子どもの不登校と仕事の両立、7割の保護者が悩み経験、「不登校離職」のリスクも

~オンラインフリースクールaini school 小学生保護者の5割が入学後「仕事に良い影響」と回答~

ガイアックス

1.7万人のホストと2万件の体験を擁するプラットフォーム「aini」と、オンライン・フリースクール「aini school 小・中等部」を運営する株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、2023年4月に開校したaini schoolの児童生徒の保護者を対象にアンケート調査を実施しました。

その結果、不登校の子どもを持つ保護者の約7割が「仕事との両立に悩んだ経験がある」と回答。また、特にまだ自宅で子どもが一人で過ごすことに不安がある小学生の保護者においては、aini schoolの利用により「仕事に良い影響があった」と答えた方が半数近くに上ることが分かりました。

「子どもが安心して過ごせる環境があることで、仕事に集中できるようになった」といった声も多く寄せられており、aini schoolは子どもの学びと安心を支えるだけでなく、保護者の就労を後押しする存在であることがうかがえます。

aini school毎朝9時スタートの朝の会に参加している様子

■子どもの不登校と仕事の両立、7割の保護者が悩み経験

今回の調査では、不登校の子どもを持つ保護者の約7割が「仕事との両立に悩んだ経験がある」と回答しました。

「子どもを一人で家に残すことができず、思うように出勤できなかった」「子どもの様子が気がかりで、仕事に集中できない」といった声が多数あり、仕事と子育ての狭間で日々ジレンマを抱える保護者の実態が浮き彫りになりました。

さらに、2割の保護者が「収入減」を経験しており、中には勤務形態の変更や退職を余儀なくされたケースも。子どもの不登校が、家庭全体の経済・生活にまで大きな影響を与えていることが分かります。

■不登校保護者の悩みTop3は「子どもの居場所」「心のケア」「経済的負担」

アンケートでは、不登校の子どもを持つ保護者に「困っていること」を尋ねたところ、

< 不登校の子どもを持つ保護者が困っていること >

1位:子どもの居場所の確保

2位:子どもの心のケア

3位:経済的負担

という結果となりました。

「自宅に閉じこもりがちで、安心できる学びの場がない」「同年代との交流がなく心の状態が心配」といった声が多数寄せられ、精神的な支援と共に物理的な居場所の重要性が浮き彫りに。また、塾や家庭教師、フリースクール通学などへの出費、就業時間の減少による家計の圧迫といった経済的な問題も多く挙がりました。

■「子どもを一人にできない」ために、在宅ワークやフレックスを希望

今回の調査では、保護者の多くが「在宅ワーク」や「フレックスタイム制」の勤務形態を希望していることが明らかになりました。

その理由として、「子どもを家に一人で残すことが心配」「子どもの様子が気がかりで仕事に集中できない」などがありました。柔軟な働き方は、単なる利便性ではなく、子どもの安心を確保しながら保護者が就労を続けるための切実なニーズとなっています。

▽保護者の声(一部抜粋)

「常に一緒に過ごすことになり、お互いにストレスが溜まりやすい。今後、仕事を増やしていくことがなかなかできないと感じる。」(小6 保護者)

「アイニーに行かない日は子供が暇だと言って自分と遊びたがるが、常に遊んであげることが難しい。」(小3 保護者)

「短時間登校やデイケア等の送迎に柔軟に対応するためには、パートに出るのもハードルが高い。」(小5 保護者)

「本人がいつ登校するかも不明なので、仕事の調整がしづらい。これ以上これが続くと今後支障が出るかもしれない。」(小3 保護者)

■aini school 小学生保護者の5割が「仕事に良い影響があった」と実感

まだ自宅で子どもを一人にすることに不安を感じる保護者が多い小学生世代において、aini schoolの利用により「仕事に良い影響があった」と回答した保護者は約5割にのぼりました。

保護者からは、「子どもが安心して過ごせる環境があることで、仕事に集中できるようになった」といった声が多く寄せられており、aini schoolが子どもの学びと安心を支えるだけでなく、保護者の就労を後押しする存在としても期待されています。

▽仕事に良い影響があった理由の主な回答(複数回答)

仕事に集中できるようになった

親の精神的な負担が減った

子どもが家で留守番できて、安心して出社ができた

▽保護者の声(一部抜粋)

「aini schoolに入るまでは1人で留守番ができなかったが、友達や先生とのつながりで安心して任せられるようになった」

(小4 保護者)

「平日は家にいてYouTubeばかりだったが、ainiで自分から小麦粘土を作るなど、能動的な行動が見られるように」

(小5 保護者)

「子どもが安心して過ごせる時間ができ、親も心に余裕が生まれた」

(小5 保護者)

aini school1年間お疲れ様会「修了パーティ」の様子。メタバースとハイブリッドで開催。

■調査概要

調査方法:インターネット調査(自社調べ)

調査期間:2025年4月3日〜4月11日

調査対象:aini school 通学児童生徒保護者

有効回答数:64件

aini school 小・中等部は、遊んで学べるオンラインベースのオルタナティブスクール

aini school 小・中等部は、お子様の「心が元気になる!」を最も大切にした、遊んで学べるオンラインベースのオルタナティブスクール(フリースクール)です。現在、小学1年生から中学3年生までの児童生徒約110名が在籍しています。

