リアリティあふれる豊かな演奏表現をより効率的な楽譜作成で実現する スタインバーグ ソフトウェア『Dorico Pro』『Dorico Elements』
「Dorico」は、直感的なワークフローと美しい楽譜印刷によって、作曲・編曲・演奏に集中したいというニーズに応える本格的な楽譜作成ソフトウェアです。シンプルで無駄のないユーザーインターフェース、ショートカットキーによる入力と編集、柔軟なページレイアウト機能、複数の楽曲・楽章を一元管理できる「フロー」により、効率よく快適に楽譜を作成できます。
『Dorico 5』では、記譜モードに新テンプレートを搭載し、仮想の舞台上に楽器を配置するだけでなく、自動的にエフェクトも反映します。また、舞台の入る空間の音響までも設定可能です。さらに、再生モードにはピッチ輪郭を強調する新アルゴリズムを採用し、より表情豊かで人間味あふれる演奏を実現しました。加えて「MIDIトリガーリージョン」や「スクラブ再生」など、効率的な制作のための機能が向上しています。
品 名 : スタインバーグ ソフトウェア 『Dorico Pro』
品 番 : DORICO PRO /R(通常版)/ DORICO PRO CG /R(クロスグレード 通常版)/ DORICO /E(アカデミック版)/ DORICO PRO CG /E(クロスグレード アカデミック版)
価 格: オープンプライス
発売日: 5月25日
品 名 : スタインバーグ ソフトウェア 『Dorico Elements』
品 番 : DORICO EL /R(通常版)/ DORICO EL /E(アカデミック版)
価 格: オープンプライス
発売日: 5月25日
*1 クロスグレード版は、FinaleまたはSibeliusのフルリテール版の正規ユーザー様を対象とします。下位グレード版のFinale PrintMusicまたはSibelius First、Sibelius Studentのユーザー様は対象外です。
*2 アカデミック版は、学生、学校教員の皆様向けの優待販売版です。ご購入の際には、学生証、教員証等のご提示が必要となります。
◎ アップデート・アップグレードについて
『Dorico 5』へのアップデート・アップグレードは、Steinberg Online Shopにてお買い求めいただけます。詳しくは、Steinberg Online Shopをご参照ください。https://japan.steinberg.net/jp/shop/
◎ 特別優待期間(Grace Period:グレースピリオド)について
2023年4月1日以降に「Dorico Pro 4/3.5/3/2」「Dorico Elements 4/3.5/3/2」をアクティベートした方は、MySteinbergを通じて無償で『Dorico Pro』『Dorico Elements』のバージョン5を入手いただけます。詳細はスタインバーグサイトにてご案内いたします。
◎ スタインバーグ サイト https://www.steinberg.net/
<『Dorico 5』の主な新機能>
1.記譜モードにテンプレート「ステージ」と「スペース」を追加
記譜モードに新たなテンプレート「ステージ」と「スペース」を追加しました。「ステージ」は、真上から見下ろすように表示された画面上の舞台に演奏者を配置することができます。仮想の舞台上でアイコンを動かすと、パンやリバーブの設定も自動的に反映します。「スペース」では、ミキサーにプリセットチャンネルを定義することで、舞台が存在する空間の音響まで設定可能です。
2.ピッチ輪郭を強調する新アルゴリズムによる、より表情豊かな再生を実現
再生モードには、ピッチ輪郭強調の新アルゴリズムを採用しました。従来のバージョンに搭載されていた、機械的な演奏を避けるためにタイミングや音に微量のランダム性を持たせる「ヒューマナイゼーション」機能に加えて、今回のアルゴリズムによるピッチ輪郭の強調で、より表情豊で人間味あふれる再生を実現します。
3.「Groove Agent SE」を同梱
『Dorico 5』は、400以上のMIDIパターンを備えたドラム音源ソフトウェアの簡易版「Groove Agent SE」を同梱しています。ベルリンのスタジオ「Teldex Studios」で録音した付属のアコースティックドラム音源「The Kit」では、2種類のマイクポジションが選択可能です。
4.スコアに現れない音やコードを作り出す「MIDIトリガーリージョン」
『Dorico 5』は、指定した範囲で曲の構成やリズムの出だし、コードシンボルを入力するだけで、スコアに現れない音やコードを演奏してくれる「MIDIトリガーリージョン」を新搭載しました。「Groove Agent SE」などのプラグインや「TGuitar」(別売)などのパターンベースでMIDIをトリガーする場合に役立ち、制作時間をかけずにリアルな演奏を楽譜上で実現します。
5.任意の再生位置へすばやく移動できる「スクラブ再生」
アンサンブル全体や個別パートを選択し、再生中に任意のタイミングへ再生位置を送ることが可能な「スクラブ再生」機能を搭載しました。これにより、ハーモニーが取れているかの確認やフレーズのチェックがすばやくできます。また、音楽中の特定の瞬間に焦点を当てた作業も可能です。
6.楽器の定義を変更できる「インストゥルメントエディター」(『Dorico Pro』のみ)
『Dorico Pro』は、ニーズに合わせて個々の楽器の定義を変更したり、新規作成することが可能な「インストゥルメントエディター」を搭載しています。編集後のインストゥルメントは将来のプロジェクトで簡単に再利用することができます。
7.「ライブ編集」を搭載
『Dorico 5』では、マウスを使って素早く音楽を編集・コピーする新機能「ライブ編集」を搭載しました。選択した音符をドラッグして音程を変えたり、新しいリズムの位置にドラッグしたりすることができ、音符がどこに移動するかはオーバーレイでリアルタイムに表示されます。マウスを直接操作することで、楽譜やキーエディターで作業する場合でも、音楽をより簡単にすばやく編集することができます。
8.「MusicXML」の読み込み/書き出しを改良
アプリケーション間で楽譜データを交換するためのフォーマット「MusicXML」への対応を強化しました。『Dorico 5』では、ハーモニクスや奏法、装飾音、ホールド、ポーズなどの読み込み対応が充実しただけでなく、書き出しも改良され、ページレイアウト情報が含まれるようになったほか、プロジェクトで使用される楽譜やテキストフォントの情報をエンコードすることも可能になりました。
<『Dorico Pro』と『Dorico Elements』との主な違い>
1. キュー音符が記譜できず、キューパネルとポップオーバーは搭載していません。
2. divisi, ossiaが省略され、微分音は記譜できません。
3.ギタータブ譜、コードダイアグラム、ハープのペダリングは記譜できますが制限があります。
4.内蔵する音色数が『Dorico Pro』が2,000以上、『Dorico Elements』で1,500です。
5.「HALion Symphonic Orchestra」は同梱されず、
「HALion Sonic SE 3 Factory Contents」「Soundiron Olympus Micro」のみです。
6. 浄書オプションは搭載していません。
<『Dorico Elements』の主な新機能>
『Dorico Elements』は、以下について旧バージョンから機能が拡張されました。
1. 作成できるパート数が無制限に拡大されました。
2. 浄書モードにおいて、水平方向と垂直方向の間隔を制御できるようになりました。
3. 再生オプションがカスタマイズ可能になりました。
4. テキストおよび音楽フォント、コード記号がカスタマイズ可能になりました。
『Dorico Pro』『Dorico Elements』以外に、macOS / Windows 用として、8パートまでの楽譜を作成可能な無償の「Dorico SE」も用意しています。また、App Store から無償でダウンロードできる「Dorico for iPad」は「Dorico SE」と同様の機能を備え、アプリ内購入のサブスクリプションにより機能を拡大できます。
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
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