冷凍食品選びの軸は「価格・味」|冷凍食品に関する調査
50代の半数が「調理の手軽さ」を重視する一方、20代はパッケージやSNS・口コミの評価にも関心
調査実施:株式会社ネオマーケティング|2026年8月実施|全国20歳以上の冷凍食品購入者800人
調査の主要ファインディング(要点まとめ)
・冷凍食品選びは「価格・味」が中心。年代が上がるほど価格・味・手間の少なさを重視する一方、パッケージやSNS・口コミの評価は20代で相対的に高い結果に
・女性40~50代の約半数が「料理の手間を省くため」に冷凍食品を活用
・全体の52.1%が購入から1週間以内に消費。特に男性20代は41.0%が購入当日または2~3日以内に消費
・情報源は全ての年代で「店頭」が最多。20~30代ではSNS・動画も欠かせない接点に
・購入する包装タイプにも男女差あり。「ジッパー付き袋」は全ての年代で女性の購入率が高く、40代では男女差が22ポイントに達した
【調査概要】
調査の対象:全国20~59歳の男女・3カ月以内に冷凍食品を購入した人
有効回答数:800人
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査実施日:2026年8月10日(月)〜2026年8月14日(金)
調査実施機関:株式会社ネオマーケティング(東証スタンダード上場)
冷凍食品の購入頻度:週1回以上の購入率に、20代男女で18ポイント差


冷凍食品の購入頻度は「週1回程度」が30.0%で最多となり、「月2~3回」が27.9%で続きました。
20代では「週2~3回」が男性25.0%、女性16.0%と9ポイントの差がある一方、「週4回以上」は男女とも10%前後。週1回以上の購入者を合計すると男性63.0%、女性45.0%となり、男女差は18ポイントに拡大します。
同じ20代でも、男性の方が日常的に冷凍食品を購入する傾向が確認されました。
普段冷凍食品を購入する場所:購入先の中心はスーパー。20代男性はコンビニ利用も活発

冷凍食品の購入先は「スーパーマーケット」が全体で78.6%と最多でした。
女性は全ての年代で70%を超える一方、男性20代は68.0%と、男性30~50代の80%台を下回ります。
対して、男性20代は「コンビニエンスストア」が35.0%、「会員制倉庫型スーパー」が20.0%で、いずれも性年代別で最も高い結果に。スーパーが主要な購入先である点は共通しつつ、男性20代では他の購入先も選ばれやすいことが確認されました。
普段購入する冷凍食品の形状・包装タイプ:「袋入り」が主流。「ジッパー付き袋」は女性支持高

※以下、各項目例
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袋入り(大袋・バラタイプ):チャーハン、餃子、から揚げ、フライドポテト、ミックスベジタブル
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ジッパー付き袋:ブロッコリー、枝豆、ベリー類、シーフードミックスなど保存しながら少量ずつ使う商品
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トレー入り:パスタ、グラタン、ドリア、冷凍弁当、プレートランチ
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箱入り:ピザ、ラザニア、パイシート(箱タイプ)
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カップ・どんぶり容器入り:冷凍ラーメン、冷凍うどん、牛丼・親子丼などの丼メニュー
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個包装(1個ずつ包装):今川焼、たい焼き、肉まん、あんまん、ワッフル、パンケーキ
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真空パック・パウチ:牛丼の具、カレー、角煮、焼豚、煮魚
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セット包装(ミールキット・鍋セット):鍋セット、ミールキット、中華セット、パスタキット
購入する冷凍食品の包装タイプは「袋入り」が68.5%で最多でした。
「セット包装」は20~40代で男性が女性を上回り、特に男性20代は29.0%と全体の15.5%を大きく上回ります。
一方、「ジッパー付き袋」は全ての年代で女性の購入率が高く、40代では女性47.0%、男性25.0%と22ポイント差に。開封後の保存を前提に、必要な分だけ使える包装タイプでは、女性の購入率が一貫して高いことが確認されました。
冷凍食品を選ぶときに重視しているポイント:年代が上がるほど「おいしさ・手間の少なさ」を重視

