災害時の迅速な犠牲者対応に向けて 葬祭用品の供給と遺体搬送等の協力に関する協定を締結

豊中市は、北摂葬祭業協同組合と「災害時等における棺及び葬祭用品の供給並びに遺体の搬送等の協力に関する協定」を締結しました。近年、大規模災害が頻発しており、南海トラフ地震の発生も危惧されています。そのような大規模災害時には市内の葬儀取扱業者も被災することが想定され、遺体の搬送や火葬待ち対応が大きな課題となります。

今回、全日本葬祭業協同組合の加盟組合の１つである北摂葬祭業協同組合と本協定を締結することで、市域府域を超えた広域的な支援体制を構築し、迅速な犠牲者対応をめざします。

また、本協定を受け、災害時における更なる対応力と関係機関との連携強化を目的に、災害時犠牲者対応訓練を実施します。

「災害時等における棺及び葬祭用品の供給並びに遺体の搬送等の協力に関する協定」の概要

１．協定の内容

（１）棺及び葬祭用品の供給並びに作業等の役務の提供

（２）遺体安置施設等の提供

（３）遺体の搬送

（４）その他、必要な事項

２．協定締結式

日　時：令和６年１０月２２日（火曜） １１時～１１時３０分

場　所：豊中市役所 第一庁舎3階 第一応接室（中桜塚3-1-1）

出席者：北摂葬祭業協同組合理事長　岩本 元彦 様

　　　　豊中市長　長内繁樹

（参考）「災害時犠牲者対応訓練」について

１．実施日：令和６年１０月３１日（木曜）９時３０分～１１時３０分

２．場　所：豊泉家千里体育館（新千里東町3-8-1）

３．概　要：大規模地震発生時に実際に使用する豊泉家千里体育館にて、災害時の遺体検視・安置に関する場所の設定等についての訓練を実施

左から、北摂葬祭業協同組合上村威副理事長、岩本元彦理事長、長内繁樹豊中市長