アスエネ、最大60億円で欧米の製造業向けサプライチェーンCO2可視化プラットフォーム「Secaro」運営会社の100%株式取得を実行
M&Aで世界超大手製造業企業ネットワークと英国経営陣を獲得、AIサステナビリティ統合プラットフォームのデファクトスタンダードへ
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田浩平、以下「当社」)は、サプライチェーンCO2可視化プラットフォーム「Secaro」を展開する2degrees Ltd (本社:英国オックスフォード、CEO:Toby Newman、以下「Secaro」)の100%全株式を取得・M&Aを実行しました。
取得総額は将来のアーンアウト(業績連動型の追加対価)を含め、最大60億円を予定しています。今後、必要な手続きを経て、2026年12月末までに当社の欧州事業会社であるASUENE EUROPEとSecaroを統合・合併する予定です。
Secaroは、サプライチェーンCO2可視化プラットフォーム「Secaro」を中心に、サステナビリティデータの収集・分析に加え、企業とサプライヤーが協働して脱炭素化を推進するプログラムを提供しています。自動車、製薬、消費財などの分野で、*トヨタ、ホンダ、GM、トヨタ紡織、フォード、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ユニリーバをはじめとするグローバル企業とのネットワークを有し、主にアメリカ・UKと欧州を中心に90カ国以上で活用されています。
今回の株式取得により、当社は日本・アジアでNo.1の実績を有するAIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」に、Secaroが有する欧米の顧客基盤、サプライチェーンデータ管理領域の知見、および世界有数の企業とのネットワークを取り込みます。これにより、日本発のサステナビリティAI企業として、欧州・米国・アジアをつなぐグローバル事業基盤を強化し、世界の企業に選ばれるAIサステナビリティ統合プラットフォームとして、業界標準のデファクトスタンダードとなることを目指します。

Secaro M&Aの背景
企業を取り巻くサステナビリティ開示や脱炭素経営への要請は世界的に高まっています。欧州では企業サステナビリティ報告指令(CSRD)への対応が進み、日本でもサステナビリティ基準委員会(SSBJ)による開示基準の適用が始まるなど、企業にはサプライチェーン全体を含めたCO2排出量の把握と情報開示が求められています。
特にScope3排出量は、多くの企業において排出量全体の大部分を占める一方、サプライヤーからの一次データ収集や削減活動の推進が課題となっています。近年は排出量の算定や情報開示だけでなく、サプライチェーン全体での削減実行やリスク管理まで求められるようになっています。
Secaroは、企業とサプライヤーをつなぐプラットフォーム「Secaro」を中心として、サステナビリティデータの収集・分析に加え、脱炭素化プログラムの企画・運営を通じて、サプライチェーン全体での排出量削減を推進してきました。旧サービス名「Manufacture 2030」のときから築いてきたトヨタ、ホンダ、GM、トヨタ紡織、フォード、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ユニリーバをはじめとするグローバル企業とのネットワークを有し、欧州・米国において強固な事業基盤を構築しています。
当社は、日本・アジアでNo.1の実績を有するAIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」を展開する中で、欧州市場での事業基盤強化を重要な成長戦略と位置付けてきました。
Secaroは、米国・欧州における顧客基盤に加え、サプライチェーンデータ管理や脱炭素化プログラム運営に関する豊富な知見と実績を有しています。当社は、Secaroをグループに迎えることで、グローバル展開をさらに加速できると判断し、本件M&Aを決定しました。
グループジョインにより実現すること
今回のグループジョインにより、当社は欧州・米国の顧客基盤とサプライチェーンデータネットワークを獲得し、アジア・欧州・米国をカバーするグローバル事業基盤を強化します。
また、世界有数の製造業・製薬企業とのネットワークを活用することで、グローバルに広がるサプライチェーン全体の脱炭素化を支援する取り組みを加速します。
当社は、AIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」と「Secaro」を組み合わせることで、世界中の企業の脱炭素経営を支えるグローバルNo.1のAIサステナビリティ統合プラットフォームの実現を目指します。
Secaroについて

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(1)名称 |
Secaro (運営会社:2degrees Ltd) |
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(2)所在地 |
Oxford, United Kingdom |
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(3)代表者の役職・氏名 |