冷凍食品選びでは、年代が上がるほど「味のおいしさ」と「調理の手間の少なさ」を重視する傾向が確認されました。
20代から50代にかけて、味は52.5%から66.5%、手間の少なさは30.5%から50.0%へ上昇しています。
一方、「低糖質、低脂質などの栄養バランス」は全体で10.5%にとどまります。冷凍食品の購入時には、栄養面への配慮以上に、“おいしく、手間なく食べられること”が今の選択の軸になっていると考えられます。
冷凍食品を利用する場面・目的:女性40~50代の約半数が「料理の手間省き」に活用

冷凍食品の利用目的は「自分ひとりの食事のとき」が43.5%で最多、「料理の手間を省きたいとき」が40.6%で続きました。
手間の軽減は全ての年代で女性が男性を上回り、女性40代で51.0%、50代で50.0%に達しています。一方、「外食・デリバリーより節約したいとき」は全体で15.4%にとどまりました。冷凍食品には、外食費を抑える手段以上に、日常の調理負担を軽くする役割が求められていると考えられます。
冷凍食品を購入してから食べるまでの期間:過半数が1週間以内に消費。20代男性では早期消費が目立つ


購入から1週間以内に食べる人は全体の52.1%(「購入した当日」「2~3日以内」「1週間以内」の合算)と過半数を占めました。
性年代別では、3日以内に食べる割合が男性20代41.0%、女性50代16.0%と25ポイント差でした。反対に、1か月以内と1か月以上を合わせると、女性50代28.0%、男性20代3.0%。男性20代の早期消費と、女性50代のストック活用という違いが確認されました。
冷凍食品に関する情報源:基本は「店頭」、若年層はSNS・動画も活用

冷凍食品の情報源は「店頭」が全体で50.4%と、全ての年代で最多でした。
一方、20代は「その他SNS」20.5%、「動画・レシピサイト」21.0%で、共に30代の15.0%、40~50代の10%未満を上回っており、若年層でのデジタルを通じた情報収集が目立ちました。
若年層への販促では、SNSや動画で商品への関心を高め、店頭でその商品を見つけやすくするなど、情報発信と売り場の連動が重要と考えられます。
冷凍食品の改善してほしい点:「価格」が最大の改善課題。栄養バランスにも期待

改善要望は「価格が安くなってほしい」が51.3%で最多でした。
一方、前掲設問「冷凍食品を選ぶときに重視しているポイント」にて購入時に「低糖質、低脂質などの栄養バランス」を重視する人は10.5%にとどまっていましたが、「栄養バランスを良くしてほしい」という要求は24.4%に上りました。特に男性20代は33.0%と、性年代別で最も高い結果です。
栄養面は購入時の主要な選択基準になりにくいものの、改善への期待が確認されました。おいしさや手軽さに栄養面の充実を加えることが、商品開発の方向性として考えられます。
調査背景
日々の食事づくりでは、おいしさはもちろんのこと、家計への負担を抑えながら、調理にかかる時間や手間をどう減らすかが課題となります。手軽に調理でき、保存性にも優れる冷凍食品は、こうした暮らしの課題に応える選択肢の一つ。その活用方法や商品に求める価値を捉えるには、購入頻度だけでなく、食べる場面や保存の仕方、商品を知るきっかけまでを把握する必要があります。
そこで本調査では、全国の20~59歳の男女のうち、直近3カ月以内に冷凍食品を購入した800人を対象に、購入時の重視点、利用目的、購入後の消費タイミング、情報収集経路、改善要望などを聴取し、性別・年代による違いを整理しました。食品メーカーや小売企業の商品開発、売り場づくり、情報発信の検討にお役立ていただける内容となっています。
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://corp.neo-m.jp/service/research/quantitation/netresearch-domestic/
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<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
引用元:https://corp.neo-m.jp/report/investigation/groceries_048_frozen-food
■「ネオマーケティング」
加盟団体:一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会 (会員社No:20220)
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