2025年9月TOWER S全体開業予定 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 竣工
浜松町駅と芝浦エリアをつなぎ、回遊性を高める「GREEN WALK」開通
野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾 大作)と、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:喜㔟 陽一)が、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、BLUE FRONT SHIBAURA(以下「本プロジェクト」)のうちツインタワー南側の一棟目TOWER S及び外構部の飲食店舗が2025年2月28日に竣工し、3月5日に竣工式を執り行いました。

本プロジェクトは、浜松町ビルディング(東芝ビルディング:東京都港区芝浦1-1-1)の建替事業として、高さ約230mのツインタワーを建設していきます(TOWER S:2025年2月竣工済、TOWER N:2030年度竣工予定)。区域面積約4.7ha、延床面積約55万㎡の、オフィス・ホテル・商業店舗・住宅を含む、約10年間に及ぶ大規模複合開発です。この度竣工したTOWER Sにおいては、7月にラグジュアリーホテル「フェアモント東京」、8月にオフィスフロア、9月には商業店舗と順次開業を予定しております。
TOWER S開業に向けた第一歩として、本プロジェクトの整備の一環として取り組んでいる、JR浜松町駅から芝浦エリアをつなぐ緑のアプローチGREEN WALKも開通し、また既存の公園を集約・再整備した港区立新浜公園がオープンいたしました。また、5月30日にはGREEN WALK内エリアにて飲食店舗が先行して開業する予定です。
さらには本プロジェクトが「海と空を臨み、新たな可能性を切りひらいていくこと」を象徴したロゴデザインを決定しました。
1.BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
① TOWER Sの概要と開業スケジュール
TOWER Sは主にラグジュアリーホテル、オフィス、商業店舗から構成された複合施設となります。高層階には日本初進出のフェアモントホテル「フェアモント東京」が開業、中層階には「TOKYO WORKation」をテーマに都内有数の1フロア約1,500坪のオフィス専有部と自然環境を活かした共用部からなるオフィスフロア、低層階及び外構部には「地域のHUB」となる2つのフードホールを中心に約 40 店舗の商業店舗を展開いたします。TOWER Sは下記のとおり、順次開業を予定しております。
【図1】各施設の開業スケジュール

各施設の情報は下記、WEBサイトとSNSをご確認ください。今後、詳細な開業日や営業内容が確定次第、ニュースリリースや下記WEBサイト等にて情報発信をしてまいります。
・BLUE FRONT SHIBAURA WEB サイト(URL: https://www.bluefrontshibaura.com/)
・BLUE FRONT SHIBAURA Instagram (URL:https://www.instagram.com/blue_front_shibaura/)

② TOWER Sにて取得する環境認証
本プロジェクトでは、オフィスワーカーの健康・快適性を重視したオフィスの実現と CO₂削減の両立を目指しています。
環境認証評価に積極的に取組んでいます。取得予定である主な環境認証を以下に記載します。

2. GREEN WALK及び港区立新浜公園
①GREEN WALKの概要
GREEN WALKは浜松町駅や竹芝エリアと、芝浦エリアとの回遊性を高める為に、港区道である歩行者専用道路を中心に、植栽や水景が整備されたアプローチです。この度、開通するのは浜松町駅南口から本プロジェクト敷地南側にかけての区間となります。今後も整備を続け、浜松町駅北口・竹芝方面までの伸長を予定しております。
GREEN WALKは都市生活者が身近に自然に触れることで、心身の健康回復を促す「都市自然浴」をコンセプトに計画しました。樹木の香りを楽しんだり、カフェから景色として眺めたりといった、その人が好む自然との触れ合い方を選べるよう配慮しました。更にはバリアフリー化・アンブレラフリー化を行い、快適で安全なアプローチを実現しています。
なお、一部の外構照明や水景施設への電源供給には、GREEN WALKエリア内に設置した「グリーン水素により発電を行うエネルギーシステム」による再生可能エネルギーを利用しており、都市部における水素エネルギー利用の普及と災害時のレジリエンス強化の両立を実践しております。
②港区立新浜公園の集約・再整備
2カ所に点在していた既存の区立公園を本プロジェクトの敷地北側に集約し、約 1,670㎡の公園として整備しました。芝生広場を中心に、公園のシンボルとなる特徴的なデザインの遊具や、動かすと光るキネティック遊具など、幅広い年齢の子供たちに向けた遊具を設置しました。また古川沿いの遊歩道や運河沿いの東屋など、ワーカーや近隣の皆さまもくつろげる親水空間を整備し、人と水と緑が共生する場を目指します。
【図2】

③GREEN WALKエリア内の飲食店舗
TOWER Sの開業に先立ち、5月30日には飲食店舗が3店舗開業を予定し、このまちを行き交う人々をお出迎えします。ランドスケープと一体となった、豊かな緑にひらかれた環境の中で、地元で人気のお店や新業態のお店など個性あふれる世界観を堪能できる路面店が出店。TOKYO WORKationを実現するビジネス利用も可能なサービスや、ペット連れの方も気軽に飲食やテイクアウトが楽しめるサービスを充実させ、このまちの暮らしを豊かに賑やかに彩ります。
今後9月には、TOWER Sの商業店舗の開業も加わり、このまちはさらなる賑わいと発展を迎えます。


【図3】GREEN WALKエリア内の飲食店舗の配置図

3. BLUE FRONT SHIBAURAのロゴマーク
大黒 大悟氏(日本デザインセンター 大黒デザイン研究室)が手掛けたロゴマークは、BLUE FRONT SHIBAURAが目指す、このようなビジョンを体現しています。

4.BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)概要

本件プレスリリースは、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、ときわクラブ、丸の内記者クラブ、JR記者クラブ、都庁記者クラブへお届けしています。
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