グループ全体の2023年度の温室効果ガス排出量を開示

グループ自ら開発したESGマネジメントプラットフォーム「Kkuon」を用いて算出を効率化

フューチャー株式会社

フューチャー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸恭文、以下フューチャー)は2024年9月26日、グループ全体の2023年度の温室効果ガス(GHG)の排出量を開示しました。この算出にあたっては、グループ企業である株式会社ワイ・ディ・シー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田中 剛、以下 YDC)が開発した 、サプライチェーン全体の排出量を効率的に算出できるESG マネジメントプラットフォーム「Kkuon(ケークオン)」(※1)を活用しました。

フューチャーグループは、主要事業であるITコンサルティングで培ってきた知見とノウハウを活かし、気候関連財務情報開示タスクフォース(※2)の提言に基づき、Scope1、Scope2、Scope3(※3)の分類に準拠したGHG排出量を算出しています。2023年度のグループ全体の排出量は企業の成長や社員数の増加、事業の拡大などに伴い14,808t-CO2e(※4)(前年度比7.2%)と増加しましたが、社員一人あたりの排出量は5.0t-CO2e(前年度比3.4%減)と減少しました。

算出にあたっては、2024年7月にグループとして外部に提供を開始したESG マネジメントプラットフォーム「Kkuon」を自ら利用して排出量データを一元管理し、グループ全体の GHG 排出量を自動集計することで、算出業務を大幅に効率化しました。また算出が難しいとされるリモートワーク時の排出量も、社員のパソコンの稼働時間や社内ネットワークへの接続状況等のデータをもとに数値化しました。「Kkuon」はScope 単位、組織・ 拠点単位での排出量管理やデータ分析が可能な環境対応ツールであり、フューチャーグループは今後も同ツールを活用し、GHG排出量削減に向けたボトルネックの発見や削減方法の策定に取り組んでいきます。


フューチャーグループは、気候変動対応を企業の重要な責務と捉えています。そのうえで、自らの企業活動に伴う環境負荷の軽減に加え、最新テクノロジーを活用した環境負荷の低いシステムやソリューションの提供、コンサルティングサービスなどを通じて経済社会全体の環境対応に貢献します。また、このような取組みの一環として、「Kkuon」の展開によって、各企業による経済全体のGHG排出量削減への貢献を示す「Scope4」の取り組みを支援し、企業のサステナブルな活動が社会で適正に評価される環境をお客様と共創していきます。



※1. ESGマネジメントプラットフォームの詳細 https://www.ydc.co.jp/service/esg-co-creation/

参考プレスリリース 「ESG経営共創サービス」を提供開始

https://www.future.co.jp/press_room/PDF/PressRelease_ESG-Management_240821.pdf

「Kkuon」は株式会社AIST Solutionsの算出システムとして認定されています。「Kkuon」上で同社が提供するライフサイクルアセスメントを支援するための世界最大規模のデータベース「AIST-IDEA」を用いて、GHG排出量を算出することが可能です。

※2. 金融安定理事会(Financial Stability Board、FSB)により設立された、企業の気候変動に関する情報開示および金融機関の対応を検討するタスクフォース

※3. Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出、Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出、

Scope3 : Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出) 環境省サイト「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」より

※4. 2023年度のGHG排出量の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.future.co.jp/sustainability/PDF/FutureGroup_GHGemissions_FY2023.pdf

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ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
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会社概要

フューチャー株式会社

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URL
https://www.future.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー
電話番号
03-5740-5721
代表者名
金丸 恭文
上場
東証プライム
資本金
40億円
設立
1989年11月