【子育て家庭の防災調査】子ども用の備えを定期的に見直すのは26% 見直した人の67%が賞味期限切れを発見
子育て世代のお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(本社:東京都品川区)は、子育て家庭の保護者528名を対象に、家庭の防災の備えに関する意識調査を実施しました。
その結果、子ども用の備えを定期的に見直している家庭は26%にとどまる一方、見直した人の67%が食品・飲料の賞味期限切れに気づいていたことが浮き彫りになりました。
さらに、備えが進まない最大の理由は情報の不足ではなく、日々の暮らしのなかで後回しになってしまうことが明らかになりました。
【調査結果サマリー】
①子ども用の備えを定期的に見直しているのは26%
見直した人の67%が賞味期限切れを発見(n=173)
②防災対策が十分でないと答えた保護者は57%
理由の1位は「つい後回しにしてしまう」69%(n=301)
③お出かけ中の被災を意識していないと答えた保護者は68%
それでもカバンには現金70%、飲料水67%、軽食63%を常備(n=528)
④ハザードマップの内容を覚えていないと答えた保護者は57%
避難経路を定期的に歩く人は、把握層42%、覚えていない層17%
⑤水・食料の備蓄は3日分程度が43%で最多
7日分以上は11%、年間の支出は5,000円未満が59%(n=227)

合わせてみる>>
【2026年最新】ママパパに聞いた「備蓄したい防災グッズ」防災の日の見直しに
【2026年最新】ママパパに聞いた「意外&身近な防災グッズ」100均&日用品も大活躍
【2026年最新】ママパパに聞いた「備蓄したい非常食」日常使い&ローリングストックも
【注目1】備えが「できていない」は57% 止めているのは知識不足ではなく『後回し』

はじめに「ご家庭の防災対策がどのくらいできているか」を尋ねたところ(n=528)、「あまりできていない」45%と「まったくできていない」12%を合わせて57%でした。
「ある程度できている」は39%、「十分にできている」は4%です。
その理由を複数回答で聞くと(n=301)、「つい後回しにしてしまう」が69%で最多。「置き場所・収納スペースがない」52%、「賞味期限などの管理が面倒」50%が続きました。
一方、「何を備えればいいかわからない」は38%にとどまります。
備えを止めているのは知識や予算の不足ではなく、手をつける『きっかけ』の不足だとうかがえます。
■【ママパパの声】備えに手が回らない理由
-
「夏休みということもあり、備えて購入していたものが減っていく。買い足しても追いつかない現象が起きています」
【注目2】子ども用の備えを定期的に見直すのは26% 見直せば3人に2人が期限切れに気づく

続いて子ども用の備え(ミルク・おむつ・服・靴など)を成長に合わせて見直しているかを聞いたところ(n=227)、「気づいたときに見直している」50%に対し、時期を決めて「定期的に見直している(年1回など)」は26%にとどまりました。
見直した人に気づいたことを複数回答で聞くと(n=173)、「食品・飲料の賞味期限が切れていた」が67%で突出。
「量が足りていなかった」30%、「子どもの服・靴のサイズが合わなくなっていた」29%が続き、「特に問題はなかった」は13%でした。
成長期の子どもは半年で服や靴のサイズが変わり、食べられるものも変わります。見直せばほぼ確実に不備が見つかることが、数字に表れました。
■【ママパパの声】見直して気づいたこと
-
「揃えてるつもりが、そんなに揃えてなかったことに気がつきました」
-
「防災グッズの入っているリュックを購入しましたが、まだ中身をしっかり把握してません」
【注目3】お出かけ中の被災は68%が意識せず でもカバンの中身は『あと一歩』

