、深い会話もほとんどできません。でも、この番組ではその中で生活している人たちとそれができます。皆さん一人一人が色々な思いを背負って生きている。人と人との繋がりや、お話を聞くことをすごく大切にしたいなって思っています。リモートだと中々それができません。このお店の人たちにこういうことを聞いて欲しいな、あ！聞いてくれた！良かったなって、この番組をご覧いただいている人たちに思ってもらえたらありがたいです。これからも人との繋がりを感じてもらえる番組にしたいですね。

【番組内容】

今回は、梅小路京都西駅前からスタート。旅のお相手は斉藤雪乃。まず二人は、三田村のロケ復活を記念して、京都中央卸売市場から新鮮な魚介を仕入れているお店で乾杯。お腹を満たした二人は、嵯峨野線に乗って嵯峨嵐山へと向かいます。深緑の景色を楽しみながら竹林の小径を抜けると、卵の専門店を発見。そこで、こだわりの新鮮な卵で作っているプリンをいただきます。さらに嵯峨野を散策し、竹細工の専門店へ。国産の竹だけで作られた雑貨や庭物まで様々な竹製品の中からお気に入りを選びます。続いて向かったのは、二尊院。嵯峨野を代表する名刹で、青紅葉や苔がまぶしい参道を歩き本堂へ。そして、寺の頂上から絶景を眺めます。さらに二人は大覚寺へも立ち寄ります。そして最後は、創業２００年で京都の地酒を集めた老舗酒屋へ。数多く取り揃えているおちょこの中から自分好みのものを選んで日本酒をいただきます。お店スタッフがお薦めする極上の日本酒も登場します！