伊豆半島での地域課題解決型研修プログラム「Ｉ-Ｃａｍｐ」２０２２年度は実施地域を伊東市に加え東伊豆町にも拡大し開催します

静岡県東京事務所（以下、静岡県）、伊豆急行株式会社（以下、伊豆急）、東急株式会社（以下、東急）の三者は、地域課題解決型研修プログラム「Ｉ-Ｃａｍｐ（読み方：アイキャンプ）※」（以下、本プログラム）を昨年度に続き、伊東市にて２０２２年７月より開催するとともに、１０月には東伊豆町を舞台としたプログラムを新たに開催します。

本プログラムは、三者が２０２０年２月４日に締結した「企業研修誘致による地方創生の推進に関する連携協定」（以下、本協定）に基づき開発したプログラムで、昨年度より実施しています。
自治体職員、地域の企業、首都圏の企業など多様なバックグラウンドを持つ参加者が、約４ヶ月計７日間に亘って地域のリアルな課題に対する解決案の共創に取り組みます。
地方側には社会課題の解決支援、産業振興支援、関係人口拡大などの効果が期待され、企業側には社会課題を抱えるリアルな環境を通じて行われる実践的人材育成や、事業創造の機会を得る効果が期待されます。

昨年度は伊東市の「若年人口の流出・減少抑制」をテーマに、首都圏および伊豆地域の５企業計１２名と伊東市役所から２名の合計１４名が３チームに分かれて取り組み、伊東市長への課題解決案のプレゼンテーションを行いました。
新たな学びや刺激による自己成長や人脈形成の観点から参加者の満足度は非常に高く、伊東市役所からも新たな切り口かつ実現性のある解決案という点など、高い評価をいただき具体化に向けて検討を進めています。

２０２２年度は、伊東市で「商店街の活性化」をテーマに、首都圏から東日本電信電話株式会社、花王グループカスタマーマーケティング株式会社ほか２社計１２名、伊豆地域から三島信用金庫、伊豆急グループの２社計３名、伊東市役所から２名の合計１７名が参加し、地域課題解決に取り組みます。また、東伊豆町では「農業の事業継承・後継者問題」をテーマに実施する予定です。

本協定では、本プログラムも含む地方創生（地域活性化や産業振興）に向けた取り組みを引き続き進めていきます。
詳細については以下をご参照ください。

※ Ｉ-Ｃａｍｐは静岡県、伊豆急、東急、株式会社コンサルティングアソシエイツの共同企画プログラムです。


■２０２２年度実施概要　
　【伊東市】
・実施期間：２０２２年７月１２日～２０２２年１０月１９日（うち計７日）
・実施場所：伊東市内（フィールド研修）、及び各企業（オンライン研修）
※現地フィールドワークは新型コロナウイルスの感染状況を鑑みながら開催予定。
・参加企業：東日本電信電話株式会社、花王グループカスタマーマーケティング株式会社、
他首都圏企業２社、三島信用金庫、伊豆急ホールディングス株式会社、
株式会社伊豆急ケーブルネットワーク、伊東市役所　７社１団体合計１７名
・研修テーマ： 「商店街の活性化」
・スケジュール：ワークショップＤａｙ１＆２、５＆６およびＰＪＴ活動のフィールドワークは伊東市内で実施
Ｄａｙ３、Ｄａｙ４および中間クリニックはオンラインで実施
 

【東伊豆町】
・実施期間：２０２２年１０月１２日～２０２３年２月８日（うち計７日）
・実施場所：東伊豆町内（フィールド研修）、及び各企業（オンライン研修）
・研修テーマ：「農業の事業継承・後継者問題」
※その他概要は調整中



■昨年度概要、実績
・実施期間：２０２１年１０月１１日～２０２２年２月１４日（うち計７日）
・実施場所：各企業（オンライン研修）　※伊東市での現地フィールドワークは各チームで実施
・参加企業：東日本電信電話株式会社、花王グループカスタマーマーケティング株式会社、
他首都圏企業、伊豆急ホールディングス株式会社、三島信用金庫、伊東市役所　５社１団体合計１４名
・研修テーマ： 「若年人口の流出・減少抑制」
・スケジュール：ワークショップＤａｙ１～Ｄａｙ６およびチームクリニックはオンライン、ＰＪＴ活動の
フィールドワークは伊東市内で実施

・最終プレゼンテーション概要と講評

・受講者の評価

・受講者の声
街づくり・新規事業・リーダーシップ、それぞれで深い学びがあり、感謝でいっぱいです。
議論の積み上げやフィールドワークを通じてプレゼンをやり切れたのは自信になった。
これまでは個人で考え抜く「思考体力」を重視していたが、今後はチームプレイで考えを
積み上げぬく「認識共有体力」を強化していきたい。