Toby Newman, Chief Executive Officer |
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(4)事業内容 |
・サプライチェーン・インテリジェンス・ネットワーク「Secaro」の開発・提供 ・企業およびサプライチェーンにおけるサステナビリティデータの収集・分析 ・サプライヤーとの協働による脱炭素化プログラムの運営 |
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(5)設立年 |
2008年 |
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(6)主要サービス |
Secaro(旧 Manufacture 2030) |
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(7)事業規模 |
90カ国以上、8,000社超の製造業企業SCネットワーク |
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(8)主な顧客・参画企業 |
トヨタ、ホンダ、GM、トヨタ紡織、フォード、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ユニリーバをはじめとする世界有数の製造業・製薬・消費財企業 |
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(9)WEBサイト |
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(10)主な実績 |
・世界初の協調型サステナブルビジネスコミュニティ「2degrees」を開始(2008年) ・サプライチェーンCO2可視化プラットフォーム「Manufacture 2030」を提供開始(2018年) ・世界経済フォーラム(WEF)Technology Pioneer選出(2022年) ・2025年にManufacture 2030→Secaroへリブランド |
Secaro・アスエネ代表のコメント
Secaro / CEO Toby Newman
「アスエネグループに加わることは、Secaroにとって新たな成長の始まりです。私たちは創業以来、世界の製造業企業がサプライヤーとより効果的に連携し、グローバルなサプライチェーン全体でCO2排出量を削減できるよう支援することを使命としてきました。Secaroが培ってきたサプライヤーエンゲージメントの知見と、アスエネのテクノロジー、AI、そしてグローバルな事業基盤を組み合わせることで、これまで以上に迅速なイノベーションを実現し、お客様へさらなる価値を提供するとともに、世界規模での脱炭素化を加速できると確信しています。両社でともに実現できる未来を大変楽しみにしています」
アスエネ株式会社 / Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平
「Secaro社とは、2025年7月に業務提携契約を締結して以来、両社の相互の信頼関係を深めながら、連携と協業の可能性を議論してまいりました。このたび、Secaro社にアスエネへのグループジョインをご決断いただけたことを、大変光栄に思います。CEOのTobyをはじめ、経営陣、株主の皆さまなど、すべての関係者の方々に心より感謝申し上げます。
Secaro社は、自動車・製薬をはじめとする製造業の超大手企業のサプライチェーンを顧客基盤としています。アスエネと一体となることで、米国や欧州にとどまらず、日本・アジアを含めたグローバルでのサプライチェーンデータ連携、製品CO2やLCA機能の強化、そしてサプライチェーン各社のエネルギーコストとCO2排出量の削減支援など、これまで以上の付加価値をお客様に提供してまいります。
両社の強固なシナジーを最大限に発揮し、製造業のサプライチェーン領域において、グローバルNo.1を目指してまいります」
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
資本金:151億円(資本剰余金含む)
代表者:Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平
事業内容:
・AIサステナビリティプラットフォーム「ASUENE」
・サプライチェーンマネジメントAIプラットフォーム「ASUENE SUPPLY CHAIN」
・AIエネルギー削減プラットフォーム「NZero」
など、AIサステナビリティプロダクトをグローバルで展開
住所:東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア 6階
拠点:日本、米国、英国、シンガポール、タイ、フィリピン
サービスページ:https://asuene.com/onestop-ai
コーポレートページ:https://corp.asuene.com/
<注釈補足>
*記載の企業名は、Secaroの公式ウェブサイト等において既に公開されている情報に基づいています。
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