子どもとのお出かけ中に被災することを意識しているかを聞いたところ(n=528)、「あまり意識していない」53%と「まったく意識していない」15%を合わせて68%でした。
次に実際にカバンへ入れているものを聞いたところ(n=528・複数回答)、非常時に役立つ「現金(小銭)」70%、「飲料水」67%、「軽食・お菓子」63%が上位に並びました。
これに「携帯トイレ」6%、「ホイッスル」5%、「迷子札・連絡先を書いたカード」4%の3つを足すだけで、防災ポーチができあがります。
「防災を意識して入れているものはない」(58%)というつもりでも、日頃のお出かけバッグが備えに変わることがわかりました。
■【ママパパの声】お出かけの持ち物の工夫
-
「子供が万が一避難所で1人になった際、パニックになって大人の人に家族のことを言葉を使って聞けなくても良いように、また写真を見て安心するために、家族の大集合写真と家族の連絡先を書いた紙を家族全員のリュックに入れています」
-
「普段から防犯ブザー(笛)を持つようにしている」
【注目4】ハザードマップは「見た」で止まりやすい 歩いた家庭とは2倍以上の差

お住まいの地域のハザードマップを見たことがあるかを聞いたところ(n=528)、「見たことはあるが、内容は詳しく覚えていない」が57%で最多。「見たことがあり、内容も把握している」は32%にとどまりました。
この差は行動にも表れます。お子さんと避難経路を定期的に歩いている人の割合は、次の通りです。
■内容も把握している(n=171):42%
■見たことはあるが、内容は詳しく覚えていない(n=303):17%
地図を見るだけで終わるか、実際に歩いて確かめるところまで進むか。その一歩が備えの厚みを分けています。
【まとめ】
今回の調査で見えたのは、子育て家庭の防災が『知らないから進まない』のではなく『きっかけがないから止まっている』という姿でした。実際に見直した人の67%が期限切れに気づいており、手をつけた家庭ほど改善点が見つかっています。
子どもの成長に合わせて中身が変わるぶん、子育て家庭の備えは一度そろえて終わりになりません。備えが進まない理由の上位に「置き場所・収納スペースがない」52%と「賞味期限などの管理が面倒」50%が並んだ一方、自由記述には、賞味期限が近づいた非常食を普段の食事に回して買い足すローリングストックの工夫が数多く寄せられました。無理なく更新し続けられている家庭ほど、備えが実態に合っている様子がうかがえます。
「いこーよ」は、家族のお出かけがもっと楽しく、もっと安心できるものになるよう、子育て家庭のリアルな声にもとづいた情報をこれからも発信してまいります。
【調査概要】家庭の防災の備えに関する意識調査
調査名:家庭の防災の備えに関する意識調査
調査方法:インターネット調査(全国)
調査対象:いこーよモニタークラブ会員
調査期間:2026年8月13日~8月19日
有効回答数:528名
※一部設問は回答者が分岐するため、各設問の回答者数(n)を母数として割合を算出しています
※小数点以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります
【図表・データのご利用について】
本調査内容を各種メディアに掲載・引用される場合は、掲載前に弊社広報(pr@actindi.net)にご連絡いただき、掲載・引用先に「いこーよファミリーラボ調べ」と記載ください。より詳しい調査内容もございますので、お問い合わせください。

いこーよファミリーラボ
毎週いこーよのモニター会員を通じてアンケート調査を行いデータ発表を行っている共創子育てマーケティングラボです。育児・教育・おでかけ市場を中心に、子育て世代の関心やトレンドを独自調査・分析。サービスや商品の企画・販促に役立つ知見を発信しています。子育て層をターゲットにする企業の皆さま、何かご協力ができることがありましたら、いつでもお問い合わせください。

いこーよ
2008年12月にサービスを開始した子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国約10万件の施設情報や10万4,000件以上の口コミを掲載しています(2026年5月現在)。「いこーよ」は家族のお出かけがもっと楽しくなる情報を提供し、お出かけを通じて家族のコミュニケーションや子ども達の笑顔が増えることを願って運営しています。https://iko-yo.net/
【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都品川区東五反田5-22-33 TK池田山ビル2階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月
<本件に関するお問い合わせ>
アクトインディ株式会社
広報担当 電話番号:03-6777-7807(代表)
すべての画像