平日(月〜金、9:00〜15:00)の間、学習指導要領に準じた多様な専門分野のプロによる授業が毎日2〜3コマ行われ、生徒は自分の興味や関心に応じて選択型で受講できます。

また、教育現場での経験や専門スキル、教員免許・保育士・メンタルケアなどの資格を持ったスタッフが、お子様一人ひとりの特性に配慮し、友達との交流や学びへの探求心を育むサポートを提供しています。

■aini school 小・中等部の保護者の9割が満足

今の学校に疑問や不安を感じる方、既存の枠にとらわれない教育を検討している方、公立の小中学校に通う以外の選択肢を考えている方、子どもが自由に伸び伸びと夢中や好きに没頭する選択肢を考えている保護者のお子様、不登校の児童生徒が通うオンラインのオルタナティブ・スクールです。

aini school 小・中等部は2023年2月のプレオープンを経て、2023年4月から正式開校し、保護者の満足度90%(2024年2月末時点。aini school保護者アンケート結果)と評価いただいています。

【2週間お試し体験キャンペーン☆平日毎日説明会開催中!】

aini school 小・中等部では、平日毎日個別説明会を実施しています。
当校のメインスタッフが、aini schoolについて、各ご家庭に合わせて詳しくご紹介いたします。

さらに、現在説明会にご参加で、特別な入学金割引特典と期間限定の「2週間お試し体験キャンペーン」をご用意しております。安心してどんな質問でもお聞きいただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。 詳細・お申込:https://helloaini.com/entry/ainischool/

aini school の取り組み事例:東京都の不登校の児童や生徒支援にプログラム提供

●東京都の不登校の児童や生徒支援のバーチャル・ラーニング・プラットフォームにプログラム提供

2023年度の東京都のオンラインの仮想空間(メタバース)を活用して居場所や学びの場バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP)にて、計6回(3講座・各2回)のプログラムの企画及び運営(東京都の委託を受けたVLPの事業プロモーターのデロイト トーマツ グループと連携し、実施)。ainiの2万件の体験と、aini school児童生徒の声を活用した企画・運営が特徴で、タレントのみやぞん、博物館、大学研究員によるオンライン教室を開催しました。

詳細:https://www.gaiax.co.jp/pr/press-04032024/

担当者コメント

株式会社ガイアックス aini事業責任者・賈 帆帆 (ジャーファンファン)

aini school 小・中等部は、「遊んで学ぶ、心が元気になる」をモットーに、子どもたちが安心して自分らしく過ごせる場所を提供しています。今回のアンケートを通じて、子どもの学校に行かない状態が、家庭や保護者の働き方・暮らし方に大きな影響を与えていることを、改めて実感しました。子どもたちにとっての「安心できる居場所」をつくることは、そのまま保護者の安心と生活の安定にもつながると実感しています。aini schoolは、そうした連鎖の起点となれるよう、学びと心の両面で支える場づくりをこれからも大切にしていきます。学校に行けない、もしくは行かない選択をした子どもたちが、自信を取り戻し、そしてその子どもを支える保護者が社会とつながり続けられるよう、これからも教育の新しい選択肢として進化を続けていきます。

ガイアックスとは:SNS、シェアリングエコノミー、web3/DAO、スタートアップ・起業家輩出支援を目指すスタートアップスタジオ※

ガイアックスは、他人のことを自分ごととして捉えられる社会を目指して「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」を1999年の創業時からミッションとしています。ソーシャルメディア活用支援をベースに、2015年からCtoC(個人対個人の取引)のシェアリングエコノミー領域、また、非金融分野でのブロックチェーン技術に取り組み、web3/DAO活用事業に取り組んでいます。また、当社独自の個々人が主役となるキャリア自律の文化・制度から生まれる起業家輩出を事業(インキュベーション事業)とし、スタートアップ投資並びに自治体・教育機関でのスタートアップ・起業家輩出支援に取り組んでいます。これからも、ガイアックスは個人が輝く社会を目指して取り組んでいきます。

※:スタートアップスタジオとは、同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織を指します。

■ガイアックスが取り組む教育関連事業

C向け事業のainiまたaini schoolとは異なり、自治体・教育機関向けのアントレプレナーシップ教育をガイアックスは提供しています。起業をテーマにした探究学習プログラム「起業ゼミ」は、これまでに80を超える学校で8,000名以上にプログラムを提供し、2022年には経済産業省の「キャリア教育アワード」にて経済産業大臣賞(最優秀賞)を受賞しています。

▼参考:起業ゼミwebサイト(プログラムで使用している教材をwebで公開しています)

https://gaiax-startup-studio.com/

■株式会社ガイアックス 概要

設立:1999年3月

代表執行役社長:上田 祐司

本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO

事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業

URL: https://www.gaiax.co.jp/

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会社概要

株式会社ガイアックス

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URL
https://www.gaiax.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町2-5-3  MIDORI.so NAGATACHO
電話番号
03-5759-0300
代表者名
上田祐司
上場
名証ネクスト
資本金
1億円
設立
1999年03月